相談の広場
個人事業主が法人成りした場合の、個人側の仕訳と法人側の仕訳を教えていただきたいです。
①そもそも前提からですみませんが、
個人が法人成りした場合、引き継ぎたい資産、負債のみ引き継いで、引き継ぎたくない資産負債はそのまま個人の残高として最後の決算を終えていいのでしょうか?
②そして本題の仕訳についてですが、ざっくりとした仕訳のイメージとしては
【個人】
事業主貸/資産
負債/事業主借
【法人】
資産/役員借入金
役員借入金/負債
でいいのでしょうか?
※引き継ぎたい科目は、預金、未収入金、固定資産、未払金、長期借入金といったところです。
③また固定資産は時価=簿価として引き継ぎたいと思っていますが、その場合は個人の譲渡所得は0として良いのでしょうか。
④事務所兼住居の賃貸物件を借りており、個人事業主の際は事業割合で費用計上しておりましたが、法人では事業割合での費用計上という考えはないのでしょうか?
全てではなく一部の質問でも回答いただけると助かります。。。
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こんばんは。私見ですが…
> 個人事業主が法人成りした場合の、個人側の仕訳と法人側の仕訳を教えていただきたいです。
> ①そもそも前提からですみませんが、
> 個人が法人成りした場合、引き継ぎたい資産、負債のみ引き継いで、引き継ぎたくない資産負債はそのまま個人の残高として最後の決算を終えていいのでしょうか?
>
法人へ引き継ぎたいかではなく「引きつかなければならないものとそうでないもの」という考え方です。
通常は資産・負債はほぼ全て引き継ぐことが多いと思います。
> ②そして本題の仕訳についてですが、ざっくりとした仕訳のイメージとしては
> 【個人】
> 事業主貸/資産
> 負債/事業主借
> 【法人】
> 資産/役員借入金
> 役員借入金/負債
> でいいのでしょうか?
> ※引き継ぎたい科目は、預金、未収入金、固定資産、未払金、長期借入金といったところです。
>
引き継ぎたくない資産・負債はなんでしょうか。
引き継ぎたいものだけを書かれてもその中に引き継がなければならない物もあるかもしれませんが。
仕訳としては書かれた処理でいいと思われます。
厳密に言うと負債の場合は役員貸付金になりますが役員借入金の方が残が多くなるようであれば貸付金との相殺でいいでしょう。
ですが貸付金がどの程度あるのかはっきりしませんのでまずは貸付金で仕訳し相殺は最後に処理されるといいでしょう。
> ③また固定資産は時価=簿価として引き継ぎたいと思っていますが、その場合は個人の譲渡所得は0として良いのでしょうか。
>
書かれている簿価とは個人事業の簿価でしょうか。
中古の市場価格を調べてその額での引継ぎですから個人事業の簿価ではありません。
法人譲渡額と個人事業簿価との差額が譲渡所得ですから0になる事もありますし譲渡額が発生することもあります。
> ④事務所兼住居の賃貸物件を借りており、個人事業主の際は事業割合で費用計上しておりましたが、法人では事業割合での費用計上という考えはないのでしょうか?
>
計算根拠があるなら費用計上出来ます。
個人事業と法人化の後と変化が無ければ割合はそのまま引き継げるでしょう。
> 全てではなく一部の質問でも回答いただけると助かります。。。
判る範囲ですが判断が異なる事もあります。
後はご判断ください。
とりあえず。
回答いただきありがとうございます。回答いただいた上でまた疑問が生まれてしまったので、よければ教えていただきたいです。。。
> こんばんは。私見ですが…
>
> > 個人事業主が法人成りした場合の、個人側の仕訳と法人側の仕訳を教えていただきたいです。
> > ①そもそも前提からですみませんが、
> > 個人が法人成りした場合、引き継ぎたい資産、負債のみ引き継いで、引き継ぎたくない資産負債はそのまま個人の残高として最後の決算を終えていいのでしょうか?
> >
>
>
> 法人へ引き継ぎたいかではなく「引きつかなければならないものとそうでないもの」という考え方です。
> 通常は資産・負債はほぼ全て引き継ぐことが多いと思います。
>
> > ②そして本題の仕訳についてですが、ざっくりとした仕訳のイメージとしては
> > 【個人】
> > 事業主貸/資産
> > 負債/事業主借
> > 【法人】
> > 資産/役員借入金
> > 役員借入金/負債
> > でいいのでしょうか?
