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伸びる会社のズルいお金の使い方

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       ~得する税務・会計情報~             第159号

           【税理士法人-優和-】   http://www.yu-wa.jp
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      「伸びる会社のズルいお金の使い方」

 職業会計人にも間違った信念に基づいて中小企業を指導している人がいる。
もちろん、それぞれの考え方があった上での言動であるわけだからなまじそうい
う方々を非難するつもりはない。
私からみて、間違っているな、あるいは考え方が違うなというのは、次の2点で
ある。

一つは「税金を払うくらいなら、役員報酬を多くして、会社の内部留保は抑える
べきだ」という私と違う考え。
二つ目は「会社を強くする前に、個人を強くしないと、小さな会社は強くならな
い」という考え。

 中小企業の場合、特に同族会社では法人と社長個人とが一心同体であるから、
会社が倒産すれば必ずと言っていいほど、社長の自宅がなくなってしまう。
だから法人と個人とを合体して、どれだけ体力があるのかどうかを見ていくこと
が必要だという主張だ。
 だから個人で給料を取りすぎても問題がない。確かにそうすれば会社の資金繰
りが苦しくなるかもしれないが、そんな時は個人のお金を法人に貸し付ければよ
い。そうすることによってお金が同族グループの中を回るだけで社外へ流出する
こともない。
 
 さてこのような考え方について皆さんはどのように思われるであろうか?
この考え方に、当然に同意できる部分もある。しかし法人と個人は別物であるは
づである。
個人と法人は一心同体で運命共同体とはいえ、株式会社という組織には株主、従
業員、債権者、取引先等々の様々なステークホルダーが存在する。個人と法人
同一視してはならない。会社の内部留保を厚くして、体力のある中小企業のみが
永続的に発展し続けるのである。

 このような視点から拙著「伸びる会社のズルいお金の使い方」(著者渡辺俊之・
幻冬舎・10月中旬発行)を世に問うた。「ヅルい」お金の使い方といっても、悪
いことを勧める訳ではない。賢いお金の使い方を逆説的比喩的に表現したもので
ある。
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  公認会計士税理士 渡 辺 俊 之
    税理士法人 優 和  東 京 本 部
〒108-0014東京都港区芝4-4-5三田KMビル
    TEL:03-3455-6666
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