━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/10/09(第154号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】
■□ 財務アプローチで儲かる会社を作る
■□
http://www.tm-tax.com/mm-k.htm 購読者数 5,723名
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おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今日は時間がなくなってしまいました。もうそろそろ出ないと間に合い
ません。したがって、序文はなしで...
(なぜか、序文はいつも最後に書いているのですね。編集後記よりも
あとに。こっちの方が本当の編集後記(笑))
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
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■■
■□ 回収なくして売上なし
■■
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●利益資金一致の追求、まずは、何といっても回収ですね。
何の回収かって、もちろん、売上代金の回収です。
売掛金、
受取手形をいかに早く回収するか、ということです。
これについては、あまり考えていない、簡単に考えすぎている会社が
多いような気がします。
売上を上げることが最重要であり、それさえできれば安心して回収の
ことはあまり考えない、回収はほっておいてもできる、と思っている
会社、営業マンが多いのではないでしょうか?
●しかし、この回収で躓いてしまう会社も、多いですね。
取れない、というのは最悪ですが、そこまで行かなくても、
入金が遅かったり、ルーズだったり、全額入らなかったり、約束の
サイト自体が非常に長かったり、手形が多かったり...
スムーズに回収できていないケースは、非常に多いです。
払うのは、先方(得意先)ですから、先方に原因があることは間違い
ありませんが、それを誘発してしまっているのは、こちらに原因があり
ます。
たとえそうでなくても、こちらに原因があると思ったほうがいいです。
●基本的な考え方は、「商品を渡した、サービスを提供した」だけでは
売上ではない! ということです。
もちろん
会計的には売上は立つのですが、経営的には売上ではない、
と考えることが基本です。
会計はあくまでも
財務諸表を作るための
基準です。税金を計算するためのルールに過ぎません。
経営をやっていくためには、回収して初めて、
現金になって初めて
売上と考えるのです。これは基本中の基本です。
この感覚を営業マンに持ってもらわないといけないですね。
売上を上げる最前線にいる営業マンが、納品すれば売上と思っていたら
大変なことになってしまいます。
もちろん、回収をまったく考えないということはないと思いますが、
「回収して初めて売上」ということを強く思っていないと、回収が
早くなることはありません。
営業マンの評価も、できれば回収時点で行いたいものです。
販売と回収と両方を取り込んだ評価にしては、どうでしょうか?
私は、それだけ営業マンの意識というものは、重要だと思います。
●もちろん、経営者の意識はさらに重要です。
ただ経営者者その辺はよくわかっていると思います。
何しろ、回収しなければ資金がつまってきますから、経営者は何とか
資金を集めようとします。利益よりも資金がなければ、それこそ倒産
してしまいますからね。
ところが、借入や支払いで資金繰りをしても、
売掛金をもっと早く
回収して資金繰りをしようというアプローチは少ないようですね。
回収の重要さはわかっているのに、回収で資金繰りをしようとしない、
なぜなのでしょうか?
1つには、相手があること。自分だけでできることならすぐできるが、
相手を動かして資金繰りをしようというのは、手間がかかるという
ことですね。時間のかかる対策なのです。したがって急な資金繰り
対策には使えないのです。
それと、もう1つは、得意先だから遠慮している、というのがありま
す。得意先の機嫌を損ねると、次から買ってもらえなくなる...
そんな心配もあるから、早く払ってくれと言えない...ということ
があるのではないでしょうか?
しかし、そこはお互い
契約の関係。きっちり
契約すべきことは
契約し、
それに違反すればキッチリ言う。これはビジネスの基本として割り切
って考えないといけないですね。
●
売掛金の回収を早くする、回収があって初めて売上になる、というこ
とを意識してもらうことの重要性は、おわかりになったかと思います。
そして、これをやることは、場当たり的な資金繰りではなく、ずっと
続いていく資金繰り好循環の基本になります。一度、早期回収のいい
流れを作れば、あとは大した努力をしなくても、好循環が続いていく
ということです。
自社の取引慣習を作ってしまう、ということです。
これをやらない手はないですね。
早速、早期回収の実行をしてみてください。
来週はさらに具体的に行きたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━〔いよいよ今週!セミナーご案内〕━━
■中小企業M&A活用法セミナーやります!
日本M&Aセンター +
税理士北岡 修一
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中小企業のM&Aに焦点を絞ったセミナーをやります。
M&Aは、興味はあるがどのように進めるのか、どこに相談していい
のかわからないという方、是非、ご参加ください。
中小企業M&A
仲介のNO.1会社と、私(北岡)で、皆様の疑問に
お答えします。
●日時:平成18年10月19日(木)13:30~15:30
●場所:日本M&Aセンター研修室 東京駅日本橋口徒歩0分
丸の内トラストタワーN館12F
http://www.nihon-ma.co.jp/
●参加費:3,000円
※特典 :書籍「中小企業
M&A成功事例ファイル」もれなく進呈!
※お申込みは →
http://www.tm-tax.com/seminor1/topics.cgi
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下記2行コピーしてお使いください。
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
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◆メルマガを出されている方、相互紹介しましょう→
kitaoka@tmcg.co.jp
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【 発行 】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【 編集 】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992
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このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
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http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
土日は、ある会の旅行で長野の方に行ってきました。
バス旅行は久しぶりだったのですが、たまにはいいもんですね!
ただ行くだけでなく、ガイドさんがいろいろ説明してくれるので、
歴史などもわかって、興味倍増です。
帰りは渋滞だったのですが、バスの中のカラオケで盛り上がり、
ちっとも渋滞が苦ではなかったですね。
ただ1つ問題は、食欲の秋、かなり食べ過ぎて数キロ太ってしまった
かな...
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●しかし、この回収で躓いてしまう会社も、多いですね。
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ありませんが、それを誘発してしまっているのは、こちらに原因があり
ます。
たとえそうでなくても、こちらに原因があると思ったほうがいいです。
●基本的な考え方は、「商品を渡した、サービスを提供した」だけでは
売上ではない! ということです。
もちろん会計的には売上は立つのですが、経営的には売上ではない、
と考えることが基本です。会計はあくまでも財務諸表を作るための
基準です。税金を計算するためのルールに過ぎません。
経営をやっていくためには、回収して初めて、現金になって初めて
売上と考えるのです。これは基本中の基本です。
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●もちろん、経営者の意識はさらに重要です。
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があるのではないでしょうか?
しかし、そこはお互い契約の関係。きっちり契約すべきことは契約し、
それに違反すればキッチリ言う。これはビジネスの基本として割り切
って考えないといけないですね。
●売掛金の回収を早くする、回収があって初めて売上になる、というこ
とを意識してもらうことの重要性は、おわかりになったかと思います。
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【 発行 】東京メトロポリタン税理士法人
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<編集後記>
土日は、ある会の旅行で長野の方に行ってきました。
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ただ1つ問題は、食欲の秋、かなり食べ過ぎて数キロ太ってしまった
かな...