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2006年11月20日発行 第1・第3週月曜日発行
メールマガジン:経営のパートナー VOL3
<経営学で企業を再生する>
【発行責任者】
経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【E-mail】
tate@agate.plala.or.jp
【H P】
http://www9.plala.or.jp/keiei-techno
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◆CONTENTS◆
VOL3.マーケティング
●市場調査の三つの種類
●閑話休題「やはり武士道精神が必要か」
■舘義之小冊子紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●市場調査の三つの種類
市場調査は、「商品調査」「消費者調査」「販路研究」の三つの種類から
成立っています。
1.商品調査
商品調査(プロダクト・リサーチ)というのは、文字どおり商品の調査で
す。以前に「販売のトヨタ」「技術の日産」というように呼ばれていたこと
がありました。
技術では日産が優秀だといわれていて、いろいろなレースで第1位を取っ
たりしていましたが、販売成績の方はトヨタの方が勝っていました。それは、
乗用車を利用する人々は、技術とか鉄板の厚みよりも、むしろそのスタイル
に大きな魅力を感じていたからです。
そこで、トヨタは買上げ票とか、取扱記録票などを通じて、自動車を買っ
てくれた人から長期にわたって意見を聞きました。そして、愛用者クラブを
作ったり、自由討論会を開いたりして、一体、自動車に乗る人の要求がどこ
にあるかを調べたのです。
その結果、三つの点に希望がしぼられたのです。第1は,スタイルをスマ
ートにする。第2は、馬力を増す。第3は、スピードが早い時の安定性を増
す。この3点が乗用車に乗る人の要求だということがわかって、そういった
自動車を作るために全力をあげ、その結果、ブルバードをつくって成功しま
した。
商品調査というのは、このように、どういう商品が顧客に望まれるのか、
という調査です。
2.消費者調査
消費者調査は、さらに二つに分かれて「消費者の市場に関するもの」と
「消費者の行動に関するもの」とがあります。
市場に関するものについては、たとえば、人口はどうか、その商品を買っ
てくれる人の性別はどうか、年齢は、未婚か既婚か、家族数はどういうとこ
ろが多いのか、どんな職業か、教養はどの程度か、社会的地位は、所得はど
のくらいか、地方別ではどういう地方が多いのか、都会か農村か、こういっ
た点を調べます。
消費者行動の分析については、購入目的はどうとか、どういうプロセスを
経て買うか、購入の時期はどうか、場所はどこか、使うのは誰か、こういっ
た点を調べるわけです。
それらによって
●どんな層の人々が買うのか
●どんな種類の商品やサービスが買われるのか
●購入する直接の目的は、なんなのか
●どの程度の需要の強さなのか
●買い方は、どんなタイプなのか(衝撃的購買か、習慣的購買か、慎重考慮
的購買か)
●どのような欲求を満たすものなのか
●どこで購入それるのか
●いつ購入されるのか
●それは規則的なのか、不規則なのか
などの諸点を明らかにするものです。
3.販路研究
販路研究とは、商品と消費者の間を結ぶ販路を研究します。たとえば、各
メーカーから直売するか、
代理店か、セールスマンか、卸商か、小売店か、
百貨店、こうした販路を調べます。
各メーカーの行うべき販路対策は、大きく分けて二つあります。その一つ
は販路選択の問題であり、次の一つは販路整備の仕事です。
販路選択については、食品メーカーが米屋を利用してジュースを売ったり、
菓子屋から薬屋に置きかえたり、あるいは各商品の間に関係のある商品を販
売する関連販売などがあげられます。
販路整備については、各メーカーは、月賦販売制度による資金援助、アフ
ター・サービスやクレーム処理における技術援助などを行ってきています。
さらにセールスマンや自動販売機などの直売方式をとりあげてきました。
このように、商品調査と消費者分析と販路研究と、この三つがマーケット・
リサーチの内容です。販路研究は、特に重視されてきています。
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●閑話休題「やはり武士道精神が必要か」
「いじめ問題」が話題になっています。今の「いじめ」は、ガキ大将が威
張り散らしていた「いじめ」と異なり、最近のいじめは、陰湿な集団無視や
言葉の暴力が進行している点で極めて深刻と言えます。
