ワクチン接種をしなかった従業員への不利益扱いにあたるか

私が会社担当者なら、当人は何らかの思いで接種しないことを決めたわけですから、業務による海外への出国はさせません。余人をもって代えがたい仕事だとしても、当人がそれを遂行する能力を持ち得ていない可能性が大なわけですから、社員への安全配慮という点からもその業務には就かせません。なおこうした判断をした場合は、当然に会社への罰則はないどころか、むしろ肯定されると思います。

> 現在、行政が進めている新型コロナウイルス感染症のワクチン接種については、「個人の判断によるものであり、接種しないことによって不利益や差別が生じないようすることは極めて重要」とされています（厚労省や官房長官発言）。
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> 一方、ワクチン接種が各国で進むことで、入国前に行うPCR検査の陰性証明書提出と入国後の隔離措置を求めている国の中には、ワクチン接種証明書があればこれらの提出や措置を免除する国がでてくると考えられます。
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> このような国に海外出張する従業員が、個人の判断で接種していなかった場合の、出張前PCR検査費用および隔離期間中の費用（ホテルの宿泊費等）は、会社が負担すべきでしょうか。
> また、隔離期間中の勤怠は、欠勤としてよいものでしょうか。
> 不利益な扱いにあたる場合、法令違反や行政指導の対象になるのでしょうか。
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> 近い将来生ずる課題と考え、ご助言を乞うものです。
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おはようございます。

当社ではワクチン接種を「できるだけ受けてほしい」という方針を明確にしています。ただしアナフィラキシー等副反応を恐れて接種しないのは自由なので、その場合は、マスクの着用、ソーシャルディスタンスなどを継続すること、および出張は国内外問わず会社として指示しないことを申し合わせています。つまり、国内、および出張対象国で集団免疫が得られるまで緊急事態宣言下と同じ生活をすることが彼らに対して適用するルールとなります。

村の長老さんも回答していらっしゃいますが、会社として責任が持てないですから、国内外問わず出張は指示しないということが最適解になると思います。もし、どうしてもということであれば、待機期間中の費用も含めてすべて会社持ちとなるのは当然だと思います。

ご助言ありがとうございます。
参考になりました。

村の長老さま、boobyさま
ご回答ありがとうございます。

小さな会社なので、余人はおりません。
会社として事業遂行上出張が必須ならば、当該費用は会社負担というご助言ですね。
大変参考になりました。

> 村の長老さま、boobyさま
> ご回答ありがとうございます。
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> 小さな会社なので、余人はおりません。
> 会社として事業遂行上出張が必須ならば、当該費用は会社負担というご助言ですね。
> 大変参考になりました。

いえいえ、そんな回答はしていません。出張させないという考えです。余人がいないとしても業務命令で出張させるわけですから、万一他国で感染、発症すれば、責任はほぼ100％会社ですが補償はできるのでしょうか。ワクチン接種をしていないことを知った上で出国させたのですからね。こうした場合は、労災保険の給付も制限されるかもしれません。会社の過失大ですからね。そうしたリスクを承知で、会社も当人も命令する・受けるかどうかですね。

国内外を問わず、また企業規模を問わず、発生してきますよね。
「個人の判断によるものであり、接種しないことによって不利益や差別が生じないようすることは極めて重要」
を根底に考えるとしても、未接種の従業員は出張させない、となった場合、考課・評価はどうなるのでしょうか？　既接種者に出張のチャンスが訪れ職務を果たした場合には、未接種で出張を見送る従業員よりも高評価を得る、は否めなくはないでしょうか？　考課は昇給・賞与に繋がります。　繋がらなければおかしいです。　実態は、未接種者は自身のポリシーを貫くことが不利（益）につながることも含めて考えなければならないのが現状・・・・すみません、私も考えがまとまっていませんね。

「実態は、未接種者は自身のポリシーを貫くことが不利益につながることも含めて考えなければならない」というのは、従業員側からすればその通りと感じます。

これまで短期の出張時などでは、例えば破傷風や狂犬病などの予防接種を、出張者が面倒がって行わず出張している事例があります。
こうしたことへの対応も含めて、様ざま検討がいるかと感じました。