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創立費の処理について

最終更新日:2009年07月31日 11:38

こんにちは。

創立費について調べてみると、2つの処理方法がありました。

①支出時に費用として処理する。

繰延資産として計上する。この場合、5年以内で定額法により償却。


どちらで処理をしたら良いのか分かりません。
もし、繰延資産とした場合、年数はどういう基準で決めれば良いのでしょうか?

初歩的な質問かもしれませんが、教えてください。

よろしくお願いします。

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Re: 創立費の処理について

著者井藤行政書士事務所さん (専門家)

2009年07月31日 12:09

税法上は任意償却であり、創立年度に全額償却することができますので、「①支出時に費用として処理する。」のが一般的です。

創立費が多額になり、会社の損益等の理由で、初年度で全額償却するのではなく、複数年度で償却したい場合は、「②繰延資産として計上する。この場合、5年以内で定額法により償却。」することもできます。この場合、当然税務上も償却期間に合わせた費用となります。

償却年数は5年以内であれば期間は任意に設定できます。(特に従わなければならない基準はない)

Re: 創立費の処理について

> こんにちは。
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> 創立費について調べてみると、2つの処理方法がありました。
>
> ①支出時に費用として処理する。
>
> ②繰延資産として計上する。この場合、5年以内で定額法により償却。
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>
> どちらで処理をしたら良いのか分かりません。
> もし、繰延資産とした場合、年数はどういう基準で決めれば良いのでしょうか?
>
> 初歩的な質問かもしれませんが、教えてください。
>
> よろしくお願いします。

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創立費は、原則として、支出時に費用営業外費用)として処理することが求められています。
ただ、創業時に掛る必要費用は計り知れない場合がありますので、会計基準として、定額法により五年以内に償却することが認められています。その基準を途中で変更することはできません。

つまり、一度決定すれば、期間内に行うことが絶対条件です。


※<創立費会計処理>

http://www.k3.dion.ne.jp/~afujico/kaikeijiten/j0906.htm

Re: 創立費の処理について

井藤行政書士事務所 様
akijin 様

ありがとうございます。
とても分かりやすかったです。

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