私も、子供の頃、よく父親から「女の子をいじめるな」「年下の者をいじ
めるな」と言われました。弱い者をいじめるのは、男として最低だ、といじ
めた時は殴られました。学校の先生も怖かったですが、父親の方がもっと怖
かったものです。
それにクラス内に番長がいて、この番長が弱い者をいじめている者を見た
り聞いたした時は、やめるように注意をしたものです。昔の番長は、威張っ
たりしたときもありましたが、決して弱い者はいじめませんでした。
学校教育も家庭教育も、それぞれ問題があると思いますが、政治の世界も
問題があります。かって郵政民営化に向け、小泉純一郎前首相が選んだ政治
手法も、結果的にはこうした「いじめ」衝動の発生原理を政治家集団に当て
はめた面を指摘することもできます。
「国家の品格」の著者である藤原正彦さんも、武士道が、価値判断の規準
となる論理的な座標軸の役割を果たしてきた、唱えています。しかし、現代
の社会では、モラルの座標軸は朽ち果てて、その残骸すら見つけられない有
様です。
「信長の棺」「秀吉の枷」の著者・加藤廣さんも武士道復活は必然と言っ
ています。
●義:
コンプライアンスに積極的に取組むべきだ
武士にとって卑劣な行動、曲がった振る舞いほど忌むべきことはない。
●勇:大儀なき拝金主義経営は、やがて地に堕ちる
勇気は義のために行われるものでなければ徳の中に教えられるのに値し
ない。
●仁:非情に徹するだけでは経営者はつとまらない
愛、寛容、愛情、同情、憐憫は古来最高の徳。王たるものの要件は「仁
は人なり」である。
●礼:弱者や敗者の権利と利益は軽視すべきでない
真の礼とは、他人の感情に対する同情的な思いやりが外へ現れたもので
ある。
●誠:二枚舌や策謀を弄する経営はうまくいかない
信実誠実なき礼儀は茶番であり芝居だ。伊達政宗曰く「礼に過ぐればへ
つらいとなる」
●名誉:目先の利益より社会的評価や名声を重んじよ
名誉こそ人生最高の善。青年の追い求める目標は、富でもなく知識でも
なく名誉であった。
●忠義:上司に非があるときは唯々諾々と従うな
臣が君と意見を異にするとき、忠義の途はあらゆる手段を尽くして君の
非を正すこと。聞きいれられないときは、みずからの血をそそいで言説
の誠実であることを表す。
新渡戸稲造「武士道」編(参考:矢内原忠雄訳「武士道」<岩波文庫>)
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■舘義之小冊子紹介
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〒323-0807 栃木県小山市城東2-8-7
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【事業内容】コンサルティング・企業内研修・講演会・経営顧問・執筆
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2006年11月20日発行 第1・第3週月曜日発行
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VOL3.マーケティング
●市場調査の三つの種類
●閑話休題「やはり武士道精神が必要か」
■舘義之小冊子紹介
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●市場調査の三つの種類
市場調査は、「商品調査」「消費者調査」「販路研究」の三つの種類から
成立っています。
1.商品調査
商品調査(プロダクト・リサーチ)というのは、文字どおり商品の調査で
す。以前に「販売のトヨタ」「技術の日産」というように呼ばれていたこと
がありました。
技術では日産が優秀だといわれていて、いろいろなレースで第1位を取っ
たりしていましたが、販売成績の方はトヨタの方が勝っていました。それは、
乗用車を利用する人々は、技術とか鉄板の厚みよりも、むしろそのスタイル
に大きな魅力を感じていたからです。
そこで、トヨタは買上げ票とか、取扱記録票などを通じて、自動車を買っ
てくれた人から長期にわたって意見を聞きました。そして、愛用者クラブを
作ったり、自由討論会を開いたりして、一体、自動車に乗る人の要求がどこ
にあるかを調べたのです。
その結果、三つの点に希望がしぼられたのです。第1は,スタイルをスマ
ートにする。第2は、馬力を増す。第3は、スピードが早い時の安定性を増
す。この3点が乗用車に乗る人の要求だということがわかって、そういった
自動車を作るために全力をあげ、その結果、ブルバードをつくって成功しま
した。
商品調査というのは、このように、どういう商品が顧客に望まれるのか、
という調査です。
2.消費者調査
消費者調査は、さらに二つに分かれて「消費者の市場に関するもの」と
