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□■□【真似とは言わせない!ネーミングのツボ】□■□
■□
□ 1月25日号
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弁理士 深澤です。
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★このメルマガの目的♪
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このメルマガでは、
商標の審判・裁判事例等を通して、
○どんな
商標が類似といわれたのか
○識別力のある
商標とはどんなものなのか
といったことから、ネーミングを考える際のツボを明らかにして
いきます。
(配信中止はこちらまで
http://www.mag2.com/m/0000241197.html)
それでは、今週も始めます。
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★今回の事例♪
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今回取り上げるのは、
○登録第5778551号:
構成各文字の右上部に棘状に突き出すデザインを施した「Free」
の欧文字及び該文字中の最後の「e」の下部から吹き出した
ような水様の図形内に感嘆符「!」(感嘆符中の上部は白抜き、
下部の丸部分は青色で表されている。図形と感嘆符を合わせていう
ときは、以下「図形部分」という。)を配し、該文字部分及び
該図形部分を全体として、白色と濃い青色で立体感を持たせ、さらに、
左下方から右上方へ濃い青色から薄い青色で彩色し、傾斜を付けた構成
指定商品・
役務は、第9類の各商品です。
ところが、この
商標は、
登録第5602147号
商標:「FREE」
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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★判断の分かれ目♪
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そこで、登録が認められないのはおかしい、として拒絶査定不服
の審判(不服2015-003544号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったか紹介します。
まず、この
商標は
「文字部分と図形部分が結合され、全体的に青色で統一されて、
連続性のある印象を与えるものであるから、」
「欧文字「Free」及び感嘆符「!」をモチーフとして、視覚上、
まとまりよく一体的に図案化したものとして看取されるもので
ある。」
また、
「「Free」の文字部分についてみるに、「free」の文字が
「(束縛や制約から)自由なさま。どこにも専属しない状態。無料。」
の意味を有する広く親しまれた語であることに加え、」
「指定商品中の「電子計算機用ゲームプログラム」等の「電子計算
機用プログラム」を取り扱う業界において、「フリー
ソフトウェア」
を表す記載に「free」の文字の表音である「フリー」の片仮名が
使用されていることを併せみれば、「free」の単語その
ものは、自他商品の識別標識としての機能が弱いものとみるのが
相当である。」
ということで
「その構成中の文字部分から、商品の出所識別標識としての称呼
及び観念を生ずるということはできないものであり、その構成全体
をもって、図案化された標章として、把握、認識されるというべき
である。」
として外観、称呼及び観念のいずれにおいても、
引用商標は、
相紛れるおそれのない非類似の
商標とされました。
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★事例からわかったネーミングのツボ♪
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今回は、構成文字の外観が共通する場合の類否が問題となりました。
文字の外観が共通していても、自他商品の識別標識としての機能
が弱い場合は、文字どおりの称呼や観念が生じない場合があります。
当たり前の文字でも外観を工夫することによって真似とは言わ
せないツボになります。
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お役に立ちましたでしょうか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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真似とは言わせない!ネーミングのツボ
(原則、毎週月曜日発行ですが、祝日のときは祝日明けに発行)
ご質問・ご感想お待ちしております!
編集・発行 深澤 潔
http://brand-service.biz/
各種商品・サービスのネーミング、会社ロゴ等の
商標登録関連
を扱っております
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○識別力のある商標とはどんなものなのか
といったことから、ネーミングを考える際のツボを明らかにして
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○登録第5778551号:
構成各文字の右上部に棘状に突き出すデザインを施した「Free」
の欧文字及び該文字中の最後の「e」の下部から吹き出した
ような水様の図形内に感嘆符「!」(感嘆符中の上部は白抜き、
下部の丸部分は青色で表されている。図形と感嘆符を合わせていう
ときは、以下「図形部分」という。)を配し、該文字部分及び
該図形部分を全体として、白色と濃い青色で立体感を持たせ、さらに、
左下方から右上方へ濃い青色から薄い青色で彩色し、傾斜を付けた構成
指定商品・役務は、第9類の各商品です。
ところが、この商標は、
登録第5602147号商標:「FREE」
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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の審判(不服2015-003544号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったか紹介します。
まず、この商標は
「文字部分と図形部分が結合され、全体的に青色で統一されて、
連続性のある印象を与えるものであるから、」
「欧文字「Free」及び感嘆符「!」をモチーフとして、視覚上、
まとまりよく一体的に図案化したものとして看取されるもので
ある。」
また、
「「Free」の文字部分についてみるに、「free」の文字が
「(束縛や制約から)自由なさま。どこにも専属しない状態。無料。」
の意味を有する広く親しまれた語であることに加え、」
「指定商品中の「電子計算機用ゲームプログラム」等の「電子計算
機用プログラム」を取り扱う業界において、「フリーソフトウェア」
を表す記載に「free」の文字の表音である「フリー」の片仮名が
使用されていることを併せみれば、「free」の単語その
ものは、自他商品の識別標識としての機能が弱いものとみるのが
相当である。」
ということで
「その構成中の文字部分から、商品の出所識別標識としての称呼
及び観念を生ずるということはできないものであり、その構成全体
をもって、図案化された標章として、把握、認識されるというべき
である。」
として外観、称呼及び観念のいずれにおいても、引用商標は、
相紛れるおそれのない非類似の商標とされました。
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今回は、構成文字の外観が共通する場合の類否が問題となりました。
文字の外観が共通していても、自他商品の識別標識としての機能
が弱い場合は、文字どおりの称呼や観念が生じない場合があります。
当たり前の文字でも外観を工夫することによって真似とは言わ
せないツボになります。
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編集・発行 深澤 潔
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