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弔事の失敗② 忘れ物はないですか?お葬式に参列する時の持ち物

このシリーズでは、お葬式やお別れの会でありがちな失敗談とその対策についてお伝えしていきます。
2回目は、『お葬式の参列準備・持ち物』についてご説明いたします。

お葬式は結婚式や記念式典などとは異なり、案内をもらってから葬儀当日まであまり日にちがありません。関西圏であれば、案内が来た日の夜にお通夜というケースもあることでしょう。
限られた時間でスケジュールの調整や持ち物の準備をしなくてはなりませんが、大切なお別れの場ですから、忘れ物や不備がないようにしたいものです。基本を押さえて、急な訃報にも慌てずに準備できるようにしておきましょう。

●お香典を持参する時の注意

葬儀やお通夜に参列する際には、「香典辞退」でなければお香典を持参しましょう。
時間がないときには、不祝儀袋や薄墨の筆ペンはコンビニ等でも売っているため、会場に行く途中で準備することも可能ですが、会場に着く前にお金を入れて表書きを書き、袱紗に包んでおきましょう。会場でビニール袋から出す方も見受けられますが、静かな会場では袋を開ける音が響き渡ります。また入口からすぐに受付になっていたり、待合スペースが狭いなど、お金を入れたり表書きを書いたりするスペースがあるとは限りません。
香典辞退」の葬儀には、参列時に香典をお渡しすることは控えましょう。それでも何か気持ちを表したいという場合には、四十九日法要の際に御仏前として包んだり、お仏壇へのお供えを別途用意するなどの形を取る方もいらっしゃいます。ご関係性に応じて対応されるとよいでしょう。

●お香典の金額・表書き

金額の目安は、故人や喪主との関係や地域の慣習、故人の社会的地位などにより変りますので、わからない場合には同じような関係の方や、その地域の葬儀社に聞いてみましょう。自身の身内の葬儀に参列頂いていた方やその関係者であれば、相互扶助の精神に基づいて、その時にいただいた金額を参考にするのもよいでしょう。
お札は慶事とは異なり、新札(ピン札)ではなく古いお札を使用します。ピン札の場合には少し角を折っておくと弔意が伝わります。
表書きは相手の宗教・宗派に合わせますが、わからないときは「御香典」とします。名前はフルネームで書き、中袋には喪主が整理しやすいように名前と住所も書いておきましょう。中袋には「金 ○○圓」というかたちで金額も記入しますが、簡単に書き換えられないように数字を旧字体で書くのが慣例です。

●数珠・ハンカチ

葬儀が仏式の場合には数珠を持参しましょう。キリスト教や神道などの場合は不要ですが、ご自分の宗旨に合わせてお参りしても問題はありません。
葬儀に参列の際に使用する数珠は、どの宗派の数珠を持参しても失礼にあたることはありません。「本式念珠」はそれぞれ珠や房の数、さらに長さなどが異なり、持ち方(合掌の仕方)にも違いがありますが、どの宗派でも使える「略式数珠」もあるため、一つは持っておくとよいでしょう。
そして最後に、涙を拭うハンカチも忘れずに。

準備に気を取られて大事なお別れの時間をあわただしく過ごすことのないように、基本的な作法を心得ておくと安心です。ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問合せください。
(2020.1.27)
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