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総務の給湯室

総務担当者同士の給湯室的空間!「みんなの会社ではどうしてる?」など・・・ご自由に!

年間の医療費が10万以上

著者 sanagi さん

最終更新日:2010年06月07日 11:06

初めまして。
どこに投稿したらよいか分からないので、こちらにお邪魔させていただきます。

個人的なことなのですが、皆さんのお力をお借りしたいので宜しくお願いします。

私は、現在独身で自己所有のマンションに住んでいます。
住宅控除対象となっており、源泉徴収額(源泉徴収票に記載)は0円です。
親の遺伝で持病を発症し、去年1年間(1月~12月)通院&採血&薬剤投与で自己負担金が15万円程になりました。
そこで、医療費控除を受けようと思い、年末調整用紙を税務署のHPで作成してみると還付金0円となった為、
直接税務署に問合せをしましたところ「源泉徴収額が0円ということは、もう還付できるものがないということです」と言われ
(こういうことに疎くて理解していませんでした)
住宅控除のみで、医療費はそのまま自己負担で終わってしまいました。

個人的に、住宅控除と医療費控除は全く別物で、何となく納得ができないのですが、
色々調べてみても分からないままです。

そして、4月に別の病気(これも遺伝らしい)で5月に手術を受け入院しました。
手術&入院代は高額医療費の請求で多少は返戻がありますが、更に通院&採血&薬剤投与が増え、
手術&入院費用を除いても今年は20万円を超えそうです。

こんな場合、何か返戻してもらえるようなシステムは無いのでしょうか?
住宅控除を受けて、源泉徴収額が0円ならばどれだけ医療費を払っても自己負担するしかないのでしょうか?

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Re: 年間の医療費が10万以上

著者 smiley さん

最終更新日:2010年06月07日 13:04

> 個人的に、住宅控除と医療費控除は全く別物で、何となく納得ができないのですが、
> 色々調べてみても分からないままです。

納付額がもともと¥0であれば、それ以上は減額されないのはわかると思いますが?
納得できない理由がわかりません?

Re: 年間の医療費が10万以上

著者 マッキー♪ さん

最終更新日:2010年06月07日 13:54

本来所得税と医療費や住宅ローンなどは別物です。

所得税として○○円納めなさい、というところを、医療費が掛かった場合や住宅購入などでローンが残っている場合、特別に減税してあげますよ、というのが医療費控除や住宅控除であり、あくまでも本来納めなきゃいけない税金を減額してあげるというものです。

特別に減額してあげる項目の中の一つに、医療控除や住宅控除があるのであって、所得税が減額してもらえる項目としては他にも寡婦控除や身障者控除、扶養人数などがありますよね。生命保険等もそうでしょう。他にもありますが、様々な控除を行い減額してあげた結果、徴収額は0円となりましたので所得税を納めなくても良いですという状態になったわけです。


源泉徴収は納める所得税の話であり、高額医療費が掛かったからその補填・保証をどうにかしてくれという話とは違います。
(税金で)どうにかしてくれという話でしたら、つまり… 医療に掛かる費用が0の社会を目指せという事ですか?

社会保障予算がいくらあっても足りないどころか、消費税10%どころではない話になりますね。

Re: 年間の医療費が10万以上

著者 たまりん さん

最終更新日:2010年06月07日 16:16

こんにちは、いかいなさん。
さて、ご相談の件、敢えて順番に沿って以下の通り回答いたします。

Q1.個人的に、住宅控除と医療費控除は全く別物で、何となく納得ができないのですが、色々調べてみても分からないままです。
A.確かに判りにくいでしょうね。この疑問は全てに掛かりますので最初にお答えしますが、先のお答えの通りで「年間の所得税額(以降「年税額」という。)が0円の場合、それ以上の還付は出来ない」、違う言い方をすれば「年税額が0円になるまでは還付される」ということです。これについては、不合理と思われようが制度上そうなっているのでどうしようもありません。

 尚、本論に戻りますと、私は結構本件に詳しい給与担当者でしたので、具体的に「どこ」が分かりにくいかをお知らせいただけると、お付き合いできる範囲で回答しますよ。

Q2.こんな場合、何か返戻してもらえるようなシステムは無いのでしょうか? 住宅控除を受けて、源泉徴収額が0円ならばどれだけ医療費を払っても自己負担するしかないのでしょうか?
A.残念ながら、基本的にはその認識で間違いありません。しかしながら、該当するかどうかは別にしてないことはないですよ。
 具体的には、配偶者等の同居家族で収入と税がある場合です(税務上の扶養の有無は関係ありません)。といいますのも、医療費控除に関しては他の控除と異なり、家族の代表がまとめて申告することが認められているからです。世帯主である必要はありません。
 つまり、配偶者の年税が0円以上であれば、0円になるまで還付を受けることが出来ます。詳しくは「確定申告の手引き」に載っていたと思いますのでご確認ください。


 余談ですが、もの凄く医療費控除に期待されているようですが、住宅取得控除と異なり効果は少ないですよ。
 詳細は割愛しますが、かかった医療費-10万円の残額に各人の税率(10%くらいでみてはどうでしょうか?)程度の効果で、年20万円でしたら10万円×10%=1万円の還付です。勿論、1万円ともなれば大きいですが、掛かった医療費を賄えるほどのものではありません。


以上

Re: 年間の医療費が10万以上

著者 idomasa さん

最終更新日:2010年06月08日 21:32

税金のことはよくわかりませんが医療費自体を抑えることは不可能なのでしょうか。遺伝といっても完全に運命が決まっているようなものから、生活習慣によって大いに変わるものもあります。薬も必ずしも新薬でなくてもいい場合が多いです(ジェネリックならかなり安い)。病院は少しでも診療報酬を確保するために様々な検査等を勧められると思いますが、?と思うものも良くあります。税金のことを考えられるよりもご自身の病気のことを、例えば患者会などから勉強され、様々な情報を得るのはどうでしょうか。主治医が失認していて使える制度が使えなかったりというのは良くあることです。
(どういうご病気かわからず失礼なことを言ってしまったかもしれませんが)

Re: 年間の医療費が10万以上

著者 sanagi さん

最終更新日:2010年06月09日 09:21

smiley様

返信が遅くなりすみません。
源泉徴収額というものがイマイチよく理解できていませんでした。
smiley様のおっしゃるとおりで、減税額が0円であればそれ以上どうすることも出来ないですね。
勉強不足で質問してしまいました。すみませんでした。

マッキー♪様

返信が遅くなりすみません。
税金でどうにかしてもらうというのがおかしな話でした。
分かりやすし説明をしていただき有難うございました。

たまりん様

返信が遅くなりすみません。
医療費控除率はかなり低いとは聞いていましたが、金額を表示していただけるとかなり低いことが分かりますね。
大変勉強になりました。
医療費は自分自身の問題ですので、国に何とかしてくれというのもおかしな話でした。
こんな疑問に丁寧にお応えいただき有難うございました。

idomasa様

返信が遅くなりすみません。
医療費を抑えることが一番ですよね。
ジェネリックであるものは適用していただいています。
が、どうしても高額になってしまう薬もあり。
薬のアレルギーで肝炎になったときには、健康被害救済制度に申請して給付していただきました。
遺伝の場合は本人が注意していても発症は免れないことがあるそうで(発症しないままの方もいらっしゃいますが)、コレばかりは仕方がないと諦めています。
愚痴のような質問に回答していただきありがとうございました。

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