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職場で悪口・不平不満を言いふらす人

◆目次

・職場で悪口・不平不満を言いふらす人
・会社や仲間への損害とは
・対応策
・まとめ


◆職場で悪口・不平不満を言いふらす人

職場に、口を開けば人の悪口、会社への不平不満
を言う人はいませんか?
残念ながら、このような人は一定数います。

「そんなに嫌ならさっさと辞めればいいのに」
と周りは思っています。
しかし、そういう人に限って辞めません。

このような人は、職場の秩序を乱し、
みなさんの士気を下げます。

会社や仲間に損害を与えていますので、
断固とした対応が必要です。


◆会社や仲間への損害とは

会社や仲間に与える損害とは、
具体的にどのようなことでしょうか。

1.悪口を言われた人は傷つき、職場に行くのが辛くなります。
それが高じて精神疾患になる人もいます。
一度精神疾患になると、社会復帰が難しくなります。
医療費もかかります。

2.悪口を聞かされている人は、
「自分も陰で悪口を言われているのではないか」
と疑心暗鬼になり、安心して仕事に集中できません。
仕事に行くのが辛くなり、退職を考え始めます。

3.新入社員は、トラブルを避け、早々に辞めていきます。
また就活を始めなければなりません。
会社側も、またお金をかけて募集し、
時間と労力をかけて面接、採用をしなければなりません。

4.このような人は、取引先にも内情を言いふらしますので、
会社側は、顧客や取引先の信用を失うリスクがあります。

5.社内のコミュニケーションがとりづらくなるので、
情報が共有できず、ミスが増え生産性が低くなります。
クレームも多くなります。


このように、軽い気持ちで言い放つ悪口や不平不満が、
さまざまな方面に悪影響を及ぼすことになります。


◆対応策

1.まずは、上記のような悪影響があることを
きちんと伝えます。

2.そして、
「職場は仕事をするところです」
「言いたいことがあれば、改善提案として堂々と申出ること」
等のルールを就業規則に規定し、全従業員に伝えます。

3.それでもダメなら、個別に注意指導、
それでもダメなら就業規則に則って
懲戒処分を粛々とします。


◆まとめ

悪口や会社への不平不満は、人を傷つけ、
職場の秩序を乱し、仕事の生産性を低下させます。
その悪影響をきちんと説明し、自覚させましょう。

それでもダメなら懲戒処分や、昇給・昇格・賞与などの
処遇に反映させ、改善を求めましょう。

「あの人はああいう人なんだからさ」
と何も手を打たないのが一番悪いです。

仕事中は仕事にだけ集中できる職場環境を
ぜひ整えていただきたいと思います。
従業員は職場環境を選べないのですから。


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