相談の広場
いつも勉強させてもらっています。
実はこの度、クリニックで働くパートスタッフさんがおめでただということが分かりました。
しかし、仕事上、どうしても立ち仕事になりますし、さらに患者様の介助やユニット機材をはさんでの機具出しなど、普通のスタッフでも腰痛がでたり肩こりをおこし、身体に相当負担がかかります。
受付専従といってもそれほどの座り仕事でもなく、狭いスペースで無理な態勢にもなります。
そんな中「出血があり、医師から自宅安静の指示がでたので、とりあえず一週間休ませてもらいたい」との申し出がありました。
4日たった今もまだ出血が止まらないとの事で、みんなも心配していますが、そうもいっていられないのが私の立場です。
・彼女の希望
主治医から許可が出れば仕事は続けたい。
仕事の内容には制限がでると思う。
出勤日数を1、2日減らしてほしい。
しかし、クリニックに迷惑がかかるようなら退職も含め
指示に従う。
との事です。
・クリニックとしては
報告があってすぐシフトの話し合いをしたが、当初とても
体調もよかった事もあり、本人が仕事内容変更や勤務日数 の減少を断ってきた。
新人スタッフが加入してきていることもあり、主に指示出
しをするよう言い、すぐ座れるようにスタッフの動線エリ
アに椅子を設置し、常に声かけを心がけた。
というような対応をしていたにもかかわらず、もともと勤務すること自体が無理だったのか、仕事内容に配慮がたらなかったのか、絶対安静という状態になっています。
一般事務と違って個々で完結する仕事はほとんどありませんし、体調不良だといって遅刻や早退が続いたりするようでは
ギリギリの人数でまわしている現場としては対応が難しいです。
また、仲良し仲間意識が強いスタッフ内で、無責任な同情心が出始め、「仕事をすぐ替えさせなかったクリニックが悪い」「これで何かあったらクリニックのせいじゃないのか」という噂が立ちそうです。
数日内に
今後、どうしたいと思っているのか改めて話をきく予定になっていますが、正直、そういう状態で働いてもらうのはとても不安です。命ですから。
クリニックとしてどういう体制を準備する必要があるでしょうか。
どなたかお教えいただけませんか。
私自身子供がおりますので働くおかあさんのジレンマは自分でも痛いほどわかります。
ただ。どうも「妊娠しても身体が動く間は稼ぎたいです!」と簡単に口にする若いスタッフたちにはよく考えてほしいとおもうばかりです。
妊娠は一大事ですよね、本人にも、周りにも。
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多様性雇用といっても、小規模事業所では対応に限りがあります。流産は絶対避けなければなりません。とわたしは思います。
そこで、指示に従うではなく、その方がどうしたいかです。
主治医が「働ける」といったとて、主治医が保証してくれるわけではありません。最終的にはご夫婦で結論を出されるべきでしょう。
会社が対応できる範囲を可能な限り提示し、
判断はその方にゆだねた方が良いと思われます。
その際、多様性に考慮したい方針であれば、可能な投資や時短などの提示をすればよいと思います。
妊娠で出費がかさむため働きたい気持ちはわかりますが、
既に出血されているなどの状況であれば、
一旦おさまっても、勤務中に戻ることもありますから
何を優先するかということだと思います。
HOF様
さっそくありがとうございます。
おっしゃる通りです。
院長ももしまた復帰したい、と申し出があった場合
最悪の事態が起こってもクリニックに責任を問わない、院内外においても誤った解釈で非難が起こりそうな場合はこの書面を開示する、という旨の一筆をいれさせないと怖い、と言っています。
私どもは未婚ながら適齢期のスタッフを数名抱えており、しかし個人面談等でいつこのような話をしても
「妊娠してもできる限り稼ぎたい」「家でじっとしてる方が精神的にもよくないでしょう」というのですが、とても軽く聞こえて不快です。
やんわりそう簡単なものではないことを言って戒めるのですが、風潮なのでしょうか・・・・。
とにかく院長の方針のもとクリニックで対応できる体制を決めて提示します。
「みなに迷惑がかかるからやめてほしい」のでは決してなく、「命を大切にしてほしいから何が今は優先なのかよく考えてほしい」のですが、ともすると「妊娠を理由に退職勧奨」しているようにとられないかと言葉を選んでしまいます。
デリケートな問題なのでよく考えて対応してまいります。
ありがとうございました。
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