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【人材育成編】集合研修を成功させるコツ(2)

◆◇【人材育成編】集合研修を成功させるコツ(2)―――――――――◆◇

前回、集合研修は――
1)事前学習
2)オリエンテーション
3)レクチャー
4)演習
5)まとめ
――という組み立てをするというお話をしました。

今回は、この5項目をどうつくっていくか、具体的にお話していきます。


1)事前学習

前もってテキスト、参考書などを渡し、研修日までに読ませます。
eラーニングを活用するのもいいと思います。(eラーニングと集合研修を
組み合わせると、効果的な研修を実施することができます)。

テキストや資料を読めば分かるようなことは、この事前学習で済ませてし
まいましょう。
研修は、テキストを読むだけでは分からないことや、さらに理解を深める
ことに集中します。

また、受講者のレベルにはバラツキがあります。
それを一定水準に合わせておく必要があります。

限られた研修時間を有効に使うために、事前学習は欠かせません。

私は、研修時間は短ければ短いほどいいと思っています。研修は長ければ
いいというものではありません。短い時間で、身につけてもらいたいこと
をきっちりと伝えることが、ベストな研修ではないでしょうか。

話が少し横にそれましたが…

問題は、事前学習をやらない受講者がいることです。
「必ず読んでおくように」と言っても、読まない人は必ずいます。
どうすればいいか?
簡単です。
事前学習が済んでいるという前提で研修を組み立て、その通りに進めれば
いいのです。
困るのは本人です。ついていけないのですから。
もしテキストに書いてあるような質問が出たら、「それはテキストの○○ペ
ージに出ています」とだけ答えるようにしましょう。
その人は、研修で何も身につかないまま終わるか、再受講することになる
でしょう。


2)オリエンテーション

オリエンテーションは重要です。
研修スケジュールや事務的なことを説明するだけで終わらないようにしま
しょう。
ここで、しっかりと研修の目的を伝えることが重要です。
さらに、人材育成に対する会社の考え方や、研修体系全体のことを説明す
るのが望ましいですね。

受講者に対して、
「なぜこの研修を受けるのか」
「この研修は、どのような位置づけなのか」
――こうしたことを、きちんと理解させることが必要です。


3)レクチャー

レクチャーは、事前学習の応用という位置づけにします。
ここで、テキストの中身を解説するのは時間のムダです。
「テキストを使って応用問題に取り組む」という内容にしましょう。

たとえば財務分析に関する研修であれば、
・事前学習で財務諸表の基礎テキストを読ませる
・レクチャーで実例を使って、その会社の財務分析をやってみせる
――といった組み立てにします。


4)演習

研修のハイライトは、この演習です。
グループディスカッションやロールプレイングなど、いろいろな技法があ
ります。

先ほど例に上げた財務分析の研修であれば、グループに分かれて、ある会
社の財務諸表をケースに財務分析をし、何が課題か、改善策として何が考
えられるかを上げさせるといったことが考えられます。

演習は、事前学習とレクチャーで学んだことを、フル活用しなくてはなら
ないようにします。
ここで、受講者の理解度が試されるようにするのです。
理解不十分なところがあれば、その部分をテキストで確認したり、講師に
質問して、身につけるようにします。

グループディスカッションの場合、グループごとに発表してもらいます。
グループごとに意見をまとめる必要はありません。
「両論併記」でかまいません。結論を出すことが目的ではありませんから。
講師も、無理に正解を出す必要はないと思います。
それよりも、理解に誤りがあったり、理解不十分なところをチェックし、
それを指摘するようにしましょう。

5)まとめ

よく、「研修アンケート」で、「この研修は役に立ちましたか」とか「いい
研修でしたか」というような質問をしますが、これは何の意味もありませ
ん。
大体、研修が終わった直後に、役に立つか立たないかなど、分かるわけな
いのです。
「いい研修だった」という回答が多いのを見て、研修担当者が自己満足す
るという程度の効果しかありません。

そうではなく、研修で学んだことを、現場でどう応用するかを考えてもら
い、それをリポートに書いてもらいます。
「キャリア研修」のような、実務密着型ではない研修の場合は、今後の職
業生活をどうしていくか、などを考えてもらえばいいでしょう。

この「まとめ」を、フォローに活用します。


6)フォロー

研修はやりっぱなしにしないようにしましょう。
研修後、3ヵ月~6ヵ月ぐらいのタイミングで、研修で学んだことを仕事で
使っているか、役にたっているかをアンケート調査などでフォローします。

もし「使っていない」、「役に立っていない」という意見が多ければ、イン
タビューなどで追加調査をし、内容を分析します。

さらに、研修の効果測定にまで踏み込めればベストですね。


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