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労務管理

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秘密保持について

著者 すぎさん さん

最終更新日:2008年05月20日 15:43

弊社は社員約50名で、イベントの企画・施策・進行及び音響・照明機材操作を業務とする会社で、個人のパソコンを業務に使用しており、申請者のみ私有機器業務手当を支給しております。
まず、お尋ねしたいのですが、手当は全員に支給すべきでしょうか。
また、今までは職員が退職する際、顧客情報・業務に関するノウハウを持ち出されており、退職者が競合関係先等に就職した場合、顧客がそちらに流れておりました。
そこで、今後は秘密保持誓約書を交わしたいのですが、個人所有のパソコンに対して、そのような制限を掛けることは、可能でしょうか。
どなたかお知恵をお貸し下さい。

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Re: 秘密保持について

出来ることなら、個人のパソコンを業務に使用することを禁止するか、早急に現状を調査し、ルールを決めなければなりません。
個人所有のパソコンに対しての制限という捉え方ではなく、服務規律の一部として情報の取り扱いのルール化・遵守、です。企業秘密漏えいのリスク管理として必要です。
専門の業者(ITベンダーやリース会社など)に相談しながら、でもよいでしょう。

個人のパソコンを使うのに手当てを出すという考え方がよく分かりません。
対象者と秘密保持誓約書を取り交わす必要はあります。

その上で、個人所有のパソコン内のデータを調査する場合は、データの改変などを防ぐため、専用の書き込み禁止装置またはソフトウェアを利用して確認するか、専用の複製装置を利用してデジタルデータの完全な複製を作製し、複製したデジタルデータに対して調査を実施します。
その場合はあらかじめ同意書をとっておきます。
調査の同意を得る場合、対象となる個人所有パソコンが家族などにより共同使用されている場合、基本的に家族全員の同意が必要となります。
また、対象者から「意味が分からずに署名させられた、同意書は無効だ」との抗弁が出ないためにも、何をしようとしているのか事前に十分説明する必要があります。

ありがとうございます。

著者すぎさんさん

2008年05月21日 10:25

暁様
早速、ご返答頂きありがとうございます。
お恥ずかしい話なのですが、職員にパソコンを整備する余裕がなく、さりとて業務上、必要であるため職員も仕方なく個々に持ち寄ってきている状況です。

何度か環境を整える話は出たらしいのですが、いつのまにか立ち消えになり、現状に至っております。

本来、あり得ない話であると思いますが、現実として個人所有の機器を使用せざるを得なく、せめてもという意味で、手当が支給されることになりました。

色々な面で社内管理体制がずさんで、一つずつ整理していくために、今回の質問をさせていただきました。

ご回答を参考に取り組んでいこうと思います。
本当に、ありがとうございます。

Re:

著者もやしさん

2008年05月21日 21:05

色んな保護装置をつけるくらいなら、社員1人に1台ノートPCを会社で用意したほうが安そうな気がします。

新品と考えるから大変なわけで、中古とかリース落ちのものをOA専門のリサイクルショップで買えば1台2万もしない時があります。
大手メーカーの法人部門でも、簡単なノートだったら5万ぐらいからあったような気がします。もちろんリースや分割もありますから、安心です。

機密保持についてはOSのセキュリティレベルの設定で、技術担当者以外はユーザー権限にしてしまえば良いのではないでしょうか?

それで、会社の貸与設備ということにして、機密保持契約書を交わせば、悪さはできなくなると思います。

流出するノウハウやデータによる損失や、毎月の手当てを払うぐらいだったら、安い気がしますけど、どうでしょう?

新品でも、こんな感じです。↓
http://www1.jp.dell.com/content/products/productdetails.aspx/vostronb_1000?c=jp&cs=jpbsd1&l=ja&s=bsd

ありがとうございます。

著者すぎさんさん

2008年05月22日 11:04

もやしさん
ありがとうございます。

パソコンを使用し始めたころから今の形態で、環境を整える話は何度かあったのですが、うやむやとなり職員もあきらめてしまい、この状況が当たり前になっております。

私自身も転職してきた当初から、何度か提案しているのですが、提案方法が未熟であるためか、未だに承認されません。

ただ、現状は必ず変える必要がありますので、あきらめずに
提案しつづけていこうと思っております。

当面は、暁さんがご提案下さった誓約書ならびに同意書を取り交わしていき、少しづつでも意識改革を進めていくつもりです。

お忙しい中、具体的なアドバイスを頂き、本当にありがとうございます。
今後も、色々とお知恵をお貸し下さい。
よろしくお願いいたします。

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