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労務管理

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厚生年金について

著者 中小企業の住民 さん

最終更新日:2020年10月21日 10:11

社労士の方がいたら質問です。
厚生年金は強制で義務なのは承知なのですが、今後も(約30年後くらい)あると思いますか?

出来たら厚生年金を積み立てず、自分で保険に入り積み立てたいと思っている30代です。

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Re: 厚生年金について

著者ユキンコクラブさん

2020年10月21日 16:57

> 社労士の方がいたら質問です。
> 厚生年金は強制で義務なのは承知なのですが、今後も(約30年後くらい)あると思いますか?
>
> 出来たら厚生年金を積み立てず、自分で保険に入り積み立てたいと思っている30代です。


厚生年金は積み立て方式ではありません。。。世代間扶助方式のため、自分が今払っている保険料は、今年金をもらっている人たちに振り分けられています。。
よって、自分が払った保険料を、将来もらうものではありません。
また、厚生年金国民年金は、老齢年金だけでなく、障害年金遺族年金があり、万が一のときや、自分の家族のためにも生活費の一部を保障してくれる制度です。
物価変動にも対応しているため、0円にはならないでしょう。。

どのような保険をイメージしているかわかりませんが、
公的年金制度だけでは、生活費すべてはまかなえませんので、民間保険からの保障はあったほうが良いでしょう。

なお、厚生年金に加入できない場合は、20歳以上60歳未満では国民年金強制加入となりますが、こちらは猶予制度や免除制度があります。。。保険料を払わなくても年金がもらえる制度があります。もらう額は少なくなりますけどね。。。

Re: 厚生年金について

著者たかくまさん

2020年10月21日 18:11

こんにちは。
社労士ではありませんが、FP1級を持ち総務人事を15年以上している者です。

年金に関する報道を見ていると、質問者様のような疑問をお持ちになるのはもっともかと思います。
…というか、質問者様の前にもそのような疑問を持たれた方は多くいて、そのたびにいろいろ答えているのが現状です。

この件に対しての答えは、「支給額が減る可能性は極めて高い。ただベーシックインカム等の他の制度の導入以外に年金制度がなくなることはあり得ない。」です。

日本の政府としては、年金制度(国が費用の半分を負担)を維持した方が、廃止して生活保護(国が費用の全額を負担)にまわるより良いと考えているからです。

また、年金を払わず生命保険で何とかするという考えの方も結構いますが、それは損な話です。(年金はそれぞれのライフスタイルや働き方、収入で変わりますので、以下は平均の話をします)

・年金の受給額
最近の調査では、夫婦2人の年金受給額厚生年金で月26万円程度です。
85歳まで生きるとして(65歳まで生きている男性は、ほぼ半分が85歳まで生きます)、65歳からの20年分として6300万円年金を受給できます。

・年金相当額を保険で賄うためには
質問者様は30歳台という事なので、65歳までは約30年(=360月)あります。
6300万円÷360=17.5万円なので、年金の替わりに保険に入るためには、毎月17万円以上の負担が必要になります。
なお、現在の年金保険は、払った額とほぼ同じ額しか受け取れないです。
1000万円払って、年101万円を10年間等。

・手厚い国の年金制度
国の年金制度は、現役中に不幸にも重い障害を負ってしまった場合には障害年金として支給がありますし、一家の大黒柱が無くなってしまった場合には遺族年金の制度もあります。
この障害と遺族の年金制度があるだけでも、一般の年金保険とは違ってかなり有利な話です。

さらに国の年金制度は、「死ぬまでもらえる」ものです。また、物価変動にも対応するというのもポイントです。

> 社労士の方がいたら質問です。
> 厚生年金は強制で義務なのは承知なのですが、今後も(約30年後くらい)あると思いますか?
>
> 出来たら厚生年金を積み立てず、自分で保険に入り積み立てたいと思っている30代です。

Re: 厚生年金について

著者たかくまさん

2020年10月21日 18:11

こんにちは。
社労士ではありませんが、FP1級を持ち総務人事を15年以上している者です。

年金に関する報道を見ていると、質問者様のような疑問をお持ちになるのはもっともかと思います。
…というか、質問者様の前にもそのような疑問を持たれた方は多くいて、そのたびにいろいろ答えているのが現状です。

この件に対しての答えは、「支給額が減る可能性は極めて高い。ただベーシックインカム等の他の制度の導入以外に年金制度がなくなることはあり得ない。」です。

日本の政府としては、年金制度(国が費用の半分を負担)を維持した方が、廃止して生活保護(国が費用の全額を負担)にまわるより良いと考えているからです。

また、年金を払わず生命保険で何とかするという考えの方も結構いますが、それは損な話です。(年金はそれぞれのライフスタイルや働き方、収入で変わりますので、以下は平均の話をします)

・年金の受給額
最近の調査では、夫婦2人の年金受給額厚生年金で月26万円程度です。
85歳まで生きるとして(65歳まで生きている男性は、ほぼ半分が85歳まで生きます)、65歳からの20年分として6300万円年金を受給できます。

・年金相当額を保険で賄うためには
質問者様は30歳台という事なので、65歳までは約30年(=360月)あります。
6300万円÷360=17.5万円なので、年金の替わりに保険に入るためには、毎月17万円以上の負担が必要になります。
なお、現在の年金保険は、払った額とほぼ同じ額しか受け取れないです。
1000万円払って、年101万円を10年間等。

・手厚い国の年金制度
国の年金制度は、現役中に不幸にも重い障害を負ってしまった場合には障害年金として支給がありますし、一家の大黒柱が無くなってしまった場合には遺族年金の制度もあります。
この障害と遺族の年金制度があるだけでも、一般の年金保険とは違ってかなり有利な話です。

さらに国の年金制度は、「死ぬまでもらえる」ものです。また、物価変動にも対応するというのもポイントです。

> 社労士の方がいたら質問です。
> 厚生年金は強制で義務なのは承知なのですが、今後も(約30年後くらい)あると思いますか?
>
> 出来たら厚生年金を積み立てず、自分で保険に入り積み立てたいと思っている30代です。

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