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休むときはキッチリ休んで英気を養ってもらう流通業!

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      シリーズ「企業のパワーを倍増するためにやるべきこと!」


 <第470回>[(第1-3話)「休むときはキッチリ休んで英気を養ってもらう流通業!」]

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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するた
めにやるべきこと!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介してい
きます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事
担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。

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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】「初売り日」後ろ倒しの百貨店の評判!
【3】夕方6時閉店の生き生き食品スーパー!
【4】今こそ労働環境改善のとき!
【5】編集後記

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1990年代半ばごろからだろうか。元旦から開店する百貨店やスーパーが増えてきた。
昔は正月2日が「買い初め」だった。例えば仙台市最大の商店街「東一番町」では仙
台商人の心意気が伝統だった。老舗のお茶屋では年始としてお茶箱を先着数名のお
客様に配る。中には豪華な景品が詰まっている。早朝から並んだ甲斐があると言う
ものだ。

近年は益々福袋が活発になり、百貨店などには大晦日の晩から行列ができる。開店
と同時になだれ込み、争奪戦が繰り広げられる。もう群集心理むき出しだ。

スタバの、ある店舗では108個用意された福袋に100人ほどが並んだが、開店と同時
に先頭の5人組の仲間が全部買い占めてしまい、6番目以降の人は空振りに終わった
そうだ。はかなく、虚しい出来事だ。一人何個までと決めておかないスタバ側に責
任がある。

そんな中、元旦と2日を連休にし、3日を初売り日にした百貨店が「三越伊勢丹」だ。
大晦日まで働き詰めの社員に2日間連休にしてゆっくり休んでもらおうと言う粋な計
らいだ。

名古屋に夕方6時に閉店する食品スーパー「タチヤ」がある。夏場ならお天道様が輝
いていて、セミが鳴きまくっている時間に早々と閉店だ。24時間営業のスーパーが
増えていると言うのに、こんなに早く閉店して儲かるのかと気に掛かる。

企業のパワーを倍増するためにやるべきことはまず「働きがい」ではないかと考え
る。そこで今回は「休むときはキッチリ休んで英気を養ってもらう流通業!」と題
して記事を書いてみる。



【1】心に刻んでおきたい言葉

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社員の生活や人生を犠牲にする顧客満足は長続きしないと思う。


       渡辺良機


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【2】「初売り日」後ろ倒しの百貨店の評判!

三越伊勢丹の首都圏8店舗で今年の初売りを3日にした。昨年の9月には英断を下した
そうだ。働き詰めの社員に2日間ゆっくり休んで思い思いに過ごしてもらい、英気を
養ってもらおうと言う試みだ。

洋菓子製造・販売の「銀座ウエスト」は、「百貨店にとって稼ぎ時の2日間に休業す
ると言うことは、売り上げ増よりも我々テナントの労働環境改善を重視して頂いたも
のと感謝いたします」とツイッターに投稿したそうだ。

「素敵な会社ですね」と言った称賛や「ワ~、すごい英断です。ウチの店は365日営
業です。テナントなので逆らえません」などと百貨店のテナント業者からも前向きと
思える反応が多かったそうだ。

その一方で、「勝ち組みの三越伊勢丹だからできることじゃないですか」と言った冷
めた反応もある。やっかみ半分と言ったところだろうか。

三越伊勢丹の大西社長は「従業員がしっかり休んでこそ、よいサービスができる」と
初売り日を後ろ倒しした意図を説明している。



【3】夕方6時閉店の生き生き食品スーパー!

名古屋市のスーパー「タチヤ」は夕方6時には閉店だ。その日の朝に仕入れた生鮮品は
売り切る。6時の閉店に間に合わないお客様は他店へどうぞと言うメッセージとも受け
取れる。でもお客様にはすっかり周知されているからリピーターのお客様は夕方どっ
と押し寄せる。

タチヤでは社員は一軍と二軍に概ね分けられている様子だ。一軍は朝早く複数の卸売
市場に手分けして向かう。携帯で連絡を取りながら安くていい品物を一括して仕入れ、
各店舗に分配するから仕入れ値は押さえられる。その日の天候を確認して仕入れる量
を調整する。

しかも仕入担当は販売の責任者を兼ねている。お互いに連絡を取り合い、安くていい
品物を仕入れる一役を担っているから当然販売にも熱が入るわけだ。6時閉店で英気
を養っているから眠い目をこすりながら仕入れに行っているわけではない。

二軍の社員は店舗の実務を全てこなす。値付け、小分け、陳列、接客、レジ、惣菜作
りなど、大忙しだ。前の晩に十分くつろぎ、英気を養っているからみんなエネルギッ
シュに働いてくれる。

現在、店舗数は10店舗を越えて売上は230億円を突破した。三代目の森社長は、お客
様に感動と喜びを提供するために新鮮で安全な商品をびっくりする価格で提供するこ
とでお客様の笑顔に繋げると力強くメッセージしている。

「社員の生活や人生を犠牲にする顧客満足は長続きしない」。社員には、休むときは
キッチリ休んで英気を養ってもらうことが何よりも大切なのだ。



【4】今こそ労働環境改善のとき!

売上が増えたなら少しは人件費が増えるのは致し方ないと考えている経営者は多い。
できるだけ人件費を安く押さえたいのが本音だ。「安い賃金で文句も言わず、馬車馬
のように働いてもらいたい」などとバカなことを考える。事実、このようなことを地
で行っている会社があり、世間では「ブラック企業」と呼んでいる。

労働人口はドンドン減っていく。「ブラック企業モドキの会社」には人は集まらない。
労務倒産もありえるのだ。

コンビニや一部の食品スーパーなどでは24時間営業をやっている。夜行族を当て込ん
で24時間営業の飲食店まである。費用対効果を考えて、どれほどの利益が得られてい
るのだろうかと疑問に思う。今こそ労働環境の改善を真剣に考えるべきときではない
かと思う。



【5】編集後記

「卵が先か、鶏が先か」と言う議論がある。安い給料や劣悪な労働環境を我慢して頑
張ってくれたら給料に色を付けてやると言う考えが横行している。中には難癖を付け
残業代を支払わない会社もある。「他よりもいい給料と働きやすい労働環境を提供
するから頑張ってくれ」が当然正解だ。

働く人々の人格を否定するような人事労務制度は会社に利益をもたらすことは絶対に
ありえないことを強調しておく。

=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=



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⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp



次回に続く。


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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
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