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未上場株の売買

著者 マイッタ朗 さん

最終更新日:2009年06月30日 21:40

未上場株の売買の売買に関しお教え願います。
未上場株の売買価格はどのような基準で決めればよいのでしょうか?
買取を要求している者が額面での買取を要求しており、それが世間一般で行われている常識的なやり方である、と主張しています。
この株の会社は保有資産資本金の50%強まで減少しております。
株の売買は、会社の価値、評価額を基準に売買すべきものであると私は考えているのですが、この者が主張する”額面での買取が常識”、というのは本当でしょうか?
未上場の株の取引は、会社の承認を得た形での、個々の交渉による取引であり、売買価格もこの交渉による合意額による売買であるべきと私は思うのですが、いかがでしょうか。

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Re: 未上場株の売買

著者smileyさん

2009年07月01日 15:50

額面での買い取りが常識かどうかといわれれば、そうではないと思います。
一度、株の買い取りでもめた経験からいえば、
譲渡制限があるかないかでも違いますが、買い取り額は買取請求のあった時点の評価額となるのではないでしょうか。
額面と評価額が著しく違った場合に額面での取引となると税金の問題も生じます。
買い取りを要求している者が、会社の算定した金額に納得できない場合は、自分の請求額の根拠となるものを提示し、話し合いになると思います。(株価の算定方法は色々あるので)
株の所有者がどうしても買い取り金額に納得いかない場合は、買い取り金額についての訴訟をするしかないかと。
そうなると、裁判所の出した金額が買い取りの額になると思います。
裁判になると、費用がかかりますので買取請求する側もよほど金額に違いがない限りは訴訟までいかないのではないでしょうか?
また、未上場でも譲渡制限がない場合は、株主が会社の提示した金額で納得できない場合は、第3者に好きな金額で譲渡すればよいことになるとおもいます。
半官半民みたいな株式会社の株式を額面で買い取ってもらったこともありますが、それが常識的なやりかたとはならないと思います。今回のケースの場合は、あきらかに額面より実勢の株価が低いようですので、まずは、弁護士や会計士などに間にはいってもらい話し合いをされてはどうでしょうか?
株の買い取りについては揉めることが多いと聞きます。早いうちに専門家に相談されることをお勧めします。

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