成人の歯列矯正の医療費控除について

> 先ほど始めて登録し、今回初めて質問させていただきます。
> 成人の歯列矯正について、噛み合わせも悪く、顎関節症にもなったので医療費控除の申告をしたいのですが、
> 色々調べたところ、医師（歯科医？）の診断書がいるかも
との事でした。

こんばんわ。

> ①診断書はどこで発行してもらうのでしょうか？
　現在通院している歯科医もしくは顎関節症の診断をした医師に発行していただいてはどうでしょうか。


> ②診断書がなくても医療費控除は出来るのでしょうか？
> ③自分が美容目的ではなく矯正をする場合でも、歯医者さんが
> 　「これは医療費控除が出来る療養だ」と認定しなければ控除は受けられないのでしょうか？

②、③についてですがすでに御調べのようですが大人の歯科矯正はかなり判断が厳しいように思います。
なので安全策とし個人判断ではなく医師の診断書を確定申告時に添付なさることをお勧めします。
自己判断での申告は美容とみなされ否認される可能性がありますよ。要は第三者（今回は税務署）に医療費だと認めさせる事が必要ですから。


> ④やはり大人なので、歯の前に見える装置が嫌なので裏側に付けるものにしたいと思っています。
> 　そうすると金額が２倍くらいになりトータル１００万円くらいかかるのですが、その場合だと差額は自己負担になるのでしょうか？

医師が必要と認めた場合は申告できるでしょうが個人の見た目、要は美意識の問題でしたら難しいでしょうね。大人でも通常装着している方はいらっしゃいますから。


> ⑤医療費控除の申告は今までやった事がないのですが、いくらの控除になるのでしょうか？年収は３００万～４００万です。

年収200万以上の方は10万超の額が控除対象額です。
200万未満の方は年収×５％と10万のどちらか低い額を控除した残額になります。

例　医療費　20万の場合

年収　3,000,000　×　5％　=　300,000　
100,000超の為100，00までは認められず超えた額の100,000が控除対象額

年収　1,700,000　×　5%　=　85,000
200,000　－　85,000　=　115,000　が控除対象額

となります。

おおまかですがこんな所です。参考になればいいのですが。
ただ歯科矯正については匿名でいいので該当税務署に事前に問い合わせとなさった方がいいように思いますよ。

ものすごく分かりやすい回答をありがとうございます。
今年は、もう間に合わないので、来年から始めてみて、今現在通っている歯医者と、管轄の税務署に問い合わせをしてみます。
非常に参考になりました。ありがとうございました。