相談の広場
零細企業会社に勤めています。
入社時から取締役として働いています。取締役は社長と私だけです。
3年ほど働いていますが、ここ2年ほどあるシステム開発を私が中心で行っていますが、売上があまり上がっていない状況でした。
先月給与の遅延が発生し、そのことをきっかけに今後のことを社長と話し合いました。今後も給与の支払いが遅れたり、満額払えない可能性もあるということでした。
それでは生活に不安がありますので、私を含めて全社員が転職をすることになりました。
その際転職について社長も同意してもらいましたが、当然私が辞めてしまうと、システムについては誰もサポートできなくなります。みんな辞めてしまうので、どうしようもないのですが…。
最近知ったのですが、取締役は後任が決まるまで、その責務があるということです。しかし、後任が見つかるはずもありません。
そのため、会社を辞めた後もシステムのサポートを迫られことがあるのではないか?
また、このような状況になった責任として、損害賠償を要求されないか心配しています。
穏便に退職することはできないのでしょうか…?
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取締役はいつでも辞任の意思表示によって取締役を辞任することができます。取締役と会社との関係は委任関係ですから、辞任について会社の同意や株主総会の決議は不要です(会330、民651)。
ただし、任期の満了の場合と同様、取締役の辞任による退任により会社法または定款に定めた取締役の員数を欠くことになった場合、その退任した取締役は、新しく選任された取締役の就任までは取締役としての権利義務を有します(会346)。
御社の定款で取締役は2名あるいは2名以上、という定めがなければ
その責務は存続しないと思います。確認してみてください。
システムのサポートのことが心配で貴方が対応しなければならない、というkとであれば、例えば、社長と相談し、辞任後、あなたとの間で業務委託契約を締結し、サポートし、委託料を受領する、という方法のあると思います。
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