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人事考課者が犯しやすいエラーについて 3

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超・成果主義「ハイブリッド型人事制度」を作る!  vol.16

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【世の成果主義批判を排す!!!】

 成果に結びつく人事制度を構築するため「ハイブリッド型人事制度」を提唱

しています。


湯浅経営センター:湯浅哲彦
blackbox@silver.ocn.ne.jp
http://www.yuasa-keiei-center.com/


▼ブログ「経営コンサルタントのハイブリッド日記」はこちら▼
http://blog.livedoor.jp/yuasa5717/


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□今回のテーマ : 人事考課者が犯しやすいエラーについて 3


 みなさん、こんにちわ。湯浅です。

 今回は人事考課者が犯しやすいエラーの最終回です。

 人事考課を行うに当たって自分にはどのような傾向があるのか、意識するよ
うにして下さい。まず、意識することです。意識することで知らず知らずのう
ちに人事考課のエラーを押さえることができるようになってきます。

 人事考課を行う前に人事考課についての研修を実施することも大切ですが、
人事考課の後に研修を行うことも重要です。P-D-C-Aの管理サイクルを
ここでも活用することが望まれます。


 E.対比誤差

   考課者が自分自身を基準(ものさし)として判定を下してしまう傾向を
  いいます。

   つまり、考課者自身が保有する個々の特性や能力の程度によって、その
  特性や能力に関する要求基準が極端に高くあるいは低くなるため、被考課
  者(部下)の特性や能力についての考課が考課者自身の状態と反対の方向
  に歪むことがあります。

   考課者が得意としている分野に関しては部下に対する評価が厳しくなる
  ことがあります。「俺が若い頃はもっと頑張ったものだ。」等と自分と比
  較してしまうことがあります。

   逆に考課者が苦手にしていること、例えばIT関係に弱いと、PCが使
  える部下の評価がやたら高くなったりします。

   対処法としては次のことが考えられます。

   ◎日頃から自分自身の考課のクセをよく理解し、考課基準に照らして正
    しく考課するよう心がける。

   ◎考課者自身が「考課することは、考課されること」の考えに立ち、客
    観的な態度で考課に望む。


 F.近接誤差

   考課表の上で近接している考課要素の考課結果が類似する傾向を指しま
  す。

   特に関係があると思われる要素の間に強く表れるエラーです。

   対処法としては次のことが考えられます。

   ◎考課表の設計に当たっては、類似している要素は近づけてはならず、
    できるだけ離す。また反対に意味内容が明らかに異なる要素は近づけ
    て配列する。

   ◎考課する際、考課要素を一つずつ取り上げて、一つの考課要素につい
    て全員を考課する。考課する時間の多少のズレにより近接誤差をそれ
    だけ防ぐことができる。


G.メイキング

   考課者があらかじめ被考課者の合計点数を勝手に決めて、その合計点数
  に合わせて一つ一つの考課要素の評価を調整してしまうことです。

   部下が70点以上の評価が得られれば資格・等級が上がるすれば、何と
か70点になるように点数をつけることが典型的な例です。

   また、複数の被考課者を評価する場合、あらかじめ部下の序列をつけて
  その序列通りになるよう点数を差配することもあります。

   このメイキングを行うことは確信犯ですので、有効な対処法はありませ
  ん。

   メイキングを行うような者に人事考課させることそのことが問題になる
  でしょう。


 ※考課者の役割をもう一度確認しておきます。

  a.企業・組織における人事管理は人事部や人事課だけの仕事ではなく、
    それぞれの仕事場における管理者が行うべき極めて重要な責務の一つ
    です。

  b.考課者は「記録係」、経営者や人事課は「活用係」としての立場を十
    分に理解すること。


 人事考課者が犯しやすいエラーについては今回で終了します。

 次回からは勤務態度制度について説明します。


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〒584-0073
大阪府富田林市寺池台3-19-24
tel:0721-29-9486
fax:0721-29-9486
携帯:090-2285-1006
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