相談の広場
ある検定試験の問題です。
設問 次の資料に基づき、5月31日の取引として、正しい仕訳を選びなさい。
1.取引の概要
4月10日 イタリアから家具(18000ユーロ)を掛でしいれた。
4月30日 銀行で18000ユーロ分の外貨両替を行い、日本円で支払った。
5月31日 4月10日の取引による買掛金を4月30日に交換したユーロで支払った。
2.為替レートの推移
4月10日 1ユーロ150円
4月30日 1ユーロ165円
5月31日 1ユーロ155円
ア、(借) 買掛金 2,790,000
(貸)現金 2,790,000
イ、(借) 買掛金 2,700,000
(借) 為替差損 90,000
(貸)現金 2,790,000
ウ、(借) 買掛金 2,700,000
(借) 為替差損 270,000
(貸) 現金 2,970,000
エ、(借) 買掛金 2,970,000
(貸) 現金 2,970,000
正解はイなのだそうですが、理解できません。
私としては、正解がウと思っているのですが・・・。
解説していただけないでしょうか?
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> ある検定試験の問題です。
> 設問 次の資料に基づき、5月31日の取引として、正しい仕訳を選びなさい。
>
> 1.取引の概要
>
> 4月10日 イタリアから家具(18000ユーロ)を掛でしいれた。
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> 4月30日 銀行で18000ユーロ分の外貨両替を行い、日本円で支払った。
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> 5月31日 4月10日の取引による買掛金を4月30日に交換したユーロで支払った。
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> 2.為替レートの推移
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> 4月10日 1ユーロ150円
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> 4月30日 1ユーロ165円
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> 5月31日 1ユーロ155円
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> ア、(借) 買掛金 2,790,000
> (貸)現金 2,790,000
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> イ、(借) 買掛金 2,700,000
> (借) 為替差損 90,000
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> (貸)現金 2,790,000
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> ウ、(借) 買掛金 2,700,000
> (借) 為替差損 270,000
> (貸) 現金 2,970,000
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> エ、(借) 買掛金 2,970,000
> (貸) 現金 2,970,000
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> 正解はイなのだそうですが、理解できません。
> 私としては、正解がウと思っているのですが・・・。
> 解説していただけないでしょうか?
4月30日で両替しているため為替差益が発生していると勘違いされているから答えが(ウ)になるのだと思います。
買掛金が支払われているのは5/31日ですので、その日で為替差益が発生します。
問題にも5/31日の取引とありますよ。
4月30日は、あくまで両替した日でしかありません。
> 4月30日で両替しているため為替差益が発生していると勘違いされているから答えが(ウ)になるのだと思います。
> 買掛金が支払われているのは5/31日ですので、その日で為替差益が発生します。
> 問題にも5/31日の取引とありますよ。
> 4月30日は、あくまで両替した日でしかありません。
ご回答ありがとうございます。
ご指摘の通りと思う反面、私としては以下のような理解をしているのですが、勘違いでしょうか?
5月31日の為替レートで支払を行った場合は、ご指摘の通りと理解できますが、今回は、4月30日に両替したユーロで支払っています。
これは、4月30日に為替予約をしたことと同義であるため、この時点で為替差損が決定しているのではないでしょうか?
例えば、この会社に現金が297万円しかなかったと想定すると、4月30日段階で、現金(日本円)はゼロになります。
そうすると、5月31日時点では、4月30日に両替したユーロで支払うため、現金は日本円もユーロもゼロの有高です。
一方、為替差損が9万円しか発生していないとするならば、帳簿上の現金は、18万円残っています。
このミスマッチはどう考えたら良いのでしょう?
普通は、現金過不足として考えるのでしょうが、実務上、これを為替差損と考えることは間違えでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。
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