相談の広場
今期よりステッカーの制作・販売をサブの業務として始めた法人です(製造業ではありません)。
期末となり、仕入れた素材の棚卸しを行ないました。
その記帳方法についてどのように記すべきか迷っています。
web上で調べたところ、以下のような仕訳にすべきとありました。
借方)材料費(売上原価) ○○○円 貸方) 期末材料棚卸高 ○○○円
しかし、上記の場合、損益計算書では材料費+期末材料棚卸高となり、購入した以上の金額となってしまいます。
そう考えると、以下の記し方が正しいと思います。実際のところどうなのでしょうか?
借方)期末材料棚卸高 ○○○円 貸方) 材料費(売上原価) ○○○円
ご教示のほどお願いいたします。
ちなみに、既製品を仕入れた商品も取り扱っており、そちらの棚卸しは以下のように記しています。
借方)商品(流動資産) ○○○円 貸方) 期末商品棚卸高 ○○○円
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材料の仕訳は、いくつか種類があります。
貴社の期中での処理がわかりませんが、ご記載の情報から推測するに、
材料を購入した際に、材料費(売上原価)として処理しているものと思います。
材料購入時
材料費 / 買掛金など
この場合、簡便的に処理するなら、おっしゃっているような仕訳が近いかと思います。
ただし、「期末材料棚卸高」という勘定は、一般的にBS勘定ではないので、「材料」などの勘定科目で期をまたぐことになります。
(期首に、期末材料棚卸高という勘定が出てくるのは違和感があるでしょう。)
材料 / 材料費
もともと調べられたwebの実際の記載がわかりませんが、材料費ではなく、
材料(棚卸資産) / 期末材料棚卸高(売上原価)
だった可能性はあります。
なお、貴社でのこの事業の規模感や加工状況がわかりませんが、厳密にいえば、加工途中の材料や加工費は売上原価からは除く必要があります。
仕掛品 / 材料費
/ 加工費 など
どこまで製造原価計算を細かく行うかは、貴社においての重要性にもよりますし、利益計算にも影響しますので、税理士等ともよく確認してください。
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