<今週の肝>
◎上司を認めると宝の山が・・・
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★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆
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先週は、「上司を動かすには、上司を動かそうと思わない」
というテーマでした。人を動かそうとしないことが実は大切という
逆説的な話でしたね。
そして、皆さんへの実験テーマを出しました。
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上司の全てを“肯定するフィルター”を通して観察すること。
「なるほど、そのやり方もここがいい点だな」
「そういう考え方も、こういう場合はメリットがあるな」
「へぇーこんないい所があったのか」
「そういう過去の経験で、こんな捉え方にいたるんだな」
---------------------------------------------------------
トライされた方いかがだったでしょうか。
私もこの1週間すべての会う人に意識してみました。
先日、30年の経験と、数ある実績を持つ、有名な経営コンサルタントの
Aさんを中心に、経営者の方々と食事をする機会がありました。
Aさんは私の親父(62歳)ぐらいの年齢です。
経営者の方々から「先生、先生」と尊敬を集めておられました。
眉間には、深く縦に2本のライン。何でも見抜いているような目。
ちょっと近寄り難いオーラを放っています。
私は偶然にも、その方のまん前の席につきました。緊張が走ります。
お酒が入るとAさんから、
「泉くん、君らの年代はだなぁ、まだまだ行動が足らんのだよ。
君が生まれる前からなぁ、俺たちは・・・」
その場は一気に“説教モード”の雰囲気になりました。
有難いお話もたくさんありますが、私はちっとも楽しくありません。
昔の私であれば、内心「おっさんの自慢話やん、あほくさ」と思いながら、
適当にへぇ~ほぉ~と相槌をうっていたでしょう。
今回は、意識的に変えてみました。
「何を彼は一番つたえたいんかなぁ」
「説教したくなる気持ちはどこから来てるやろう」
「どんな経験をしてきたのかなぁ」
というフィルターを通して、話を聞き続けてみました。
すると、自然と私から質問をしていたのです。
「Aさん、すごく勉強になります、でもその背景にはどんな経験が
あったのかもっと教えて下さい」
ここで、場の雰囲気が変わりました。
私が場の主導権を握ったのです。『Aさんの体験を泉が学習する場』に変わりました。
すると面白いことに、その後も私の質問が起点になって話が進むようになりました。
黒柳徹子さん、明石家さんまさんが、話を聞きながらも主導権をばっちり
握っている、そんな感じです。
するとどうでしょう。
Aさんの眉間にある2本の縦のラインが消えて、穏やかな笑顔になっている
じゃないですか。
そして、Aさんが30年のコンサルタント経験から行き着いた『経営の肝』を
体験ベースで聞き出すことができました。なんて私は幸運なのでしょう。
彼の講演や研修を受けずに無料で勉強できました。
それも私が聞きたいことを、楽しみながら。
皆さんもお分かりになったでしょう。今週の肝の意味が。
そうです。上司を認めれば、上司は宝の山になります。
最後にはこんな会話が。
Aさん「何かあったらいつでも俺のところへ来いよ」
泉 「へぃ、ありがとうございます、親方!(笑)」
皆さんは、これで上司を宝の山にかえる方法を知ったわけですね。
『俺の上司は、そんな有名コンサルタントみたいな人じゃないから
宝なんて出てこないよ』と思われた方いらっしゃいませんか?
本当にそうですか?
私はこう考えています。
<上司の中に眠る宝を発見する、自分のレーダー感度が鈍い>
子供であっても、新人の後輩であっても、自分とは違う経験をし
学び、気付き、感動し・・・いろんな
資産を持っています。
それを発見するレーダーはあなた自身の感性なんですね。
ここで皆さんに、またまた実験課題を出してみましょう。
(といいながら、自分の課題でもあるのですが)
--------------------------------------------------------
あなたの上司の中に眠る“宝”を引き出してきてください。
※ポイントは、肯定フィルターと興味関心の質問ですよ。
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これまた害はないので、だまされたと思ってどうぞ実験してみてください。
地球上で360人が、この実験をされていると思うと、すごくワクワクします。
地球上で360万人ぐらいになると、地球上の宝がぐんと増えるような気もします。
その日が来るのが楽しみです。
また、感想などささいなことでもいいので是非メールくださいね。
info@will-vision.com
今日はこのあたりで。また来週お会いしましょう!
