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企業はストレス耐性のある人がほしい!

     ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

    <第255回>中途採用、企業はこんな人がほしい<その4>!

    ==■「企業はストレス耐性のある人がほしい!」■==

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとな
り、成果に結び付けられない人が実に多いのです。

仕事のできる人とできない人の決定的な違いは「行動特性の差」に現れます。コンピ
テンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・
社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読み
いただきたいと思います。

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<今回のメニュー>
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【1】叱られ上手になる!
【2】独自のストレス解消法を持つ!
【3】友達、人脈を上手に作る!
【4】編集後記

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若いとき13年ほど日立関連工場で働いたことがある。幹部が日立製作所から転勤
してくる例が多かった。いわゆる子会社への天下りだ。

日立は野武士、松下は商人(あきんど)、三菱はお殿様と誰かが名付けた。野武士
だから「蜂須賀小六」のようなイメージだ。

とにかく誰も彼もが喧嘩早い。意見が合わなければ直ぐに口論だ。時には取っ組み
合いも何度か見た。会議室では罵声が響くのは当たり前。だが、昼食時間になると
一旦休戦だ。額を付き合わせて談笑しながら一緒に食事をする。午後の延長会議で
また戦闘開始だ。

部下に対しても“えげつない”ことを平気で言う上司が多かった。私もずいぶんや
られた。「アイツ、さっさと飛ばされてどこかへ行けばいい」と思ったものだ。そ
したらその上司が飛ばされた。いなくなると妙に寂しくなったのを覚えている。

ノイローゼになって会社に来なくなった同僚がいた。だが、相対的にはノイローゼ
になる人や今の時代のようにうつになる人は少なかったように思う。みんな偉い人
には怒られるのは当たり前で、仕方がないことと割り切っていたから平気だったの
かもしれない。そんな日立もずいぶん風土が変わったようだ。もう昔のような野武
士集団ではない。

叱ったぐらいで会社を休まれては困る。ましてやうつになられて長期療養、あるい
はリタイアされては困るのだ。だからと言って、社員を腫れ物を触るように扱って
いたのでは激動の時代に生き残っていけない。どこの会社も「ストレス耐性のある
人」がほしいわけだ。


【1】叱られ上手になる!

叱られ上手になることだ。首を下げてうつむいた状態で叱られると相手(上司)は
嵩(かさ)にかかって責めてくるだろう。頭を上げて、目を合わせながら毅然とし
た態度で聞き入り、メモを採ることを忘れてはならない。メモを取る動作が上司の
心証をよくするからだ。

そして時々「お言葉を返すようですが」と言って自分の意見を言うことだ。あるい
は「すみませんが、その点をもう少し分かりやすく教えて下さい」などと教えを乞
うことだ。

上司は「コイツ、自分の意見をきちんと持っているな」と思うだろう。「教えてく
れとはいじらしい部下だな」と思うだろう。このようなやり取りを重ねていると一
方的に叱られることは少なくなっていく。

「君は月給泥棒だ」とか「君は役立たずだ」など、“えげつない”言葉を吐かれた
なら「上司とは言え、言い過ぎではないでしょうか」と切り返してもいい。それで
益々悪態をつくようなら「全部録音してありますから、後は開示するタイミングだ
けですね」とつぶやいてみせることだ。演技でも本気でもかまわないが、きっと上
司の顔色が変わるはずだ。でも、これは最後の手段にすべきだ。


【2】独自のストレス解消法を持つ!

人それぞれストレス解消法はさまざまだ。酒を飲んで憂さを晴らすのも時にはよか
ろう。だが、たとえばジョギングをしていい汗を掻く。友達と連れ立ってカラオケ
に行くのもいいだろう。

あるいは何か素敵な趣味を持つことだ。趣味に没頭すれば嫌なことは忘れさせてく
れる。ビジネスマンなのに落語に没頭している人を知っている。彼は歴代の名落語
家のDVDを見ては稽古をしている。休みの日は施設を訪問してお年寄りを喜ばせ
ている。ストレスを解消できて、しかも社会貢献できるから一石二鳥だ。

将来のことを考えて資格を取得するために勉強するのもいい。「今の自分は仮の姿
だ」と自分に言い聞かせて有利に転職できる資格を狙ってはどうか。あるいは独立
自営に役立つ資格を狙うのもいい。一心不乱に勉強に打ち込めば嫌なことは忘れら
れる。しかも疲れていてもがんばりも効く。

何のとりえもないくせに威張り散らして部下を叱ってばかりいる上司に明日はない。
きっと見返してやる。そう考えると妙に力が湧いてくるから不思議だ。


【3】友達、人脈を上手に作る!

ストレス耐性のある人は友達や人脈が多い。友達や人脈は、社内だけでなく社外に
も深く根を張っているのだ。

友達や人脈に老若男女、職業や学歴の区別は全く要らない。つまり年下でもかまわ
ないし異性でもかまわない。中卒も大学院卒も関係ないのだ。

自己主張の強すぎる人は友達や人脈はできにくい。コミュニケーション力の未熟な
人も友達や人脈はできにくい。

自己主張は一旦しまっておいて相手の聞き役に徹することから始めることだ。時々
うなづいたり念押しの質問をしながら聞き役に徹する。すると相手の得意なことや
趣味、生い立ちなどが分かる。話を始めるときは相手の得意なことや趣味を話題に
して入ってく。すると相手は時間の経つのも忘れて話し続けるに違いない。

話し疲れたり話すネタが切れてくると「ところであなたの趣味は?」とか「どんな
仕事をしているの?」などと質問してくる。こうして主導権が自分に移る。

人脈は単なる友達とは違う。助けを乞われたらできるだけ支援してあげる必要があ
る。相手は助けてもらったことが印象に残る。いつか自分が困ったとき支援しても
らえる可能性が高くなる。人脈とは「持ちつ、持たれつ」のような関係だ。

何でも言い合える友達と話しているとお互いにストレス解消になる。人脈はいざと
いうときお互いに頼りになるから問題解決がスムーズにいく。問題解決がスムーズ
に行けば  ストレスを処理できるから一件落着だ。


【4】編集後記

人間誰しもは年々ストレス耐性が弱くなっているように思えてならない。社会的環
境がそうさせているのかもしれない。過保護で甘やかされて育つことも影響してい
るようだ。

会社で叱られたぐらいで、どうだというのか。叱られ上手になり、いい趣味を持っ
てストレス解消に役立て、何でも言い合える友達をたくさん作り、持ちつ持たれつ
の人脈の根を張り巡らすことだ。

最近、面接で「あなたはストレスに強いですか。弱いですか」と聞く面接官が増え
ているそうだ。ストレス耐性のある人を採用したい気持ちは分かるが、誰一人「弱
いです」と答える者はいないだろうに。




次回に続く

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