<第98回>事例で学ぶ「
コンピテンシー」
==■「冷静さ」なる
コンピテンシー発揮の威力!■==
=============================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「
コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
=============================
<今回のメニュー>
=============================
【1】「冷静さ」なる
コンピテンシー発揮の威力!
【2】「冷静さ」なる
コンピテンシーを自己チェックする!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
=============================
【1】「冷静さ」なる
コンピテンシー発揮の威力!
1.矢野 龍氏の言葉
矢野 龍氏は「冷静さ」の大切さを説いています。
*前進することは大切ですが、そこには冷静さも大切ですね。
~矢野 龍~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2.「冷静さ」なる
コンピテンシー発揮の威力!
「行動力が早い」ということは人に誇れる長所です。なぜなら、もたもた
していてなかなか行動に移さない人が多いからです。
いくら保有能力が高くとも行動に移さなければ成果はゼロですから。
しかし、「行動力が早い」が早飲み込みで「猪突猛進」型という人もよく
いるものです。
「大至急やってくれ」といわれると「冷静さ」を失い、「ハイ、分かりま
した」と言ってやり始めます。結果は散々です。これでは仕事のできる人
とはいえないでしょう。
上司に定型業務以外の仕事を依頼されたなら、目的、趣旨、背景などをよ
く理解しなければ着手できないはずです。そのためには上手に質問をして
納得的に理解することです。
そうすればどれほどの難しい仕事なのかが理解でき、どれくらいの時間が
ほしいのかも申し出ることができるでしょう。
困難な状況にあっても落ち着いていて物事に動じない冷静な判断や冷静な
行動が大切です。
あわて癖があると心当たりのある人は、「冷静さ」を意識して事に当たる
ことをお勧めします。これまでのような勘違いや思い込みによるミスが激
減するはずです。
是非、「冷静さ」なる
コンピテンシーを磨こうではありませんか。
【2】「冷静さ」なる
コンピテンシーを自己チェックする!
「冷静さ」なる
コンピテンシーを自己チェックしてみることは重要です。
<行動基準の例>
困難な状況に陥ってもあわてることなく、うろたえることなく、たちどこ
ろに対応策を考え、実行してきた。
<正に当てはまる>、<どちらかというと当てはまる>、<どちらかとい
うと当てはまらない>、<全く当てはまらない>
あなたは上記のどれに印が付きましたか?
<正に当てはまる>に印の付いた人は、困難やトラブルに出会っても筋道
を立てて冷静に考え、対応策を提示して実行してきました。
その結果、多くの場合、上手に活路を見出し、苦境を乗り切り、早期に問
題を収束させるため損失を最小限に食い止め、結果として成果に貢献して
きました。
それ以外に印を付けた人は「冷静さ」なる
コンピテンシーを磨く必要があ
ります。
【3】今日のまとめ
1.「行動力が早い」ということは人に誇れる長所ですが、「猪突猛進型」
の人がいること。こういうタイプの人は仕事の結果が散々になる場合
が多いこと。
2.定型業務以外の仕事を指示されたなら、目的、趣旨、背景を納得的に
理解してから取り掛かることが大切であること。
3.困難な状況やトラブルに出会っても冷静に筋道を立てて考え、即座に
対応策を提示して行動に移せるように自分を磨くこと。
【4】編集後記
性格的に冷静になれないというタイプの人はいます。しかし、そのような
思い当たる節があるならばなおさら「冷静さ」を意識して行動することで
す。
頭が真っ白になれば、普段考え付くことさえも気づけなくなるからです。
気持ちの持ちようで「冷静さ」はきっと磨くことができますから。
次回に続く
次回は、「好奇心」なる
コンピテンシー発揮の威力!を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
本メールマガジンは「まぐまぐ」と「melma」を通して発行しております。
「まぐまぐ」での登録・退会はこちらから
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag.html
「melma」での登録・退会はこちらから
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag2.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
*********************************************
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
著書「中堅・中小企業のための
コンピテンシー入門」好評発売中!詳細はこち
らから⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/book.html
*********************************************
<第98回>事例で学ぶ「コンピテンシー」
==■「冷静さ」なるコンピテンシー発揮の威力!■==
=============================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
=============================
<今回のメニュー>
=============================
【1】「冷静さ」なるコンピテンシー発揮の威力!
