障害者雇用を進めていくためには、大企業みたいなリーソスがないと難しいと感じる中小企業は少なくありません。しかし、実際には中小企業で上手に取り組んでいる企業さん、意外とあります。
そして、びっくりするのが、そういう企業にお話をお聞きすると、必ず出てくること「当たり前のことを当たり前にしている」的な言葉です。
地方のある中小企業は、採用が難しい業界で、慢性的な人材不足に悩んでいたそうです。このような状況を変えていくため、育児や介護などで退職する従業員に継続的に働いてもらえるように柔軟な働き方を導入し、リモートワークなどを取り入れていきました。
その結果、離職率が低下しただけでなく、組織全体が働きやすい環境になり、雇用率を大幅に超える障害者雇用をされています。
この企業で障害者雇用の秘訣を聞いたところ「特別なことは何もしていない、組織に必要な部門で適材適所の形で採用しただけです。」という答えが返ってきました。
難しく考えすぎない。「雇用」としてシンプルに考えること、とっても大事だと思います。
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