◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
<第289回>事例で学ぶ「
コンピテンシー」レビュー編!<その16>
==■「知恵だし力なる
コンピテンシー発揮の威力!」■==
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れ
となり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「
コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ
・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも
是非ともお読みいただきたいと思います。
===================================
<今回のメニュー>
=================================
【1】知識と知恵は根本的に違う!
【2】「知恵だし力」なる
コンピテンシーの
定義付けと行動基準!
【3】賢人のことば!
【4】「知恵だし力」なる
コンピテンシー発揮の威力!
【5】今日のまとめ
【6】編集後記
=================================
行動特性を変えてみてください。きっと昨日までの自分とは違った自分に出会い
ます。そして成果に貢献できます。あなたも会社も大きく成長できるのです。
【1】知識と知恵は根本的に違う!
1.意外にも知識の豊富な人が成果に貢献しない!
自身の身の回りをよく観察してみてほしい。知識の豊富な人がきっといるだろう。
他人の知らないことを何でも知っている。これが自慢の種だ。しかし、意外にも
このような人は成果に貢献していないことのほうが多い。
□ 知識が豊富であることに自己満足している
□ 情報収集力はあるが、情報を分類・整理し、加工する能力が劣る
□ 情報をメンバーと共有しようという意識が不足している
□ 情報を知恵に昇華させる能力が不足している
□ 知恵を仕事に生かして成果に結びつける能力が不足している
「昇華」とは、固体が液体になる様を言うが、転じて「物事がさらに高い状態へ
一段と高められる様」を意味する。「知恵」は、情報よりもさらに一段と高い状
態なのだから、仕事に生かせば成果に貢献するというわけだ。
仕事のできる人は「オレしか知らない」とか「オレが握っている極秘情報だ」な
どと自慢げに話したりはしないのである。
2.できるビジネスマンは「知恵」を磨く!
情報を集めることは「知恵」に至る出発点だ。だから情報収集は大事である。今
の時代、情報は氾濫している。インターネットを開けばどんな情報でも検索でき
る便利な世の中になった。テレビの教養番組、旧来からの新聞・雑誌も有力な情
報源だ。
大事なのは「情報収集」→「情報の共有化」→「情報の分類・加工」→「知恵への
昇華」→「知恵の活用」というサイクルを上手に回すことである。
□ 大事だと思う情報を絶えず収集する
□ 職場のメンバー、チームのメンバーと情報を共有する
□ 会議体などを活用して情報を分類・整理し、加工する
□ 加工した情報を会議体などを活用して知恵に昇華する
□ 知恵をみんなで仕事に生かして成果に結びつける
できるビジネスマンは「知恵」を出す。「知恵」を出すからいいアイディアが生
まれる。いいアイディアを行動計画や実行計画に採り入れる。成果が出るわけだ。
ビジネスマンとして進化しながら勝ち残っていくためにも「知恵出し力」は絶対
に必要な
コンピテンシーなのである。
【2】「知恵だし力」なる
コンピテンシーの
定義付けと行動基準!
「知恵だし力」とはどのように定義すればよいのだろうか。自分流に定義を考え
てほしい。
1.「知恵だし力」の
定義付けの例
例えば「ただ情報を集めるだけでなく、情報を分類・整理し、みんなで共有しなが
ら知恵に昇華させ、仕事に生かして成果に結びつけること」と決めるのもいいだろ
う。
前述したように、知識の豊富な人、物知りは身の回りにたくさんいるだろう。しか
し、そのような知識自慢の人が成果に貢献している例は意外にも少ない。知識は保
有能力のIQ(Inteligence Quatient)と呼ばれる分野であり、これの成果への貢
献度は25%以下であると言われている。
それに対してみんなと議論しながら情報を分類・整理する、分類・整理した情報を使
えるようにみんなで加工する、みんなで知恵に昇華させる、知恵をみんなで仕事に
採り入れて生かす。この一連のプロセスでは、豊なコミュニケーション、誠実さ、
メンバーに対する思いやり、等々のEQ(Emotional Quatient)と呼ばれる能力が
発揮されなければならない。EQなる能力が成果に70%以上貢献する所以なのだ。
人格や社会性分野の
コンピテンシーに難がある人は、人と協調してチームで仕事を
していくことが苦手だ。なぜなら会社の仕事はチーム活動だからである。
2.行動基準の例
<行動基準の例>
□ 仕事のやり方に疑問を持ち、「業務の再定義」をいつも考える
□ ムダをなくすために仕事の手順を常に見直している
□ どうすれば効率が上がるかを考え、知恵を出している
□ 大きな問題はチームのメンバーを動員して知恵を出し合う
□ うまくいったことは、マニュアルに落とし込んで共有化している
□ 個人特有の技術、ノウハウは尊重しあって融合していく
上記のいくつかを組み合わせて行動基準してもかまわない。自分の知恵、みんなの
知恵をノートなどに書きとめて、自分とチームの成長の足跡をたどれるようにして
おけば万全だ。
定義付けと行動基準を決めて実行すれば、もう昨日までの自分ではなくなるわけだ。
【3】賢人の言葉
深尾 茂氏は「知恵だし力」の大切さを説いていた。
<頭を使って知恵を出せ、知恵の出ない者は汗を出せ。
知恵も汗も出ない者は静かに去れ。>
この言葉は、40年ほど前に当時、永大産業の社長だった深尾茂氏が社員に向けて発
信した言葉としてセンセーションを巻き起こした。かなり強烈なメッセージだった
からだろう。
深尾氏の真意は、「知恵を出して成果を挙げろ」という意味だったことは間違いな
い。
【4】「知恵だし力」なる
コンピテンシー発揮の威力!