(第3回からは何人の方が新しく入ってくるかなぁ・・)
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ウィルビジョン
株式会社
http://www.will-vision.com
【発行責任者】
泉 一也 (いずみ かずや)
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ご意見・ご感想は
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◎上司を認めると宝の山が・・・
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先週は、「上司を動かすには、上司を動かそうと思わない」
というテーマでした。人を動かそうとしないことが実は大切という
逆説的な話でしたね。
そして、皆さんへの実験テーマを出しました。
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上司の全てを“肯定するフィルター”を通して観察すること。
「なるほど、そのやり方もここがいい点だな」
「そういう考え方も、こういう場合はメリットがあるな」
「へぇーこんないい所があったのか」
「そういう過去の経験で、こんな捉え方にいたるんだな」
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トライされた方いかがだったでしょうか。
私もこの1週間すべての会う人に意識してみました。
先日、30年の経験と、数ある実績を持つ、有名な経営コンサルタントの
Aさんを中心に、経営者の方々と食事をする機会がありました。
Aさんは私の親父(62歳)ぐらいの年齢です。
経営者の方々から「先生、先生」と尊敬を集めておられました。
眉間には、深く縦に2本のライン。何でも見抜いているような目。
ちょっと近寄り難いオーラを放っています。
私は偶然にも、その方のまん前の席につきました。緊張が走ります。
お酒が入るとAさんから、
「泉くん、君らの年代はだなぁ、まだまだ行動が足らんのだよ。
君が生まれる前からなぁ、俺たちは・・・」
その場は一気に“説教モード”の雰囲気になりました。
有難いお話もたくさんありますが、私はちっとも楽しくありません。
昔の私であれば、内心「おっさんの自慢話やん、あほくさ」と思いながら、
適当にへぇ~ほぉ~と相槌をうっていたでしょう。
今回は、意識的に変えてみました。
「何を彼は一番つたえたいんかなぁ」
「説教したくなる気持ちはどこから来てるやろう」
「どんな経験をしてきたのかなぁ」
というフィルターを通して、話を聞き続けてみました。
すると、自然と私から質問をしていたのです。
「Aさん、すごく勉強になります、でもその背景にはどんな経験が
あったのかもっと教えて下さい」
ここで、場の雰囲気が変わりました。
私が場の主導権を握ったのです。『Aさんの体験を泉が学習する場』に変わりました。
すると面白いことに、その後も私の質問が起点になって話が進むようになりました。
黒柳徹子さん、明石家さんまさんが、話を聞きながらも主導権をばっちり
握っている、そんな感じです。
するとどうでしょう。
Aさんの眉間にある2本の縦のラインが消えて、穏やかな笑顔になっている
じゃないですか。
そして、Aさんが30年のコンサルタント経験から行き着いた『経営の肝』を
体験ベースで聞き出すことができました。なんて私は幸運なのでしょう。
彼の講演や研修を受けずに無料で勉強できました。
それも私が聞きたいことを、楽しみながら。
皆さんもお分かりになったでしょう。今週の肝の意味が。
そうです。上司を認めれば、上司は宝の山になります。
最後にはこんな会話が。
Aさん「何かあったらいつでも俺のところへ来いよ」
泉 「へぃ、ありがとうございます、親方!(笑)」
皆さんは、これで上司を宝の山にかえる方法を知ったわけですね。
『俺の上司は、そんな有名コンサルタントみたいな人じゃないから
宝なんて出てこないよ』と思われた方いらっしゃいませんか?
本当にそうですか?
私はこう考えています。
<上司の中に眠る宝を発見する、自分のレーダー感度が鈍い>
子供であっても、新人の後輩であっても、自分とは違う経験をし
学び、気付き、感動し・・・いろんな資産を持っています。
それを発見するレーダーはあなた自身の感性なんですね。
ここで皆さんに、またまた実験課題を出してみましょう。
(といいながら、自分の課題でもあるのですが)
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あなたの上司の中に眠る“宝”を引き出してきてください。
※ポイントは、肯定フィルターと興味関心の質問ですよ。
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これまた害はないので、だまされたと思ってどうぞ実験してみてください。
地球上で360人が、この実験をされていると思うと、すごくワクワクします。
地球上で360万人ぐらいになると、地球上の宝がぐんと増えるような気もします。
その日が来るのが楽しみです。
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