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財務分析の期末仕掛品について

著者 バンチ さん

最終更新日:2013年03月11日 20:58

いつもお世話になっております。バンチと申します。
会社が小さいため、総務経理人事となんでもしております。

さっそくですが、私の上司から2月の財務分析をするよう言われたのですが、行き詰っており投稿させていただきました。

2月は営業利益が出たのですが、その主な理由が期末仕掛品の金額が多く、原価を抑えたためだと思います。
1月の試算表と見比べたのですが、非製造原価経費の金額は同じで、製造原価を見比べた所、期末仕掛品が期首仕掛品の金額を上回っていたため製造原価が少なくて済んでます。

しかし、上司に言わせればそれは見ればわかることで分析ではないと突き返されました。
期末仕掛品が増えた理由や他の勘定科目の関係性があるのかも、誰でも思いつくようなことしか出てきません。

私の会社は、設備機械を作る会社で、一つ一つの商品を設計から、立ち合いまでして売上がるため、長期間仕掛品が残ったままです。売上までに3か月かかることもあります。原価計算は個別原価で費用を計上しております。

私の考えでは、たまたま仕掛品が多く残ったため、2月分の製造原価に入らなかったからだと思うのですが、みなさまの知恵を貸していただけないでしょうか?

また、上司に君の考えは浅はかだねという内容の説教を聞くのは避けたいです。

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Re: 財務分析の期末仕掛品について

著者きょうまささん

2013年03月12日 11:25

こんにちは。
一意見として参考程度に読んでいただけると幸甚です。

売上高売上原価は対応しているものです。
稚拙な説明で申し訳ないですが、下記の例を参照ください。

100円の商品を2つ売上げるのに、原価が40円かかるとします。
利益は60円ですね。

ある月に商品を2つ作り1つ売れたとします。
この時に、売上100円、売上原価40円、在庫40円となり、利益は60円です。

以上からお分かりになると思いますが、たまたま在庫が多かったとしても直接的に利益に影響を与えません。
製造原価の計算のみ見ていると、期首仕掛品+仕入-期末仕掛品ですから、期末仕掛品が多い分、製造原価が少なくなっているように見えますが、その月に売り上げた商品に直接又は間接的にかかったコストを集計するための計算にすぎません。

私見ですが、2月売上高に対して製造原価が少ない理由を、
①利益率の高い商品を販売した。
②製造コストの削減効果があった。
原価計算の振り分けが間違っており、製造原価にすべきコストを仕掛品に計上している。
に焦点を当てて分析されてみてはいかがでしょうか。

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