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総務の給湯室

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裁判の費用は?

著者 つるる54 さん

最終更新日:2008年10月25日 17:40

どなたか教えて頂きたいのですが。
以前期間を定めて雇用した社員「原告」から会社宛に訴えられました。
小額訴訟で告訴されましたが、当社で本裁判に切り替えました。
半ば、言いがかりのような内容です。
教えて頂きたいのは、弁護士を付けることのない本裁判には費用はいかほどかかるものでしょうか?
当社が潔白を証明するためにかかった費用は請求出来るものではなく、
しかし、告訴した原告にも幾何かのペナルティが付かなくては、訴え得となり
小額訴訟の限りのある範囲内でですが、野放しになってしまいそうです。
せめて、裁判に負けた場合、費用を払わなければならないなら、原告も考えると思いますので。

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Re: 裁判の費用は?

著者 Maria さん

最終更新日:2008年10月25日 23:20

> どなたか教えて頂きたいのですが。
> 以前期間を定めて雇用した社員「原告」から会社宛に訴えられました。
> 小額訴訟で告訴されましたが、当社で本裁判に切り替えました。
> 半ば、言いがかりのような内容です。
> 教えて頂きたいのは、弁護士を付けることのない本裁判には費用はいかほどかかるものでしょうか?
> 当社が潔白を証明するためにかかった費用は請求出来るものではなく、
> しかし、告訴した原告にも幾何かのペナルティが付かなくては、訴え得となり
> 小額訴訟の限りのある範囲内でですが、野放しになってしまいそうです。
> せめて、裁判に負けた場合、費用を払わなければならないなら、原告も考えると思いますので。

本裁判と書かれていますが、
少額訴訟の提訴を受け、会社側が簡易裁判所での通常訴訟への移行を申し出た、
そして、弁護士を立てない本人訴訟である、
ということでよろしいでしょうか?

訴訟費用には、訴状やその他の申立書に収入印紙を貼付して支払われる手数料のほか、書類を送るための郵便料及び証人の旅費日当等があります。
訴訟額や送付する書類の数、証人の有無によって変わりますので、一概にいくらとは言えませんが、
費用の目安はだいたい訴訟額の3~5%程度と言われているようです。

前述の訴訟費用は原則として敗訴者の負担(民事訴訟法第61条)となりますので、
勝訴側の分も敗訴側が負担することになります。
ただし、勝訴側にも落ち度があった場合などは、裁判所が負担割合を指定する場合もあります。

なお、日本の民事訴訟法では本人訴訟を基本としているため、弁護士費用は訴訟費用に含まれません。
したがって、弁護士を立てた場合、弁護士費用はその人が全額自己負担することになります。

補足

著者 外資社員 さん

最終更新日:2008年10月28日 12:38

>告訴した原告にも幾何かのペナルティが付かなくては、
>訴え得となり、小額訴訟の限りのある範囲内でですが、
>野放しになってしまいそうです。
やはり、この目論見は無駄のように思えます。

相手側への負担で考えれば、通常訴訟になろうが、裁判費用(印紙代)は請求額で決まりますので、原則 少額訴訟と変わらないはずです。

会社側が全面勝訴になったとしても、
相手側に請求できるのは;
印紙代(請求額の1%)、
訴状や準備書面・証拠の提出費用(一回1000円程度)、
裁判所に出廷した日当(一回4000円弱・遠隔地だと2日分)、
交通費(直線距離で算出)、
証拠(医師の診断書など)の取得費用(実費+160円)
せいぜい、数万円ではないでしょうか。

Mariaさんが書いている通り、会社側の弁護士費用は請求できず、通常訴訟でも、本人訴訟を相手が選べば弁護士費用はかかりません。

会社も弁護士を雇わないことは可能ですが、万一 負ければ相手の請求+上記費用を払うことになります。
負けない為に、弁護士を雇えばその費用がかかります。
通常訴訟で、事実関係の争いになれば、かなりの日数と作業が必要となります。(少額訴訟は一期結審が出来る)
社員の人件費を考えれば、数万円の出費をさせるのに、その数倍以上の出費になることは明白だと思います。

通常は、和解の話し合いがあっての上で駄目ならば裁判ですが、状況からそれは無いとの前提で書きました。

無茶な訴訟だろうと、裁判を受ける権利は憲法で保障されていますので、それには対抗できません。
自らの正しいと思うことを堂々と主張されれば如何でしょうか。

お礼

著者 つるる54 さん

最終更新日:2008年11月07日 05:02

> 自らの正しいと思うことを堂々と主張されれば如何でしょうか。
どうもありがとうございます。
原告はとうとう他の会社に対して、笑いたくなるようなセクハラに対して訴訟を起こしています。
30万円の請求ですが、訴えられた会社としては、半額なら払うと言っているみたいです。手間を考えれば、15万の方が安いとのことです。
当社はまるっきりの言いがかりなので、戦っております。
おかげで余分な時間がのしかかっております。
払ったらおしまいだと自分に言い聞かせて、大量の書類を作っております。
しかし、おかげで、本来の仕事に支障をきたしておりますが
精神的苦痛は請求出来ないものかとも思っておりますが。

Re: 裁判の費用は?

著者 つるる54 さん

最終更新日:2008年11月07日 05:03

どうもありがとうございました。

Re: お礼

著者 外資社員 さん

最終更新日:2008年11月07日 08:59

> > 自らの正しいと思うことを堂々と主張されれば如何> 30万円の請求ですが、訴えられた会社としては、半額なら払うと言っているみたいです。手間を考えれば、15万の方が安いとのことです。

そういうことなのですね。
確かに費用対効果を考えれば、折れてしまうのも簡単なのですが、やはり言いがかりならば、その点は和解書の中でもはっきりした方が良いですね。 覚えのないことで不用意に和解すれば認めることになりますので。 とは言え、相手が勘違いを認め取り下げるならば、お金で片づけることも、ありとも思います。 とは言え、”言い分は認めない”ということをはっきりしないと、後でまた問題になる危険があります。

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