会社では「これはどうしますか」、「これはどうすればいいですか」と上司や先輩
に質問する人は多い。これは俗に言う「お伺い型」の社員の典型だ。一般の企業に
はざっくり6割はいると言われている。官僚的な会社や役所ならその比率はもっと
高い。
「こうしろ、ああしろ」と指示すれば、それなりにやってくるかもしれないが、自
分で考えて自主的に行動し、大きな成果をもたらしてくれる「人財」の姿ではない。
頭を使えば知恵は無限だ。「私はこうしたい」、「こうやらせて下さい」と上司に
企画提案し、かつ説得して実行に移していく「積極派人間」に変身する必要がある。
もし「お前は言われた通りやってくれればいい」と上司が言ったなら、そのときこ
そ自ら去ったほうがいい。自身の将来のためにも・・・。
自分のためだと強く意識して、「知恵だし力」なる
コンピテンシーを磨いてほしい。
【5】今日のまとめ
1.知識の豊富な人は多いが、意外にも成果に貢献していないこと。
2.頭を使って知恵を出すことが重要であること。頭を使えば知恵は無限にあること。
3.知恵も出さずに上司にお伺いをたてる人は多いが、それは自ら考えて自主的に行
動し、成果に貢献する「人財」の姿ではないこと。
4.私は「こうやりたい」、「こうやらせて下さい」と知恵を働かして企画提案し、
「積極派」の人間に変身することが大事であること。
【6】編集後記
知恵を出せるようになるためには、たくさんの情報を集めることが出発点になる。情
報は、ただ集めるだけでは何にもならない。整理・分類し、加工し、頭の小さな引き
出しにしまっておくことだ。そして必要に応じて小さな引き出しから取り出して組み
合わせれば、すなわちこれが知恵にもなるわけだ。知恵は必ず成果に貢献してくれる。
いうまでもなく、成果に貢献する人が「仕事のできる人」なのだ。昔から成果に貢献
しない人は「
月給泥棒」と言われてきた。
次回に続く
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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となり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ
・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも
是非ともお読みいただきたいと思います。
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【1】知識と知恵は根本的に違う!
【2】「知恵だし力」なるコンピテンシーの定義付けと行動基準!
【3】賢人のことば!
【4】「知恵だし力」なるコンピテンシー発揮の威力!
【5】今日のまとめ
【6】編集後記
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行動特性を変えてみてください。きっと昨日までの自分とは違った自分に出会い
ます。そして成果に貢献できます。あなたも会社も大きく成長できるのです。
【1】知識と知恵は根本的に違う!
1.意外にも知識の豊富な人が成果に貢献しない!
自身の身の回りをよく観察してみてほしい。知識の豊富な人がきっといるだろう。
他人の知らないことを何でも知っている。これが自慢の種だ。しかし、意外にも
このような人は成果に貢献していないことのほうが多い。
□ 知識が豊富であることに自己満足している
□ 情報収集力はあるが、情報を分類・整理し、加工する能力が劣る
□ 情報をメンバーと共有しようという意識が不足している
□ 情報を知恵に昇華させる能力が不足している
□ 知恵を仕事に生かして成果に結びつける能力が不足している
「昇華」とは、固体が液体になる様を言うが、転じて「物事がさらに高い状態へ
一段と高められる様」を意味する。「知恵」は、情報よりもさらに一段と高い状
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仕事のできる人は「オレしか知らない」とか「オレが握っている極秘情報だ」な
どと自慢げに話したりはしないのである。
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情報を集めることは「知恵」に至る出発点だ。だから情報収集は大事である。今
の時代、情報は氾濫している。インターネットを開けばどんな情報でも検索でき
る便利な世の中になった。テレビの教養番組、旧来からの新聞・雑誌も有力な情
報源だ。
大事なのは「情報収集」→「情報の共有化」→「情報の分類・加工」→「知恵への
昇華」→「知恵の活用」というサイクルを上手に回すことである。
□ 大事だと思う情報を絶えず収集する
□ 職場のメンバー、チームのメンバーと情報を共有する
□ 会議体などを活用して情報を分類・整理し、加工する
□ 加工した情報を会議体などを活用して知恵に昇華する
□ 知恵をみんなで仕事に生かして成果に結びつける
できるビジネスマンは「知恵」を出す。「知恵」を出すからいいアイディアが生
まれる。いいアイディアを行動計画や実行計画に採り入れる。成果が出るわけだ。
ビジネスマンとして進化しながら勝ち残っていくためにも「知恵出し力」は絶対
に必要なコンピテンシーなのである。
【2】「知恵だし力」なるコンピテンシーの定義付けと行動基準!
「知恵だし力」とはどのように定義すればよいのだろうか。自分流に定義を考え
てほしい。
1.「知恵だし力」の定義付けの例
例えば「ただ情報を集めるだけでなく、情報を分類・整理し、みんなで共有しなが
ら知恵に昇華させ、仕事に生かして成果に結びつけること」と決めるのもいいだろ
う。
前述したように、知識の豊富な人、物知りは身の回りにたくさんいるだろう。しか
し、そのような知識自慢の人が成果に貢献している例は意外にも少ない。知識は保
有能力のIQ(Inteligence Quatient)と呼ばれる分野であり、これの成果への貢
献度は25%以下であると言われている。
それに対してみんなと議論しながら情報を分類・整理する、分類・整理した情報を使
えるようにみんなで加工する、みんなで知恵に昇華させる、知恵をみんなで仕事に
採り入れて生かす。この一連のプロセスでは、豊なコミュニケーション、誠実さ、
メンバーに対する思いやり、等々のEQ(Emotional Quatient)と呼ばれる能力が
発揮されなければならない。EQなる能力が成果に70%以上貢献する所以なのだ。
人格や社会性分野のコンピテンシーに難がある人は、人と協調してチームで仕事を
していくことが苦手だ。なぜなら会社の仕事はチーム活動だからである。
2.行動基準の例
<行動基準の例>
□ 仕事のやり方に疑問を持ち、「業務の再定義」をいつも考える
□ ムダをなくすために仕事の手順を常に見直している
□ どうすれば効率が上がるかを考え、知恵を出している
□ 大きな問題はチームのメンバーを動員して知恵を出し合う
□ うまくいったことは、マニュアルに落とし込んで共有化している
□ 個人特有の技術、ノウハウは尊重しあって融合していく
上記のいくつかを組み合わせて行動基準してもかまわない。自分の知恵、みんなの
知恵をノートなどに書きとめて、自分とチームの成長の足跡をたどれるようにして
おけば万全だ。
定義付けと行動基準を決めて実行すれば、もう昨日までの自分ではなくなるわけだ。
【3】賢人の言葉
深尾 茂氏は「知恵だし力」の大切さを説いていた。
<頭を使って知恵を出せ、知恵の出ない者は汗を出せ。
知恵も汗も出ない者は静かに去れ。>
この言葉は、40年ほど前に当時、永大産業の社長だった深尾茂氏が社員に向けて発
信した言葉としてセンセーションを巻き起こした。かなり強烈なメッセージだった
からだろう。
深尾氏の真意は、「知恵を出して成果を挙げろ」という意味だったことは間違いな
い。
【4】「知恵だし力」なるコンピテンシー発揮の威力!
会社では「これはどうしますか」、「これはどうすればいいですか」と上司や先輩
に質問する人は多い。これは俗に言う「お伺い型」の社員の典型だ。一般の企業に
はざっくり6割はいると言われている。官僚的な会社や役所ならその比率はもっと
高い。
「こうしろ、ああしろ」と指示すれば、それなりにやってくるかもしれないが、自
分で考えて自主的に行動し、大きな成果をもたらしてくれる「人財」の姿ではない。
頭を使えば知恵は無限だ。「私はこうしたい」、「こうやらせて下さい」と上司に
企画提案し、かつ説得して実行に移していく「積極派人間」に変身する必要がある。
もし「お前は言われた通りやってくれればいい」と上司が言ったなら、そのときこ
そ自ら去ったほうがいい。自身の将来のためにも・・・。
自分のためだと強く意識して、「知恵だし力」なるコンピテンシーを磨いてほしい。
【5】今日のまとめ
1.知識の豊富な人は多いが、意外にも成果に貢献していないこと。
2.頭を使って知恵を出すことが重要であること。頭を使えば知恵は無限にあること。
3.知恵も出さずに上司にお伺いをたてる人は多いが、それは自ら考えて自主的に行
動し、成果に貢献する「人財」の姿ではないこと。
4.私は「こうやりたい」、「こうやらせて下さい」と知恵を働かして企画提案し、
「積極派」の人間に変身することが大事であること。
【6】編集後記
知恵を出せるようになるためには、たくさんの情報を集めることが出発点になる。情
報は、ただ集めるだけでは何にもならない。整理・分類し、加工し、頭の小さな引き
出しにしまっておくことだ。そして必要に応じて小さな引き出しから取り出して組み
合わせれば、すなわちこれが知恵にもなるわけだ。知恵は必ず成果に貢献してくれる。
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