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クレジットカードの領収書の取り扱いについて

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      中 小 企 業 の た め の ┃本┃当┃の┃経┃理┃
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                   VOL.064 (2006/07/11)
     > http://www.kaikeikobo.com
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こんにちは。税理士の安藤です。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、クレジットカードの領収書の取り扱いについてお話します。

クレジットカードを使ったときには、カードの利用控えと、
使った内容を書いたそのお店のレシートや領収書をくれますよね。

よく、これらのものを捨ててしまう方がいます。

「明細ありますか?」
と聞くと、たいてい
「あとでカード会社から利用明細が来るから、それがあればいいんでしょう?」
と答えが返ってきます。

当然ですが、その利用明細にはお店の名前しか書いてありません。

たとえば、デパートの名前だけしか書いていませんよね。

「何を買ったのか」などの情報はありません。

なので、何に使ったのか中身がわからないから、
「これは、なにに使ったのですか?内容はわかりますか?」
と聞くと、
「たぶん、お客さんのお祝いを買ったんだと思う。」
というような、あいまいな返事。

あるいは、「もう忘れちゃった」という返事。

そして、
「次からは、明細を取っておいてくださいね。」
というと、
「そうなんだ。知らなかった。カード会社の利用明細だけじゃだめなんだ。
さすが専門家だね。そういうことは、専門家から言ってもらわないとわからないからね。」
という答えが、たいていの場合、返ってきます。

こういわれると、ぼくは、いつも思うんです。

「こんなこと、専門家でなくてはわからないことではない。
常識の問題でしょ?」と。

だって、おカネをどのように使ったのかを説明する責任は、会社にありますよね。

「A社に10,000円を支払った。これはB商品の代金で、会社の業務に必要だから買った。」
ということを説明する。

それを説明するための資料を整えておくことって、あたりまえのことですよね。

それって、「言われないとわからないこと」なのでしょうか?

カードの利用明細を一度も見たことがなくて、
それに何を買ったかまでのすべての利用明細が書いてある、
と思っているのなら、まだ話はわかりますが、
それにしても、利用明細を一度も見たことがない、というのは、
常識的に見てもあまり考えられない。

それに、「カードの利用内容のすべてがカード会社に送信されている」
って考えること自体にムリがありますよね。
そんなことしているはずがない。

こういう人に限って、
「ぼくは経理のことはぜんぜん勉強してなくって、まったくわからないんだ。
本当に苦手で。」ということを言います。

でも、これって、僕から見ると、経理を勉強していないことを言い訳にして、
すこし考えればわかることを放棄しているとしか思えないです。

自分のことは自分で面倒を見る。自分のことは自分で説明する。
そして、きちんと責任を取る。

そういう意識を、つねに持ってもらいたいと思います。


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 今週土曜日はゴルフに行きます。

 ここ10年くらいは、ほとんどやっていなかったのですが、
また最近少しずつやり始めました。

 それにしても、2年ぶりとかに練習もしないでコースに出ると、さすがに
下手ですね。

 そして、あまりにも下手だと、ぜんぜん面白くない。

 なので、すこし練習しようとおもっている今日この頃です。

     
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