• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

美術品の相続査定

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
          ~得する税務・会計情報~         第11号
             
           【税理士法人-優和-】   http://www.yu-wa.jp  
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

             美術品の相続査定


TV番組で、書画骨董品等の美術品を鑑定する番組があります。多分10年以上

続いている番組ではないでしょうか?

多くの人が書画・骨董などの美術品の価額に興味をもっている証拠だと思います。

私も視聴者として、高値が出ると興奮してしまいますが、書画骨董品等の美術品

相続される方は冷や汗を流しておられるのではないかと思います。


財産評価基本通達では

1)販売業者が有する書画骨董品の価額は、たな卸商品等の評価の定めによって評価

2)以外の書画骨とう品の価額は、売買実例価額、精通者意見価格等を参酌して評価


とあり売買実例価額、精通者意見価額等の斟酌の仕方により、評価額に開きが出来

る可能性があります。その開きが納める相続税にそのまま反映されてしまいます。

過大評価の結果、無駄な相続税を納めない様に、相続評価には注意しましょう。


古くから付き合いのある専門家や、信頼できるプロが近くにいる場合は問題ないで

すが、美術品の相続査定だけでなく、購入・売却・鑑定等も信頼できる専門家さが

しが大切でしょう。美術書籍等に掲載されている「定価」的な価格の目安で査定評

価を行うと、実際の価格より2~10倍以上もかけ離れた評価額となってしまう可

能性もあります。また故人と直接売買関係があった美術商や百貨店では、販売して

いた価格があるため、時価査定に関しては査定額が発表価格(定価)に近くなり、

実際の市場価格が反映されない可能性もあります。

美術品の相続評価は、鑑定や評価についての経験が十分にあり、さまざまなデータ

を持った査定業務の実績がある確かな組合や団体に所属する専門家を選びましょう

美術品等の価値を査定するには、その美術品が本物かにせ物かが最も重要な問題で
す。鑑定とは、その作品の真贋を調べることであり、査定とは異なる業務です。

美術品の相続評価は、まず真贋鑑定を行いましょう。
そして、十分な時間的余裕をもって処分しましょう。短時間で処分するのとではか
なり、価格が違ってきます。




********************************************************************
購読解除は下記URLから
http://www.yu-wa.jp/mail.htm
********************************************************************

 

********************************************************************
発行者 優和 京都本部 菱田多賀志(公認会計士税理士
優和HP:http://www.yu-wa.jp
E-MAIL:kyoto@yu-wa.jp
TEL:075(252)0002/ FAX:075(255)7705

〒604-0835
京都市中京区御池通高倉西入高宮町200番地 千代田生命京都御池ビル6階
********************************************************************

絞り込み検索!

現在22,395コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP