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販管費と製造経費の分け方について

著者 SMMK さん

最終更新日:2023年03月16日 15:19

当社(中小企業)では、内容に関わらず人(部署)で販管費と製造経費を振り分けています。
良くあるところで例を挙げます。
開発部門は”製造経費” サービス部門は”販管費”としています。
開発の人間がよくサービス作業にかり出されるのですが、その時の出張費用などの全てを製造経費としています。 同じ作業を本来のサービス部門で行うと、販管費としています。
このようなものが、年間 結構な額で存在しています。
結果、内容で分けることが正の場合は、その額分だけ動くと言うところになるのかと。
これは、本来のところ どうなんでしょうか?
また、考え方として間違いであっても、簡便にする意味で中小企業の実際はこんなところでしょうか?
経営上のデーターを正確にみる意味でも、内容で仕分けるべきと思っているのですが、事実 これを言い出すと、その時の人件費(工数)も費用を分けるようになり、現状では手間がかなり増え非現実的...。

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Re: 販管費と製造経費の分け方について

著者4畳半一間さん

2023年03月17日 09:24

SMMK さん
こんにちは
文面から貴社では原価計算されているように思いますが如何でしょうか?
発生の都度、会計管理から原価計算管理へ持って行くのは伝票の量が多すぎ大概
貴社経理締め時に処理してます。最初に原価計算手法は何を採用しているかお調べください。
 文面から配賦でお悩みかと推察しましたが、配賦には貴社独自の配賦手順や規則があると思いますのでそれを参照してください。
ざっくりと記述致しますが、その規則には何が直接費で何が間接費であるか、
配賦根底の金額やどのような配賦率であるとかも記載されていると思います。
貴殿の無いようから単純な一方通行的配賦ではなく、往復の配賦のように思いますので、それも併せてお調べください。

Re: 販管費と製造経費の分け方について

著者たなだいさん

2023年03月17日 11:09

> 当社(中小企業)では、内容に関わらず人(部署)で販管費と製造経費を振り分けています。
> 良くあるところで例を挙げます。
> 開発部門は”製造経費” サービス部門は”販管費”としています。
> 開発の人間がよくサービス作業にかり出されるのですが、その時の出張費用などの全てを製造経費としています。 同じ作業を本来のサービス部門で行うと、販管費としています。
> このようなものが、年間 結構な額で存在しています。
> 結果、内容で分けることが正の場合は、その額分だけ動くと言うところになるのかと。
> これは、本来のところ どうなんでしょうか?
> また、考え方として間違いであっても、簡便にする意味で中小企業の実際はこんなところでしょうか?
> 経営上のデーターを正確にみる意味でも、内容で仕分けるべきと思っているのですが、事実 これを言い出すと、その時の人件費(工数)も費用を分けるようになり、現状では手間がかなり増え非現実的...。

今回のご質問の趣旨として、開発担当の方がサービス作業に従事する場合の原価についてのお話なのでしょうか?
根本的な原価計算としては正しく感じられますので、現状のままが一番いいと思います。
次に、本来サービス部門の方がされるべき作業を開発の方が作業されているということであれば、それはサービスの方と同じ位置に原価は振られないといけません。
なぜならば、本来製造原価に入れるべきでない原価を製造原価に入れることになってしまうからであります。
配賦単位をどのようにされているかわかりませんが(配賦をしていないかもしれませんが)、その時に製造している商品の製造原価に直接にせよ間接にせよ影響を及ぼさない原価は製造原価に含めてはいけません。
ただし、瑕疵によるものなど、製造に起因する原価であれば、それは製造原価に含めるべきと考えます。
管理会計上ではありますが、開発担当の方の原価を、実際の製造原価瑕疵等による原価、サービス部門における原価の3つに分類し、3番目を販管費、それ以外を原価に計上されてみてはいかがでしょうか?
配賦区分の設計は各企業の実態に即して行うのがいいと思います。
そのためには何のためにかかった原価なのかを把握しておく必要があります。
これだけだと不安だと思いますので、もしさらに突っ込んだ話ということであれば、もう少し詳細な条件等を教えていただければと思います。

Re: 販管費と製造経費の分け方について

著者SMMKさん

2023年03月17日 11:44

ありがとうございました。
確認します。

Re: 販管費と製造経費の分け方について

著者うみのこさん

2023年03月17日 12:00

既に解決済みかもしれませんが、私見を。

簡便的な方法ということであれば、現在の方法でも十分でしょう。
あとはどこまで企業として正確に原価を把握するのか、ということになります。

人ではなく作業内容で分けるべきですし、費用だけでなく、労務費もそうやってわけるべきでしょう。
しかし、おっしゃるように、手間の問題が付きまといます。
どこまで手間をかけて正確な原価を求めるのか。
それは費用対効果を考えなければなりません。
正確な原価把握とそれにかかる費用はトレードオフです。

貴社の実力としてどこまでやるべきなのかは、よく考える必要があるでしょう。

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