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消費税を踏まえた固定資産(車両)の売却損の仕訳

著者 aiueokyou さん

最終更新日:2025年10月29日 11:40

消費税を踏まえると税会不一致で仕訳が複雑になると思いますが、車両売却時に損失が発生する際の仕訳について下記の通りでよいのかお教えいただけますでしょうか?

減価償却は直接法とします。
簿価1,500,000円の車両を1,000,000円で売却したとします。
その車両のリサイクル預託金は10,000円だったとします。

消費税を考えない簿記の教科書的には以下の仕訳かと思います。

現金     1,000,000円 / 諸口
諸口            / 車両       1,500,000円
諸口            / リサイクル預託金 10,000円
固定資産売却損 510,000円 / 諸口

消費税を税抜き経理とすると以下の仕訳になるのでしょうか?

現金     1,000,000円 / 諸口
諸口            / 車両       1,500,000円
諸口            / リサイクル預託金   10,000円
諸口            / 仮受消費税      90,000円
固定資産売却損 600,000円 / 諸口

そしてこの仮受消費税だけ見れば納税時に
仮受消費税    90,000円 / 現金         90,000円

※仮受消費税
1,000,000のうち990,000円が税込み課税売上
1,000,000のうち10,000円が税込み非課税売上
990,000円×10/110=90,000円が仮受消費税
課税売上割合の計算上は
990,000円-90,000円=900,000円が分子の税抜き課税売上
非課税売上10,000円は金銭債権のため5%の500円を算入
900,000円+500円=900,500円が分母の税抜き総売上高

売却損が変化していますが会計上や法人税上の問題は特にないでしょうか?
なぜ売却損が増えるかについて(消費税の計上時期が取得時のため)取得時に早めに控除で恩恵を受けているから売却時にその分損するのように考えればいいのですかね?

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Re: 消費税を踏まえた固定資産(車両)の売却損の仕訳

著者うみのこさん

2025年10月29日 12:51

仕訳については、おおよそご記載の通りでしょう。
ただし、車両の簿価については、税込経理の場合と税抜経理の場合で差異があるはずです。

売却損の違いは、消費税の計上時期というより、車両の簿価の違いに起因します。

税法や会計原則等に則った処理は1つではありません。
処理方法によって差異が生じること自体は問題ありません。

例えば減価償却方法定率法にするか定額法にするかでも結果は変わりますが、どちらの場合であっても認められた処理です。

Re: 消費税を踏まえた固定資産(車両)の売却損の仕訳

著者tonさん

2025年10月29日 13:53

> 消費税を踏まえると税会不一致で仕訳が複雑になると思いますが、車両売却時に損失が発生する際の仕訳について下記の通りでよいのかお教えいただけますでしょうか?
>
> 減価償却は直接法とします。
> 簿価1,500,000円の車両を1,000,000円で売却したとします。
> その車両のリサイクル預託金は10,000円だったとします。
>
> 消費税を考えない簿記の教科書的には以下の仕訳かと思います。
>
> 現金     1,000,000円 / 諸口
> 諸口            / 車両       1,500,000円
> 諸口            / リサイクル預託金 10,000円
> 固定資産売却損 510,000円 / 諸口
>
> 消費税を税抜き経理とすると以下の仕訳になるのでしょうか?
>
> 現金     1,000,000円 / 諸口
> 諸口            / 車両       1,500,000円
> 諸口            / リサイクル預託金   10,000円
> 諸口            / 仮受消費税      90,000円
> 固定資産売却損 600,000円 / 諸口
>
> そしてこの仮受消費税だけ見れば納税時に
> 仮受消費税    90,000円 / 現金         90,000円
>
> ※仮受消費税
> 1,000,000のうち990,000円が税込み課税売上
> 1,000,000のうち10,000円が税込み非課税売上
> 990,000円×10/110=90,000円が仮受消費税
> 課税売上割合の計算上は
> 990,000円-90,000円=900,000円が分子の税抜き課税売上
> 非課税売上10,000円は金銭債権のため5%の500円を算入
> 900,000円+500円=900,500円が分母の税抜き総売上高
>
> 売却損が変化していますが会計上や法人税上の問題は特にないでしょうか?
> なぜ売却損が増えるかについて(消費税の計上時期が取得時のため)取得時に早めに控除で恩恵を受けているから売却時にその分損するのように考えればいいのですかね?


こんにちは
車両売却…処分だけですね
下取とかはないとして
車両簿価    1,500,000
リサイクル料  10,000
売却額     1,000,000

諸口  /  車両      1,500,000 不課税
諸口  /  リサイクル料   10,000  不課税
売却原価…損 /  諸口   1,500,000  不課税
資金     /  売却額   1,000,000 課税 内仮受消費税 90,909
リサイクル料の資金はどこに?

問者の書かれた仕訳に売却額がないですが
リサイクル料は資金として戻るので売却原価…損にはなりません
売却原価は不課税
売却額は課税
それぞれ分けて仕訳を完成させる必要がありますが
とりあえず

  

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