相談の広場
最近、当社の取引先が破産や民事再生法の手続き等の破綻が増えてきています。当社としては与信の管理基準を設けたいと思うのですが、何か良い基準とかありましたら教えて下さい
スポンサーリンク
こんにちは、新米経理さん。
さて、ご相談の件、かなり漠然としたご質問に感じます。
というのも、例えば、昔から使われている“自己資本比率”も、業種によって標準的な率は違いますしね…。
あくまで弊社の事例でしたら、帝○データバンクの信用調査で
①60点以上であれば問題なし
②55点~59点であれば注意が必要
③50点~54点であれば社内稟議が必要で3ヶ月毎に再調査
④50点未満は原則取引しない
としていますね。尚、①②であっても1年に1回は再調査しています。
ただ、それも万能ではありません。極論粉飾決算をしていることや調査不能な会社もあります。
よって、実は与信は『営業マン』がポイント、つまり、社内で一番取引先と密接な関係のある営業マンが、同業他社から聞いた『風評』やその会社の『雰囲気』を掴ませることが案外大事なんですね。弊社は、それを業務に加えて定期的に報告させています。
尚、帝○データバンクの調査は、普通に調査をかけると1件10万円とかしますので、弊社は『日△テレコン』を経由した簡易版を多用しています。
以上、お返事になれば。
新米経理さん
与信管理というものには、これで完璧という正解はありません。
どこの会社も方針を持ち、その運用のために基準を設けているだけです。但し、厳しくするほど売上先が無くなり、利益を得る機会を逸してしまします。
でも、甘すぎると倒産した会社に日々ひっかかってしまう恐れが大きいです。
御社の業種、取引先の業種も踏まえ、前向きな営業のためにどうすべきかを帝○の営業なんかに相談するのも手だとお思います。
東○商工Rなんかは、営業マン対象の研修ビデオがあり、古くて変更部分もありますが、結構使えると思います。
それと下記のコメントに補足をさせていただきます。
> あくまで弊社の事例でしたら、帝○データバンクの信用調査で
> ①60点以上であれば問題なし
> ②55点~59点であれば注意が必要
> ③50点~54点であれば社内稟議が必要で3ヶ月毎に再調査
> ④50点未満は原則取引しない
> としていますね。尚、①②であっても1年に1回は再調査しています。
⇒ 帝○や東○商工Rでは、評点の付け方に基準があり、規模の大きな会社は結構高い評点となる場合が多く、内容の分析が必要です。東京○○の評点はリアルな気がします。
>
>帝○データバンクの調査は、普通に調査をかけると1件10万円
⇒ そんなにかかりませんよね?1件3万円+実費(謄本代・速報料等)で、大きい枚数のチケットを購入すると最大半額の単価(15千円)になります。帝○さんに聞けば分かります。
以上、御社としてのスタンスを決め、調査会社の話を参考にすると良いと思います。
こんにちは、おっとどっこいさん。
最近時々お会いしますね。
さて、先程ご指摘の
>帝○データバンクの調査は、普通に調査をかけると1件10万円
⇒ そんなにかかりませんよね?1件3万円+実費(謄本代・速報料等)で、大きい枚数のチケットを購入すると最大半額の単価(15千円)になります。帝○さんに聞けば分かります。
について、すいません。違うものと勘違いしておりました。ご指摘の通りです。
余談ですが、帝○データバンクについて、ものすごい矛盾したことを新米経理さん向けにレスしますが、おっとどっこいさんもご指摘の通り、会社規模に加え、社歴も点数上大きなウェートを占めていますので、あくまで点数は目安であり、御社としての吟味が必要です。
更に内々の話ですが、調査員或いは帝○データバンク社との付き合いや取引規模(チケット購入)によって、点数が『加算』されることがあります。
結局のところ、所詮民間同士の『取引』なんですよ。
よって、繰り返しになりますが、調査会社による評価点はあくまで目安であり、当初申し上げたような営業マンの『感触』を大切に、御社独自の評価方法を構築されることをお勧めしますね。
以上
どのカテゴリーに投稿しますか?
選択してください
1~4
(4件中)
お知らせ
2024.4.22
2023.11.1
2023.9.1
スポンサーリンク
スポンサーリンク
[2022.7.24]
[2019.11.12]
[2018.10.10]