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中 小 企 業 の た め の ┃本┃当┃の┃経┃理┃
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VOL.077 (2006/09/06)
>
http://www.kaikeikobo.com
‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥
「経理を制するものは経営を制す」
「数字に強い経営者」「本当に経営の役にたつ情報を提供することができる経理担当者」
を育成するメールマガジンです。
こんにちは。
税理士の安藤です。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
きょうもはりきってまいりましょう!
昨日の続きです。
あなたの会社では、税制改正があったことによって
会計処理まで変えていませんか?
昨日は、税制改正によって
会計処理まで変更していないか、という話をしました。
退職給付引当金を中心にお話をしたので、
退職金制度がない会社や、もともと
引当金を設定
していないなど、自分には関係ないと思われたかたも多いかもしれません。
でも、
一括償却資産については、たいていの会社で関係があると思います。
一括償却資産とは、10万円以上20万円未満の
固定資産について、通常の
固定資産扱いではなく、
その年度に取得したものをまとめて、3年で償却しましょう、という制度です。
これは、
法人税法特有の新しくできた制度であり、
会計処理に
一括償却資産などというものは
理論的には存在しません。
ところが、税法ばかり見ている
会計事務所は、この制度が導入されたら、
貸借対照表に
「
少額資産」や「
一括償却資産」などという科目を作ってしまい、
決算書そのものを税法にあうように
変えてしまっています。
貸借対照表に
資産としてのせる、ということは、それだけ利益がかさ上げされることになりますから、
経営者は、利益がたくさん出ているような錯覚に陥ります。
これがわかっている経営者ならいいのですが、
決算書にはその数字を信じさせる魔力があるので、
できるだけ真実・実力にちかい数字を表現する必要があります。
一括償却資産などを
貸借対照表にのせるのは、実力を表さない
決算書の最たるものですので、
できるだけ早くやめるようにしましょう。
******************きょうやってみること*********************************
1.自分の会社の
決算書に「
少額資産」「
一括償却資産」はないか。
→どういう経緯でこれが計上されているのか。
2.今年度の
決算で一気に
費用として落とすことは可能か。
→過去分まで一気にやることが無理なら、せめて今年度
発生したものは
費用処理することとする。
***********************************************************************
┌────────────────────────―――――――――─
|■ DVD発売のお知らせ
└──────────────────────────────────
経理や税金の知識は、一生の財産であり、一度手に入れたら、
決してなくならないものです。
いろいろな会社の経営者や経理担当のかたとお話する機会がありますが、
「わたしは経理のことをまったく勉強していないので、数字のことはわか
らないんです」というかたが、とても多いです。
経営者であれば、経理のことを勉強し、節税も自分である程度するべきだし、
経理担当であれば、実務をきちんとできる最低レベルの知識は手に入れるべきです。
しかし、そうはいっても、世間に出ている「
決算書の見方」や
「簿記教科書」などは、わかりにくいものが多いですよね。
1冊か2冊読んでみて、「よくわからないなあ。やっぱりムリだ。」と
思ってしまうのも、しかたないと思います。
でも、やはり経理と税金の知識は絶対に必要です。
そこで、
経理の勉強をしたことがない、簿記の勉強をする時間がない
中小企業の経営者や経理担当者のために、DVDを作りました。
「経理と
法人税の基礎知識」と「中小企業のための節税対策」
(日常業務編)(
決算対策編)の3本セットです。
経営者のかた・経理担当者のかたに、最低限知っておいてもらいたい
経理と
法人税の基礎と、じぶんでできる節税対策について、
簿記や経理の知識がない方にもわかりやすいように解説しました。
簿記の話はしませんし、
流動資産とか
固定資産とか、そういった話も
しません。
ただ、どの会社でも共通の、経理のチェックポイントはなにか、という
ことに集中してお話しています。
いままでにない経理と税金の話だと思っています。
一日でも早く手に入れて、経理と税金の知識を「一生の財産」としてください。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.keirikantan.com/
┌────────────────────────[ 安藤裕のブログ ]─
|■ 社長・起業家のための「夢をかなえる読書」のblog
└──────────────────────────────────
>>>
http://shohyou.ameblo.jp/
いままで読んできたの本(主にビジネス本)のなかから、
「これはいい」と思ったものについての書評を載せています。
忙しいビジネスマンの方必読!どれもきっと役に立つ一冊です。
┌────────────────────────―――――――――─
|■
会計事務所を探しているかたへ(無料小冊子配布のおしらせ)
└──────────────────────────────────
会計事務所をどうやって探せばいいのかわからない、
という方のために、
「中小企業のための失敗しない
会計事務所の選び方」という小冊子を
書きました。
ご希望の方に無料で差し上げています。
中小企業の経営者のために、いままでの経験を踏まえて書きました。
ご希望の方は、下記アドレスにメールにて
送り先の住所、お名前、会社名をお知らせください。
zeirishi@kaikeikobo.com
ホームページからダウンロードもできるようになりました。
PDF版をご希望の方は、ホームページからダウンロードしてください。
http://www.kaikeikobo.com/
┌────────────────────────―――――――――─
|■ 編集後記
└──────────────────────────────────
これを書いているときに、紀子さま男児ご
出産のニュースが入ってきました。
とてもおめでたいですね!皇室の伝統が守られますように。
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安藤裕
税理士事務所 /
株式会社 会計工房
〒221-0844 横浜市神奈川区沢渡45番地1ルピナス横浜西口302
TEL:045-316-1521 FAX:045-317-8071
e-mail:
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昨日は、税制改正によって会計処理まで変更していないか、という話をしました。
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していないなど、自分には関係ないと思われたかたも多いかもしれません。
でも、一括償却資産については、たいていの会社で関係があると思います。
一括償却資産とは、10万円以上20万円未満の固定資産について、通常の固定資産扱いではなく、
その年度に取得したものをまとめて、3年で償却しましょう、という制度です。
これは、法人税法特有の新しくできた制度であり、会計処理に一括償却資産などというものは
理論的には存在しません。
ところが、税法ばかり見ている会計事務所は、この制度が導入されたら、貸借対照表に
「少額資産」や「一括償却資産」などという科目を作ってしまい、決算書そのものを税法にあうように
変えてしまっています。
貸借対照表に資産としてのせる、ということは、それだけ利益がかさ上げされることになりますから、
経営者は、利益がたくさん出ているような錯覚に陥ります。
これがわかっている経営者ならいいのですが、決算書にはその数字を信じさせる魔力があるので、
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一括償却資産などを貸借対照表にのせるのは、実力を表さない決算書の最たるものですので、
できるだけ早くやめるようにしましょう。
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経営者であれば、経理のことを勉強し、節税も自分である程度するべきだし、
経理担当であれば、実務をきちんとできる最低レベルの知識は手に入れるべきです。
しかし、そうはいっても、世間に出ている「決算書の見方」や
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思ってしまうのも、しかたないと思います。
でも、やはり経理と税金の知識は絶対に必要です。
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簿記の話はしませんし、流動資産とか固定資産とか、そういった話も
しません。
ただ、どの会社でも共通の、経理のチェックポイントはなにか、という
ことに集中してお話しています。
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