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行動特性を変えれば職場が一変する!

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         シリーズ「コンピテンシーをレビューする!」

   <第364回>[(第22話)「行動特性を変えれば職場が一変する!」]

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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「コンピテンシー
をレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきま
す。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいた
だきたいと思います。

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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.磨きたいコンピテンシー項目定義付けと行動特性を考える!
2.多面評価で行動特性の変化を確認する!
3.行動特性を変えれば職場の雰囲気も成果も一変する!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記

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コンピテンシーは「仕事のできる人の行動特性」である。仕事のできる人は、仕
事ができるなりの行動特性を持っている。それは、仕事のできる人の一挙手一投
足を観察していれば分かる。だが、仕事のできない人は観察しようとしない。ま
してや仕事のできる人の行動特性をベンチマークしようとはしない。

ベンチマークは「最高に学ぶ」と解釈してほしい。例えば、メーカーはコンペテ
ィター(競合他社)の製品を手に入れて分解し、徹底的に研究している。行動特
性においてもベンチマークは絶対に必要なことだと思う。

ということは、最初は仕事のできる人の行動特性を真似ることから入っていいと
いうことだ。だが、ずっと真似ばかりしていては個性が発揮できない。いろいろ
考えて工夫を凝らし、個性を発揮できるようにしたらいい。

芸の達人(例えば落語家など)と言われる人は弟子を取る。弟子は師匠の芸をベ
ンチマークし、少しずつ師匠に近づいていく。やがて自分のオリジナリティを加
えて一家を成すようになり、一枚看板の芸人に育っていく。

「ジャパネットたかた」の高田社長のかん高い声が今日もお茶の間に響く。台本
などない。だが、口から出ませでしゃべっているわけではない。しゃべるときの
キーワードを頭の引き出しにしまっておき、引き出しから必要に応じて取り出し、
つなぎ合わせてしゃべるのだという。今、弟子たちもカメラの前でしゃべるがま
だまだだという。

高田社長と弟子の塚田社員が同じ商品を紹介してもコールセンターへの電話の本
数が違う。これができる人とできない人の差だ。

そこで今回は「行動特性を変えれば職場が一変する!」と題して、「社員の行動
特性を変える」ための幹部や上司の導き方について解説する。



【1】心に刻んでおきたい言葉

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人生が耐え難くなったとき、我々は状況が変わることを期待する。だが、もっと
も大切で最も効果的な変化、つまり自分自身を変えることにはほとんど思い至ら
ない。

                     ヴィトゲンシュタイン

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【2】メルマガ本論

[(第22話)行動特性を変えれば職場が一変する!]

1.磨きたいコンピテンシー項目定義付けと行動特性を考える!

危機に直面するとパニクってしまう人は多い。例えばある大手のゴム工場で溶接
機を使って工事をやっていたところ、火花が飛んでゴムに着火してしまった。マ
ニュアルが完備しているのに初期消火すら行わず、大火災になり、爆発にまで至
ってしまった事故があった。

相手と話していて、意に沿わないことを言われるとカッとなって切り返し、口論
になる人は多い。会社の同僚と話しているときだけではない。お客と話していて
もカッとなる。商談は決裂するだろう。

このような人は「冷静さ」なるコンピテンシー項目に難がある。それぞれの立場
での「冷静さ」に対する自分流の定義付けと行動基準について考えてみたい。

~ ゴム工場で火災に直面した工員の場合 ~

【冷静さの定義付け
危機に直面しても落ち着いていて、物事に動じない。

【冷静さの行動基準】
危機に直面してもうろたえたりパニックにならずに対応する。

~ 直ぐにカッとなりやすい人の場合 ~

【冷静さの定義付け
相手に怒鳴られても動じることなく受け答えする。

【冷静さの行動基準】
売り言葉に買い言葉で、相手に切り返したりしない。
精神的に切れることなく、丁重に対応する。

等が考えられる。幹部や上司はこのように部下が自力で定義付けや行動基準を設
定できるように導いてほしいのである。

上記のような定義付けと行動基準を設定して、例えば半年というスパンで行動特
性を変えることを職場のみんなに宣言するというわけだ。幹部や上司は「宣言の
会」などイベントを計画し、行動特性改革計画をがんとチャートに纏める支援を
して欲しいのである。


2.多面評価で行動特性の変化を確認する!

宣言すれば同僚は常にチェックの目を自分に向けてくれる。同様の要領で各同僚
が決めた行動特性のチェックもやってあげる。つまり、行動特性評価の相互乗り
入れ作業ということになる。このことを360度評価、あるいは多面評価と称するの
である。

多面評価を採用することで自己評価の甘さが許されなくなる。この効果は大きい。
人間は自分に甘く、他人に厳しく評価する習性を持っている。それが是正されや
すくなるわけだ。

半年のスパンの途中でも多面評価と自己評価を行い、半年の区切りでも同様の評
価を行う。だいぶ冷静に行動できるようになっていることが自覚できるようにな
るはずだ。

冷静に行動できるようになったら、次に不足していると思われるコンピテンシー
項目を選定して定義付けと行動基準を自分流に決めて行動特性を改革していく。
自己成長の軌跡が明確に捉えられるはずだ。


3.行動特性を変えれば職場の雰囲気も成果も一変する!

職場のみんながそれぞれに不足していると思われるコンピテンシー項目を取り上
げて定義付けし、行動基準を決めて多面評価でチェックする。

職場のある人は「実行力」を採り挙げるだろう。またある人は「コミュニケーシ
ョン力」を採り挙げるかもしれない。たくさんの定義付けと行動基準が生まれて
くるからみんなの意識も目の色も違ってくる。

みんなの行動特性が改革されていくわけだから、職場の雰囲気が一変する。明る
い職場になる。笑顔の絶えない職場になる。そして少し時期がずれるが、職場と
して掲げた目標が達成されるだろう。各人の個人目標も概ね達成されるだろう。

「仕事のできる人の集団」が形成されたことが実感できるわけだ。



【3】今日のまとめ

1.仕事のできる人の行動特性を自分の行動特性に採り入れることを「ベンチマ
  ークする」と表現できること。

2.不足していると思われるコンピテンシー項目を各人が選定して自分流の定義
  付けと行動基準を設定し、例えば半年というスパンで改革に努めること。

3.職場のみんなで多面評価しあうことの意義は大きいこと。

4.みんなの行動特性が改革されれば、職場の雰囲気は一変し、時期がずれて成
  果が現れること。

コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp



【4】編集後記

人間は困難に直面すると状況が変わってほしいと懇願したり愚痴を言うが、自分
を変えようとはしにくい。

自分が変わり、みんなが変わると職場の雰囲気が一変し、アウトプットまで変わ
ってしまう。スポーツの世界でも度々見られることだ。

=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=



次回に続く。

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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/

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