【2】「冷静さ」なるコンピテンシーを自己チェックする!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
=============================
【1】「冷静さ」なるコンピテンシー発揮の威力!
1.矢野 龍氏の言葉
矢野 龍氏は「冷静さ」の大切さを説いています。
*前進することは大切ですが、そこには冷静さも大切ですね。
~矢野 龍~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2.「冷静さ」なるコンピテンシー発揮の威力!
「行動力が早い」ということは人に誇れる長所です。なぜなら、もたもた
していてなかなか行動に移さない人が多いからです。
いくら保有能力が高くとも行動に移さなければ成果はゼロですから。
しかし、「行動力が早い」が早飲み込みで「猪突猛進」型という人もよく
いるものです。
「大至急やってくれ」といわれると「冷静さ」を失い、「ハイ、分かりま
した」と言ってやり始めます。結果は散々です。これでは仕事のできる人
とはいえないでしょう。
上司に定型業務以外の仕事を依頼されたなら、目的、趣旨、背景などをよ
く理解しなければ着手できないはずです。そのためには上手に質問をして
納得的に理解することです。
そうすればどれほどの難しい仕事なのかが理解でき、どれくらいの時間が
ほしいのかも申し出ることができるでしょう。
困難な状況にあっても落ち着いていて物事に動じない冷静な判断や冷静な
行動が大切です。
あわて癖があると心当たりのある人は、「冷静さ」を意識して事に当たる
ことをお勧めします。これまでのような勘違いや思い込みによるミスが激
減するはずです。
是非、「冷静さ」なるコンピテンシーを磨こうではありませんか。
【2】「冷静さ」なるコンピテンシーを自己チェックする!
「冷静さ」なるコンピテンシーを自己チェックしてみることは重要です。
<行動基準の例>
困難な状況に陥ってもあわてることなく、うろたえることなく、たちどこ
ろに対応策を考え、実行してきた。
<正に当てはまる>、<どちらかというと当てはまる>、<どちらかとい
うと当てはまらない>、<全く当てはまらない>
あなたは上記のどれに印が付きましたか?
<正に当てはまる>に印の付いた人は、困難やトラブルに出会っても筋道
を立てて冷静に考え、対応策を提示して実行してきました。
その結果、多くの場合、上手に活路を見出し、苦境を乗り切り、早期に問
題を収束させるため損失を最小限に食い止め、結果として成果に貢献して
きました。
それ以外に印を付けた人は「冷静さ」なるコンピテンシーを磨く必要があ
ります。
【3】今日のまとめ
1.「行動力が早い」ということは人に誇れる長所ですが、「猪突猛進型」
の人がいること。こういうタイプの人は仕事の結果が散々になる場合
が多いこと。
2.定型業務以外の仕事を指示されたなら、目的、趣旨、背景を納得的に
理解してから取り掛かることが大切であること。
3.困難な状況やトラブルに出会っても冷静に筋道を立てて考え、即座に
対応策を提示して行動に移せるように自分を磨くこと。
【4】編集後記
性格的に冷静になれないというタイプの人はいます。しかし、そのような
思い当たる節があるならばなおさら「冷静さ」を意識して行動することで
す。
頭が真っ白になれば、普段考え付くことさえも気づけなくなるからです。
気持ちの持ちようで「冷静さ」はきっと磨くことができますから。
次回に続く
次回は、「好奇心」なるコンピテンシー発揮の威力!を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
本メールマガジンは「まぐまぐ」と「melma」を通して発行しております。
「まぐまぐ」での登録・退会はこちらから
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag.html
「melma」での登録・退会はこちらから
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag2.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
*********************************************
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」好評発売中!詳細はこち
らから⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/book.html
*********************************************