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大多数のパワー5

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第782回)

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おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

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小松潤一社会保険労務士事務所
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目次
■はじめに
■大多数のパワー5
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■はじめに

アメリカではこんな実験結果が立証されているようです。


明らかに間違っていることでも
大多数の人が正しいと主張すると

間違っていることが正当化されてしまう。


みんな間違っていると心では思っていても
正しいと口にしてしまうそうです。


つまり大多数に少数が飲みこまれていくのです。


ところが少数でも間違っていると主張を続けていき
一人ずつ仲間を増やしていくと人間の心理的に
間違っていることを正しいと言っている自分が恥ずかしくなり
回りの状況を見ながら少数派に入って行き

最終的には少数派が大多数へと変わって行くのです。

まあしかし
大多数のパワーはすごいのです。

一度大多数のパワーを集約してしまうと
なかなか通常の波に戻せなくなるのです。


さてさて昨日の続きです。
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■大多数のパワー5

(今日も実話をもとにした作り話)

いったいいつからこうなってしまったのだろうか????

俺は中小企業で営業部長をしている

まだ俺が20歳の時に俺の親戚の兄ちゃんが会社を作ったんだ
俺は若かったり元気も暇もあったんで兄ちゃんの会社を手伝った。

俺の任された仕事は営業だ

元気も若さもあったので飛び込み営業をバンバン行った。

深夜だろうが朝だろうが飛び込みをどんどん行っていった。

創業当初は、3人しかいなかった会社も俺たちの頑張りで
すぐに事業は軌道に乗った。


今では創業から30年が経過してバブル絶頂期には従業員数も200名近くまで伸ばした時期もあった

それでも今でも100名の従業員を抱えるちょっと大きな会社で営業部長をしている


営業部がかなりの力を持っている会社なので俺の力は絶大だ
ぶっちゃけ俺のさじ加減でみんなの給与額を上げたりも下げたりも出来る

下請け業者からは北新地で接待もたくさん受け
色々と美味しい思いをしてきたんだ。

ただこの不景気の影響からか徐々にだが売上が下がり始めてきた。


そしてついに今期は目標を何一つ達成できずに終わりそうだった。


いったいいつからこうなってしまったのだろうか????



そんな時に社長に呼ばれた
「おい!!お前このままでどうするつもりだよ。何一つ目標を達成できそうにないじゃないか???」

社長のおしかりはごもっともだ

俺がいつも部下に言っていることを俺は今社長から言われている

社長
「今期の初めにいくつか目標を立てたよな。一つでもいいから達成して来いよ!!!
 お前は今期のボーナスカットするぞ!!!!」


これも俺がいつも部下に言っている言葉だ

何も反論することが出来ない


俺はもう50代だ
大学生の息子に
大学受験を控えた娘がいる

家は30代の時に購入してまだローンが10年以上残っている

年収は1000万円程度もらっているがもしボーナスをカットされでもしたら
一気に家計は苦しくなる。

そしてもしもリストラされるようなら俺を1000万円で雇い入れてくれる企業は
どこもないだろう。


俺はこの状況になる前から対策は立ててきた。

当然部下が売上を取ってこれるように教育も行ってきたし指導もしてきた

でも最近の若いもんはやる気がないというかなんというか

中でも部下の鈴木はやる気が感じられない
適当に仕事しやがって

本人は適度に仕事して適度に遊ぶって言っているけど
会社なんだから適度ってなんだよ。

真剣に働けよ。

それの他の部下たちは俺のことを尊敬している
毎日のように俺に従い行動をしてくれるのに
鈴木だけはそんな態度を一向に見せない


あいつみたいなやつがいるから会社の業績が上がらないんだ。


そんな時に鈴木が大口案件を見つけてきた。

これはチャンス

鈴木は2000万円で見積もりを出そうとしている

この仕事が取れれば今期の目標の一つであった売上目標が達成できそうだ

ただ同業他社もコンペに入っているようで
どうも2000万円では受注できそうにない


そうだ!!!!
絶対に取れる金額を提示してみよう

今回は利益目標か売上目標の一つだけでも達成しよう。

よし一気に半額にして1000万円の値段を提示しよう!!!!
赤字になっても目標が一つ達成できれば社長のイメージも上がるはず

それにこの仕事では赤字でも全体では利益目標には大きく達しないが
わずかだが黒字のはずだ。

一つの仕事で大きな赤字を出したなんて社長にはわかりっこない

よし半額にしよう。



俺の作戦は当たった。見事に受注して今期は売上目標は達成できそうだ

社長からも

「あの状況からよく売上目標を達成してくれた!ありがとう!!!!」

て褒められたよ。

良かった良かった

これで今年のボーナスも安泰だ


さあて来季に向けてもう一度組織編成を行ってみよう。



ところがだ


いつからか段々と部下が俺の指示を聞かなくなってきた気がする

俺の指示した営業でない方法でどんどん売上を伸ばしている部下までもいる

「そんな動きをしろなんて一度も行ったことがないだろ!!!!!」
と部下に対して罵声を浴びせても

最近の部下は怒られているって認識が全くなくなって来た。


っていうか俺の指示を完全に無視している鈴木が営業成績1位を
取り続けている。

俺の指示を無視して一位を取るなんて・・・・・


怒れないじゃないかよ・・・・



社長が鈴木のことを大いに褒めているぞ。


社長
「営業部長の指導がいいから鈴木の成績が大きく上がったんだな!!!」

違うよ社長あいつが勝手にしているんだよ。


鈴木
「そうなんですよ、部長のおかげですよ。社長」

そんなこと言うなよ鈴木

っていうか営業部のみんなはこの状態を知っていて
俺のことを笑っていやがる


それになんか俺のことを笑いながら見る部下が増えている気がする

っていうか俺の指示を聞かない連中が増えている気がする


あれだけ「部長、部長っ」て言ってきた部下が最近では
誰も俺によってこなくなった。


俺は今完全に社内で孤立している

正確に言うと社内はいまみんなバラバラで行動をしていて
統一感がまるでない会社になってしまっている



それに明らかなのが俺のズラがばれていると言うことだ

いつばれたんだ。

今まで10年以上ばれなかったズラがどうして今頃ばれるんだよ。

この前完全に女性の部下が俺の頭を見てニヤって笑ったんだよ。

完全に俺のズラがばれている



そうか!!!ズラがばれて俺の信頼は失っていったのかよ。


ズラなんてしなければ良かった



それから会社はバラバラな活動を続けて
一気に業績が悪くなったとさ


おしまい


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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一
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