━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/12/03(第787号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
12月に入りました。今年も残すところ1カ月。毎年同じような
ことを書きますが、今年中にやるべきこと、リストアップして
しっかり終わらせ、新たな年を気持ちよく迎えましょう!
では、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします!
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■□
賞与引当金をしっかり積もう
■■
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●12月と言えば、
賞与の時期です。夏期と冬期と年2回支給して
いる会社が多いと思います。
昨今では
年俸制のように、
賞与をなしにして、
賞与も含めた年
俸を12で割って支給している会社も増えてきています。
●どちらかいいかは、もらう方ではないのでよくわかりませんが、
やはり定期収入ではない収入がある、というのはいいのではな
いかなあ、と思います。
その分、多少毎月の給与が低くても、その中で通常の生活や貯
蓄ができれば、
賞与はレジャーに使ってもいいし、特別なもの
を買っていいし、貯蓄してもいいという、自由に使えるとこと
がいいですね。
●払う側の会社にとっては、これはしっかり計画しておかないと
いけません。
昨今では、
賞与引当金を毎月計上している会社が多くなってい
ると感じますが、皆様の会社はいかがですか?
年間計画を立て、その中で
賞与もしっかり見込み、それを12で
割って、毎月定額で計上するのが最も簡単な方法です。
仕訳で表すと、次のようになります。
毎月末(
借方)
賞与引当金繰入額 (
貸方)
賞与引当金 XXX万円
↓ ↓
損益計算書 貸借対照表
●これをやっておくことで、繰入額がしっかり
損益計算書に入り、
それを引いたところで、毎月の利益が計算されます。
賞与引当金を計上していない会社は、7月と12月に
賞与を払う
と、急に損益が赤字になったりします。
このようなことでは、経営者も管理職も業績を勘違いしやすく
なりますので、しっかり
賞与を見込んだ利益を把握しておく必
要がありますね。
●一方、
貸借対照表の
負債の部には、
賞与引当金が計上され、毎
月末の
貸借対照表には、現在までに積まれた
賞与引当金の残高
が載っています。
たとえば、11月末の
貸借対照表に載っている
賞与引当金の残高
は、冬期
賞与のために積んできた
引当金の累積額です。
この金額の範囲内で、12月に
賞与を支給すれば、追加の
費用は
発生しません。
賞与引当金の残高以上の
賞与を支給すれば、そ
の超過した
賞与の額は、12月の
経費が増えることになります。
●業績によって、
賞与が変動するのであれば、毎月の
賞与引当金
の引当額も、業績に応じて変動させていくような方法を取った
方が良いと思います。
どのように毎月の
賞与引当金を計上するのかは、それこそ各企
業の独自の計算方法で構いません。重要なのは、
賞与引当金を
各企業の実情に合わせて、適正に積んでいく、ということです
ね。
●年2回の
賞与で、業績がアップダウンするような不安定な経営
や
会計は避け、
賞与引当金を活用することで、安定・安心な経
営をしていって欲しいですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
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■
相続、
事業承継対策などに関心のある方は、下記メルマガも
是非、お読みください。
【併せて読みたい 「実践!
相続税対策」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0001306693.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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※本メルマガの解除はコチラ
⇒
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このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
週末、福島のかわうち村というところへビジネス交流会の仲間で
出かけ、ボランティアをしてきました。福島に本格的なワイナリ
ーを作ろうと活動している人たちと共に、防寒対策の作業をして
きました。まだまだ3年目で、売れるワインはできていませんが、
将来楽しみです!おかげで今日は足からか腰から、腕や手先まで
様々なところが痛いですね...(笑)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/12/03(第787号)━━
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■□ ”業績をアップするには、まずは会計から変えよう!”
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税理士の北岡修一です。
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●12月と言えば、賞与の時期です。夏期と冬期と年2回支給して
いる会社が多いと思います。
昨今では年俸制のように、賞与をなしにして、賞与も含めた年
俸を12で割って支給している会社も増えてきています。
●どちらかいいかは、もらう方ではないのでよくわかりませんが、
やはり定期収入ではない収入がある、というのはいいのではな
いかなあ、と思います。
その分、多少毎月の給与が低くても、その中で通常の生活や貯
蓄ができれば、賞与はレジャーに使ってもいいし、特別なもの
を買っていいし、貯蓄してもいいという、自由に使えるとこと
がいいですね。
●払う側の会社にとっては、これはしっかり計画しておかないと
いけません。
昨今では、賞与引当金を毎月計上している会社が多くなってい
ると感じますが、皆様の会社はいかがですか?
年間計画を立て、その中で賞与もしっかり見込み、それを12で
割って、毎月定額で計上するのが最も簡単な方法です。
仕訳で表すと、次のようになります。
毎月末(借方)賞与引当金繰入額 (貸方)賞与引当金 XXX万円
↓ ↓
損益計算書 貸借対照表
●これをやっておくことで、繰入額がしっかり損益計算書に入り、
それを引いたところで、毎月の利益が計算されます。
賞与引当金を計上していない会社は、7月と12月に賞与を払う
と、急に損益が赤字になったりします。
このようなことでは、経営者も管理職も業績を勘違いしやすく
なりますので、しっかり賞与を見込んだ利益を把握しておく必
要がありますね。
●一方、貸借対照表の負債の部には、賞与引当金が計上され、毎
月末の貸借対照表には、現在までに積まれた賞与引当金の残高
が載っています。
たとえば、11月末の貸借対照表に載っている賞与引当金の残高
は、冬期賞与のために積んできた引当金の累積額です。
この金額の範囲内で、12月に賞与を支給すれば、追加の費用は
発生しません。賞与引当金の残高以上の賞与を支給すれば、そ
の超過した賞与の額は、12月の経費が増えることになります。
●業績によって、賞与が変動するのであれば、毎月の賞与引当金
の引当額も、業績に応じて変動させていくような方法を取った
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業の独自の計算方法で構いません。重要なのは、賞与引当金を
各企業の実情に合わせて、適正に積んでいく、ということです
ね。
●年2回の賞与で、業績がアップダウンするような不安定な経営
や会計は避け、賞与引当金を活用することで、安定・安心な経
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