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税金を取り戻す

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         社長必見!!ビジネスダイエットプロ

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久しぶりにクチナシの花の香りを満喫しました。口の悪い友は芳香剤を思い出す
と、チャチャをいれますが、やはり自然の香りは心を癒すとおもいませんか?

そうえいば、この頃は花屋さんに行っても昔は無かったような様々な花々にお目
にかかりますが、匂い立つような花というのはすくなくなったような気がします

人も同様に、姿、型は素敵な人が多くなってきましたが、その精神性が醸し出さ
れるような匂いたつような人ってお目にかかれることあまりなくなってきたとお
もいませんか?

何て柄にもない話しのスタートでしたが、今回のテーマは、ズバリ「税金を取り
戻す」です。

今さらとはおもいますが、様々ある日本の税金のうち、直接税と言われる法人税
所得税は自己申告によって納税する制度になっています。

そこで問題になるのが、正しい税額を納めたかどうかということ。

自己申告である以上、少しでも納税額が少なくなるようにしたいのは人情という
もの。それが節税の範囲ならOKですが、法ルールを無視しておこなえば、脱税
つまり脱法行為とみなされ、悪質な場合には拘置も含む様々なペナルティーが課
せられます。

正しい税額を納めなかった場合、それを補填する一番ポピュラー(?)な方法が
いわゆる「修正申告」という手続きですね。

修正申告」というのは、通常、「確定申告」により納めた納税額が少なかった
場合に再度、計算をし直して、納税額の少なかった分を納めるためにおこなう
「申告」ですが、大概の場合、自発的に行うことはありませんよね(笑)

つまり、あなたの納めた納税額は本来納める納税額より少ないですよ。と指摘さ
れて気がつくもの(笑)じゃありませんか。その指摘がいわゆる「税務調査」と
いうわけです。

この点に関しては、税務署さんは、とても親切で、別に指摘してくださらなくて
もよいと思っていても、きちんとお越しになって指摘してくださいます。ご指摘
を受けて、自発的に本来の税額を納めるのが「修正申告」であります

でも、ちょっと待ってください。納税額というのは、常に過小納税か正しい納税
額かの二種類しかないのでしょうか?

本来納めるべき納税額より多く納めることってないのでしょうか?

人間のやることです。勿論このケースもありですよね。

ではその多く納めた税金はどうなるのでしょうか?

多く納めた税金は返さない!とはさすがに国もいいません。きちんと手続きをと
ったら返納してあげます。という制度は勿論あります。

その制度が「更正の請求」と言う制度です。

この「更正の請求」という言葉が「修正申告」よりあまり知られていないのは、
税務署さんは、「あなたは多く納めたから返してあげますよ」とは口が裂けても
言わないこと。

つまり税務署さんの指摘はありません。全て自分で気がついて、自分で声を上げ
なければならないわけです。税の専門家でもないかぎり、これはなかなか難しい
ですよね。

と同時に、制度上も「確定申告期限」から1年以内に「請求」を行わなければな
らないという縛りがありました。

ということは「更正の請求」は1年間分しかできないということです。(ちなみ
に「税務調査」は最長7年までサカノボラレチャイマス!!)

しかしながら、これでは、あまりに不公平ではないかという声があがり、一部運
用改正が行われるようになったようです。

ちょっと難しいので読みとばしてくださっても結構ですが、平成18年度税制改
正において、「法令解釈がさかのぼって変更され、異なる取り扱いを受けること
となった場合には、それを知った日の翌日から2カ月以内に更正の請求をするこ
とができる」こととされました。

何のこっちゃ?と思われるかもしれませんが、とりあえず、1年以内を1日でも
過ぎれば「更正の請求」はできません!という、杓子定規の取り扱いからは少し
進歩したということだと思ってください。

正直な話し、一般納税者である私たちが、過大納税額に気がつくことはなかなか
難しいとおもいますが、税の専門家である税理士さんで日々変わる税法をきちん
と勉強している方なら、可能なことですよね。

(実はこの「更正の請求」により100万円以上の税金が返納されたケース経験
しちゃいました。)

社長さんとしては、とりあず、ご自分の会社の顧問税理士さんがきちんと本業の
自己研鑽をしている方かどうかチェックしてみられるのはいかがでしょう?

●◎●◎美女のつぶやき◎●◎●

明日から、たばこが値上がりですね。愛煙家としては切実な問題。無煙家(?)
としてはどーでもいい問題ですね。実は2002年の値上がりの時に実に14万
円分!買いだめした知り合い(嘘ではありません。本当です)がいましたが、そ
の後禁煙しましたので、思い切り値上げするのも手かな、なんて吸わない人間は
残酷にも思っています。きくところによると、イギリスでは1箱750円前後す
るとか。ちなみに日本のたばこ代の約60%は税金だそうですので、次の値上が
りの時は、このようにちまちま姑息に値上げしないで、勝負をかけて2倍に値上
げなんていうのはどうでしょう?それを機会に禁煙する人が増えれば、厚生労働
省と家族が喜び、それでも吸う人は財務省が喜ぶ。いい手だとおもいませんか?
 その際には愛煙家は国の歳入増加に貢献している人だと思って、まわりの人も
温かくあつかってあげましょうね。


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