企業法務

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会社の支払状況等を他社取引先へ口外

最終更新日:2008年03月12日 15:25

こんにちは。教えてください。

予定していた売掛金の入金が遅くなり、買掛金の支払いが遅れてしまいました。
もちろん、支払いが滞った当社が悪いのですが、
その相手先（支払先）の担当者が、当社と取引のある会社へ行った際に、
当社が先月分の代金の支払いをしてくれないとかって話をしていったらしく、
その話がたまたま社長の知り合いの方の耳に入り
「こんな話聞いたけれど大丈夫か？」と社長へ知らせがあったんです。
現在、個人情報保護法などうるさくなってきた中で、会社のこういう情報を
口外するというのは何か違反になったりしないのでしょうか・・？

実際、その取引先からの発注も今現在止まってしまった状態です。
注文が入らないというのは経営にもかなりひびいてきますし、当社の他社への信用問題にもかかわってくるかと思います。
そういう話をペラペラと他社の人間に話し歩くようなところだと今後の取引も
考えなくてはいけないと思っていますが、
掛代金の支払を済ませないと強いことも言えないのかなと思ったり・・。

契約書を見てみると、機密保持等の条項は載っていませんでした。
支払いが滞った当社が悪いと諦めるしかないのでしょうか・・。

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Re: 会社の支払状況等を他社取引先へ口外

著者外資社員さん

2008年03月12日 16:39

＞現在、個人情報保護法などうるさくなってきた中で、
＞会社のこういう情報を
＞口外するというのは何か違反になったり
＞しないのでしょうか・・？
事実なら仕方がないでしょう。
支払い等の信用情報は取引先でも重要ですから、
口外しない約束をしていない限り、
取引の信義を問うことは出来ません。

＞個人情報
勘違いする人が多いのですが、個人情報保護法は
全く関係ありません。
今回は、あえて言えば商業上の機密情報になりますが、
あなたの会社が”機密情報”として扱って下さいと
言わない限り、その義務もありません。

＞契約書をみると機密保持の条項は載っていません
相手を責める前に自身の情報管理をしないと、
今後も同様な問題がおこりますよ。
契約に無かろうと、機密情報は機密として守る必要が
信義としてありますので、そうしたければ、
自身で口外しないようにお願いするべきと思います。
契約書に機密保持の定めがあっても、機密情報の規定に
あたらない、それが機密情報だと言わない限り無効です。