> > ※引き継ぎたい科目は、預金、未収入金、固定資産、未払金、長期借入金といったところです。
> >
>
> 引き継ぎたくない資産・負債はなんでしょうか。
> 引き継ぎたいものだけを書かれてもその中に引き継がなければならない物もあるかもしれませんが。
> 仕訳としては書かれた処理でいいと思われます。
> 厳密に言うと負債の場合は役員貸付金になりますが役員借入金の方が残が多くなるようであれば貸付金との相殺でいいでしょう。
> ですが貸付金がどの程度あるのかはっきりしませんのでまずは貸付金で仕訳し相殺は最後に処理されるといいでしょう。
>
→引き継がなければならないもの:事業継続に必要な固定資産、棚卸資産
引き継がなくても良いもの:現預金、未収未払金、売掛買掛金、長期借入金
という認識は合っていますか?引き継がなくても良いものは個人の期末残に残っていても大丈夫でしょうか?
実際には現金だけ引き継ぎたくないと思っています。
仕訳については認識合っているということでありがとうございます。(正しくは資産/役員借入金、負債/役員貸付金でした。ご指摘ありがとうございます。)
>
> > ③また固定資産は時価=簿価として引き継ぎたいと思っていますが、その場合は個人の譲渡所得は0として良いのでしょうか。
> >
>
> 書かれている簿価とは個人事業の簿価でしょうか。
> 中古の市場価格を調べてその額での引継ぎですから個人事業の簿価ではありません。
> 法人譲渡額と個人事業簿価との差額が譲渡所得ですから0になる事もありますし譲渡額が発生することもあります。
→正しくは中古市場価格だと思いますが、厳密な時価が分からず個人事業の簿価と大きく相違ない場合、実務は簿価で譲渡という場合が多いのでしょうか?それとも査定出したりして時価を求めるのでしょうか?
>
> > ④事務所兼住居の賃貸物件を借りており、個人事業主の際は事業割合で費用計上しておりましたが、法人では事業割合での費用計上という考えはないのでしょうか?
> >
>
> 計算根拠があるなら費用計上出来ます。
> 個人事業と法人化の後と変化が無ければ割合はそのまま引き継げるでしょう。
→そのまま引き継げるのですね、ありがとうございます。
>
> > 全てではなく一部の質問でも回答いただけると助かります。。。
>
> 判る範囲ですが判断が異なる事もあります。
> 後はご判断ください。
> とりあえず。
>
長くなってしまってすみませんが、ご教示いただけると幸いです。
こんばんは。
> →引き継がなければならないもの:事業継続に必要な固定資産、棚卸資産
> 引き継がなくても良いもの:現預金、未収未払金、売掛買掛金、長期借入金
> という認識は合っていますか?引き継がなくても良いものは個人の期末残に残っていても大丈夫でしょうか?
通常現預金は引継ぎ内容になる事が多いです。
資金が無くて事業が成り立つのでしょうか。
預金残がある程度あるのであればいいですが現金と預金は引き付き財産になる事が多いです。
また法人へ引き継いだのですから個人事業貸借は0円で事業主勘定で整理することが多いでしょう。
> 実際には現金だけ引き継ぎたくないと思っています。
> 仕訳については認識合っているということでありがとうございます。(正しくは資産/役員借入金、負債/役員貸付金でした。ご指摘ありがとうございます。)
>
> >
> > > ③また固定資産は時価=簿価として引き継ぎたいと思っていますが、その場合は個人の譲渡所得は0として良いのでしょうか。
> > >
> >
> > 書かれている簿価とは個人事業の簿価でしょうか。
> > 中古の市場価格を調べてその額での引継ぎですから個人事業の簿価ではありません。
> > 法人譲渡額と個人事業簿価との差額が譲渡所得ですから0になる事もありますし譲渡額が発生することもあります。
>
> →正しくは中古市場価格だと思いますが、厳密な時価が分からず個人事業の簿価と大きく相違ない場合、実務は簿価で譲渡という場合が多いのでしょうか?それとも査定出したりして時価を求めるのでしょうかです
最近はネットで調べることも多いでしょう。これについては経験済みです。
車ですとメーカーや車種,年式等で検索すると見つかる事もあるのでその内容を印刷して金額資料として残しましょう。
確実なところは税理士や税務署にご確認ください。
とりあえず。
こんばんは、ご回答ありがとうございます。
> 通常現預金は引継ぎ内容になる事が多いです。
> 資金が無くて事業が成り立つのでしょうか。
> 預金残がある程度あるのであればいいですが現金と預金は引き付き財産になる事が多いです。
> また法人へ引き継いだのですから個人事業貸借は0円で事業主勘定で整理することが多いでしょう。
BS科目は事業主勘定で整理し、貸借0円で最後の決算書を作成しようと思います。
>
>
> 最近はネットで調べることも多いでしょう。これについては経験済みです。
> 車ですとメーカーや車種,年式等で検索すると見つかる事もあるのでその内容を印刷して金額資料として残しましょう。
>
ネットでの情報でもよいのですね。資料準備し残しておこうと思います。
>
> 確実なところは税理士や税務署にご確認ください。
> とりあえず。
>
ご回答いただいて大変助かりました。
ありがとうございました。
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