相談の広場
今年から事業部制会計を導入になり運用方法を顧問の税理士に相談したのですが、会計ソフトのデータファイルを事業部単位で個別に作り決算で合算しましょう。と言われました。ふと思ったのですが当社が使用している会計ソフトは部門別管理機能が付いているので、データファイルを分けずに1つのデータファイルで運用できるんではないのかと思うんですがおかしいでしょうか?
当社はサービス業ですが個別原価管理の導入を検討しています。サービス業でも製造原価報告書にある科目の名前をすこし変えて使用してもいいのでしょうか?いろいろ調べたのですがわかりません。可能でしょうか?
当社の顧問税理士に相談したのですが何でそんなことをするのと言われます。会計ソフトで原価管理することを否定されます。
おかしいことを言っているのでしょか?
大変困っています。よろしくお願いいたします。
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インターネットでこの勘定奉行個別原価管理編というのをみただけなので、どこまで正確なコメントができているか、完全に自信があるわけではありませんが、「乗りかかった船」ですのであえてコメントさせていただきます。
個別原価計算上の配賦を正確に行えそうですし、計算ミスというのはなさそうですよね。おそらく進捗率などもインプットできるのでしょう。管理も便利になりそうですし、導入には賛成です。私が以前勤めていた会社でもお金があれば導入したかったなー、と思いました。
ただ、実際の進捗管理を誤ってしまうと金額を誤ってしまいますので、そこはしっかりやらないといけません。不正の発見についても、ポイントは担当者の進捗報告が正しいのか、ごまかしていないか、というところが論点になってくるのかと思います。
もっとも、そこについてはエクセルで管理していても同じことです。今回のシステム導入は内部管理の質が向上するのでいいと思います。
税理士さんにもその旨を伝えれば理解してくれるはずですよ。
山野会計事務所
http://www.yamano-tax.jp/
会計ソフトによっては、事業部管理ができます。
少なくとも私が以前使っていた勘定奉行や当事務所で取り扱っている弥生会計やTKCにおいては、どれも可能でしたし、よく部門を分けて業績管理をしていました。
データファイルを分けてしまうと以下のようなデメリットがあります。
1)会社全体の業績がすぐにわからず、常にデータをそれぞれから引っ張ってきて、合算する、ということが必要になります。
2)1)に似ていますが、寄付金や交際費として税務上使える限度額の計算をするといった個別にデータを見たいとき、そのたびごとに、各ファイルから金額を引っ張ってこなければなりません。
3)それぞれのデータのファイルをみるたびごとに、ログアウトをしなければならず、一つのファイルで部門管理しているときと比べて、手間がかかります。これは人によってストレスになるかどうか変わりますが。
前職の事業会社で、部門を6つくらい管理していたので経験上いいますが、多分面倒くさい。ということになると思います。
おそらく税理士さんは帳簿を見る都合上、部門は特に関係ないので不都合・不便なことはありませんが、運用する側からすれば不便になるだけだと思いますよ。
個別原価計算ですが、会計ソフトで管理できるかどうか、というところです。御社のサービスの内容と使用している会計ソフトによっても異なってくるのでしょうが、会計ソフトだけで管理をするのは逆に不便になるかもしれません。
会計上の数値をインプットして、財務諸表を作るという点において、会計ソフトは優れていますが、原価管理をしようとした場合、asoさんが使いたいように会計ソフトが機能してくれるかは疑問です。excelのようなもので別途管理した結果を、会計ソフトに入れるとしたほうが良いような気がします。
ですので、やってはいけないかどうか、という点では、請求書などの資料が揃っていれば、一応問題にはならないのでしてもよいわけですが、asoさんにとって適切なのかは疑問です。
税理士さんもそのことを言いたかったんではないですか?
山野会計事務所
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