「消費者の行動に関するもの」とがあります。
市場に関するものについては、たとえば、人口はどうか、その商品を買っ
てくれる人の性別はどうか、年齢は、未婚か既婚か、家族数はどういうとこ
ろが多いのか、どんな職業か、教養はどの程度か、社会的地位は、所得はど
のくらいか、地方別ではどういう地方が多いのか、都会か農村か、こういっ
た点を調べます。
消費者行動の分析については、購入目的はどうとか、どういうプロセスを
経て買うか、購入の時期はどうか、場所はどこか、使うのは誰か、こういっ
た点を調べるわけです。
それらによって
●どんな層の人々が買うのか
●どんな種類の商品やサービスが買われるのか
●購入する直接の目的は、なんなのか
●どの程度の需要の強さなのか
●買い方は、どんなタイプなのか(衝撃的購買か、習慣的購買か、慎重考慮
的購買か)
●どのような欲求を満たすものなのか
●どこで購入それるのか
●いつ購入されるのか
●それは規則的なのか、不規則なのか
などの諸点を明らかにするものです。
3.販路研究
販路研究とは、商品と消費者の間を結ぶ販路を研究します。たとえば、各
メーカーから直売するか、代理店か、セールスマンか、卸商か、小売店か、
百貨店、こうした販路を調べます。
各メーカーの行うべき販路対策は、大きく分けて二つあります。その一つ
は販路選択の問題であり、次の一つは販路整備の仕事です。
販路選択については、食品メーカーが米屋を利用してジュースを売ったり、
菓子屋から薬屋に置きかえたり、あるいは各商品の間に関係のある商品を販
売する関連販売などがあげられます。
販路整備については、各メーカーは、月賦販売制度による資金援助、アフ
ター・サービスやクレーム処理における技術援助などを行ってきています。
さらにセールスマンや自動販売機などの直売方式をとりあげてきました。
このように、商品調査と消費者分析と販路研究と、この三つがマーケット・
リサーチの内容です。販路研究は、特に重視されてきています。
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●閑話休題「やはり武士道精神が必要か」
「いじめ問題」が話題になっています。今の「いじめ」は、ガキ大将が威
張り散らしていた「いじめ」と異なり、最近のいじめは、陰湿な集団無視や
言葉の暴力が進行している点で極めて深刻と言えます。
私も、子供の頃、よく父親から「女の子をいじめるな」「年下の者をいじ
めるな」と言われました。弱い者をいじめるのは、男として最低だ、といじ
めた時は殴られました。学校の先生も怖かったですが、父親の方がもっと怖
かったものです。
それにクラス内に番長がいて、この番長が弱い者をいじめている者を見た
り聞いたした時は、やめるように注意をしたものです。昔の番長は、威張っ
たりしたときもありましたが、決して弱い者はいじめませんでした。
学校教育も家庭教育も、それぞれ問題があると思いますが、政治の世界も
問題があります。かって郵政民営化に向け、小泉純一郎前首相が選んだ政治
手法も、結果的にはこうした「いじめ」衝動の発生原理を政治家集団に当て
はめた面を指摘することもできます。
「国家の品格」の著者である藤原正彦さんも、武士道が、価値判断の規準
となる論理的な座標軸の役割を果たしてきた、唱えています。しかし、現代
の社会では、モラルの座標軸は朽ち果てて、その残骸すら見つけられない有
様です。
「信長の棺」「秀吉の枷」の著者・加藤廣さんも武士道復活は必然と言っ
ています。
●義:コンプライアンスに積極的に取組むべきだ
武士にとって卑劣な行動、曲がった振る舞いほど忌むべきことはない。
●勇:大儀なき拝金主義経営は、やがて地に堕ちる
勇気は義のために行われるものでなければ徳の中に教えられるのに値し
ない。
●仁:非情に徹するだけでは経営者はつとまらない
愛、寛容、愛情、同情、憐憫は古来最高の徳。王たるものの要件は「仁
は人なり」である。
●礼:弱者や敗者の権利と利益は軽視すべきでない
真の礼とは、他人の感情に対する同情的な思いやりが外へ現れたもので
ある。
●誠:二枚舌や策謀を弄する経営はうまくいかない
信実誠実なき礼儀は茶番であり芝居だ。伊達政宗曰く「礼に過ぐればへ
つらいとなる」
●名誉:目先の利益より社会的評価や名声を重んじよ
名誉こそ人生最高の善。青年の追い求める目標は、富でもなく知識でも
なく名誉であった。
●忠義:上司に非があるときは唯々諾々と従うな
臣が君と意見を異にするとき、忠義の途はあらゆる手段を尽くして君の
非を正すこと。聞きいれられないときは、みずからの血をそそいで言説
の誠実であることを表す。
新渡戸稲造「武士道」編(参考:矢内原忠雄訳「武士道」<岩波文庫>)
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