相談の広場
名刺に関する質問です。
従業員が会社の名刺を持つのは至極当然なのですが、会社が業務委託をしている個人が、その会社の名刺を持って営業活動をするのは、偽装名刺にはならないのでしょうか?
当社では、みなし雇用に注意しながら個人へ業務委託を行っております。その者を連れてお客さまにお会いすることもあるので、弊社の社名ロゴの入った従業員と同じ名刺を持たせています。先方から見れば、その委託者も弊社従業員に見えるはずです。
これはOKなのでしょうか
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労働法関連で言えば、問題は少ないと思います。
名刺の表示のみではみなし雇用とは言えないと思います。
誤解を受けないには、委託業務の名刺は
限定目的であり、実際の会社の名刺もあり使い分けていれば
問題は無いと思います。
また、当人も”対顧客の限定目的”と理解していれば
問題ないと思います。
会社としては、
その名刺を持って行っている業務と責任による
と思います。
例として営業などで”委託業務で集金”を行うならば、
むしろ、会社の名刺である方が誤解を受けません。
そうした合理的な理由があり、限定的な目的ならば
問題は無いと思います。
対顧客という点では、その名刺を使って行った業務には
会社として責任を負っていれば問題ないでしょう。
29NAMEさん
実際にそのような運用を行っている会社は少なくないのではと思いますが、会社の姿勢というか考え方次第ではないでしょうか。労働法関連はわかりませんが、それ以前にお客様に対して”うそ”というか偽装することには変わりありません。いわゆるコンプライアンスの問題とも言えます。当社では、そのような運用は認めません。どうしても名刺が必要なら、「xx株式会社提携会社 ○○株式会社」ということで、「xx株式会社」には御社名を、「○○株式会社」には、その方が所属している会社名を入れることで運用を行うことになると思います。もし、個人の方に委託しているのでしたら、例えば、「xx株式会社提携先」とか「xx株式会社パートナー」とかの表示になるかもしれません。ご参考になれば幸いです。
同件で外資社員さまからの回答は、業務内容や遂行上の視点で問題ないとの内容でしたが、コンプライアンスの観点で、とのトライトンさまのご指摘も最もだと感じております。実際システム開発等でシステム会社に発注する際も、超大手システム会社さんに発注して、そのトップはその社員の方ですが、そのサブシステム部分は準大手の方が入られて、その方はご自身の名刺を使われています。確かにそこで、超大手企業の名刺で、その企業に所属されているのかと思っていたら違っていたことが判明した場合、何が変わるのではないですが、気持ち的にはちょっと思うことがあるかもしれません。
ケースbyケースの対応が必要ですね。
非常に参考になりました。ありがとうございました。
他の方のご意見を伺って、会社や業界で随分と
名刺に対する考え方が違っているのだと驚きました。
私の会社はIT業界ですが、移動が激しい、関連会社の
人間でも責任をもって業務を行うことが多いので、
名刺は単なる連絡先と、立場を表すもので、
会社を代表するものとかんがえません。
ですから、関連会社でも、そのプロジェクトの責任を
請け負っていれば、元受けの会社名で名刺を作ります。
(請負側が勝手には作らず、元受が自社名で作ります)
その人間が正当であり妥当であるかは、契約の段階では
会社間で行われるので、担当の法的な地位は無関係で
名刺には重きを置かれません。
こうした風潮は、放送業界や、建築業界など、
孫受けなどが日常的な業界では多いのだと思います。
他の業界ですと、不動産や銀行では”店長代理、
副支店長”などが多いことはご存知と思います。
こうした名刺の肩書きから、その人がNO2だと思う人が
いないように、私の業界では 名刺の法的妥当性には
拘らず、実質的に誰が仕切るかが重要に思います。
そうした業界や会社では、名刺のコンプライアンスには
拘らないのだと思います。
もちろん、業界や会社風土が変われば、
色々な考え方があり、とても興味深く、また参考に
なりました。
その意味で、問題提起をされた29NAMEさん
トライトンさん、トラきちさんにも感謝いたします。
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