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社員退職金支払い時の税務処理について

最終更新日:2013年11月19日 13:01

こんにちは。
当社は3月決算株式会社です。

早速ですが、当社では社員の退職金を、「退職給付引当金」で毎年引当てています。
2014年3月31日付で定年退職者がいるため、引当金を取り崩して支払う予定です。
ただし、退職金の支払いは2014年4月15日頃になります。
この場合の仕訳と税務処理について確認したいのですが。

(仕訳)
引当金繰入れ
  2013/3/31  退職給付引当金繰入額 500万円 / 退職給付引当金 500万円 (2012年度法人税申告別表4で加算)

  2014/3/31  退職給付引当金繰入額 500万円 / 退職給付引当金 500万円 (2013年度法人税申告別表4で加算)

退職金支払い時
  2014/4/15  退職給付引当金 2000万円 / 普通預金 2000万円 (2014年度法人税申告別表4で減算。実際に支払った年度で処理する。)

→あっていますか?

また、「退職給付引当金」を使っておらず、退職時に「退職金」として支払う場合は、
(仕訳)
・未払計上
  2014/3/31  退職金 2000万円 / 未払金 2000万円 (2013年度法人税別表4加算減算なし)
退職金支払い時
  2014/4/15  未払金 2000万円 / 普通預金 2000万円 (2014年度法人税別表4加算減算なし)
→あっていますか?

よろしくお願いいたします。

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Re: 社員退職金支払い時の税務処理について

著者じやまださん

2013年11月20日 10:23

引当金の有無に係らず、就業規則等に照らし、3月31日時点で債務が確定しているならば、2013年度の損金に算入すべきこととなります。
従って、前者の例示は不適切かと。

Re: 社員退職金支払い時の税務処理について

じやまださん

2013年度の損金に算入すべきだとは思いますが、支払うべき退職金引当金計上しているので、具体的には仕訳と税務処理はどうなるのでしょうか?
教えてください。


> 引当金の有無に係らず、就業規則等に照らし、3月31日時点で債務が確定しているならば、2013年度の損金に算入すべきこととなります。
> 従って、前者の例示は不適切かと。

Re: 社員退職金支払い時の税務処理について

著者じやまださん

2013年11月20日 12:45

(仕訳)
3/31 引当金2000/未払金2000

(別表)
2013年度の別表4で減算2000

でどうでしょうか。

Re: 社員退職金支払い時の税務処理について

じやまださん

> (仕訳)
> 3/31 引当金2000/未払金2000
>
> (別表)
> 2013年度の別表4で減算2000
>
> でどうでしょうか。



ありがとうございます。

2014年4月の退職金支払い時は、
未払金 2000 / 普通預金 2000
となり、2014年度の法人税申告書は何も処理しないということですね。

スッキリしました。

Re: 社員退職金支払い時の税務処理について

著者じやまださん

2013年11月26日 16:58

> となり、2014年度の法人税申告書は何も処理しないということですね。

そのとおりです。

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