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原価計上のタイミングについて

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1.『原価計上のタイミングについて』
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 利益の追求
├┼┼┼┼┼♂┤ 実行予算は何のために作るのか、とりもなおさず利益管理を
├┼┼┼_/┼┤ する為にほかなりません。それには、予算を統制する
├┼_/┼┼┼┤ 原価管理サイクルの整備が必要です。
├┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┘
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皆さんのお会社では、どういうタイミングで原価を計上していますか ?

大きく分けて、3つのタイミングで計上されているはずでございます。


1つは、発生時です。
 現場で原価が発生したときに計上することです。

2つ目は、請求時です。
 請求書到着時に現場毎に振り分けて原価を計上することでです。。

3つ目は、支払い時です。
 請求書が来て、さらに値引き交渉し、支払った時点で計上することです。


以前にもふれたことがありますが、
それぞれの利点と欠点がありますので整理してみたいと思います。


1つ目の発生時の原価計上は、材料でいえば納品時ということになります。
これの大きな利点は、原価発生時点で計上するため、リアルタイムに予算と
原価の進捗対比が可能になり現場の利益確保に貢献できることであります。
つまりスピードでは、最も早いタイミングであります。

欠点としては、現場から納品書が上がらない、
納品書が上がっても金額が記入されていない、作業日報が書かれないなど
原価計上以前の問題があり、途中で挫折しやすいこと、
また、金額の正確性から言うと不確定の部分があることが上げられます。


2つ目の請求時ですが、月1回の請求ですから、原価計上は、
納品時から比べますと、月遅れになります。

しかし金額の正確性は、ほぼ確定の部分ですから
納品時より正確性が高いということになります。
しかも、業者からは、現場別に請求書を提出してもらいますから、
整理も楽に計上できるタイミングです。


3つ目は、支払い時ですが、請求書が届いて検討交渉後、
さらに翌月の支払い後の原価計上ですから
タイミングとしては、もっとも遅いことになります。

しかし、金額の正確性から言えば、交渉して支払った後ですから、
もっとも正確な原価計上といえます。



御社では、どのタイミングで計上していますか

では、どのタイミングが理想だと思いますか

次号までいろいろと考えてみてください。


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 発行責任者: 《建設業の応援団》建設業事務能率研究会 事務局
        TODABUN 株式会社戸田文商店 代表取締役 戸田一郎
        山形県東置賜郡高畠町大字高畠816番地
        電話 0238-52-0056  FAX 0238-52-2737
 発行者Webサイト: http://www.todabun.co.jp/

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