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業績アップと経費削減を両立する残業ゼロの仕組みづくり その2

こんにちは!㈱ワーク・ライフバランス社加盟コンサルタントの伊藤亜貴子です。

前回のコラムからあっという間に1か月がたってしまいました(苦笑)
次回は続編です!と言っていたのに遅くなって申し訳ありません^^;

さて今回のコラムは12月5日に実施した中部経済新聞主催の中経リーダーズセミナー、「業績アップと経費削減を両立する残業ゼロの仕組みづくり」の続編です。
定員30名のセミナーでしたが、地元銀行の支店長、大手インフラの所長、店長、経営者のほか、管理職の方、一般の方と幅広い参加があり、満員の会議室は熱気であふれ、途中エアコンを消しました(笑)

まず最初に、想定される世の中の変化(金融円滑化法終焉、消費税増税、世界最速で進む高齢化、社員のグローバル化など)についてふれ、経済動向の変化を踏まえて、10年後も継続して利益を上げられる組織であるために新たな仕組みづくりが急務!とお伝えしました。その前提で、ではどうしたら業績を伸ばせるか。
皆さんの周りで業績を伸ばしているチームや人はどんなチーム、どんな方ですか?
セミナー参加者全員に付箋に書いていただき、まとめて発表していただきました!
(ここまでは前回のコラムをご参照くださいね!)
続いて・・・・
残業ゼロで成果を出している会社の事例や(トリンプ・未来工業・WLB社・・・)
メールソフトを使った業務の見える化の事例を紹介して、
優先順位づけ・時間管理・タスク共有・同行依頼・資料作成などの仕事を効率化する方法があることを見ていただきました。
http://www.wyrd.co.jp/wynn_intro.html

さらに数字からも検証しました。
時間あたりの利益額の違い(月の利益額1500万としたら)
・1日平均3時間残業している場合・・・1日11時間労働×20日=220時間
15,000,000÷220≒6.8万
・残業ゼロの場合・・・1日8時間労働×20日=160時間
15,000,000÷160≒9.4万 なんと生産性は約1.4倍!!!!!!!!

ちょっと切り口を変えて、、
楽しくないことをポジティブに変化させようと題し、ネガティブワードをポジティブに変える発想の切り替えをしてみました!
 例えば、毎日忙しすぎ・・・→お客様からの期待が大きい!
 何度も説明しないとわからない・・・→わかりやすいプレゼンをしてみよう!
この発想の切り替えはセミナー後のアンケートでも、「盲点だった」と意外なところで仕組みづくりができるのだなと新たな発見があったようです!

そして具体的なコストダウンと新たな投資についてを、要因分析シートを使って考えていただきました。
これは、大きな課題→小さな課題へどんどん要因を分解していって対策を考える方法です。
例えば、
新規企画が出にくい
→それはなぜ?と分解します。さらに、
・情報の引き出しが少ない→それはなぜ?→どうしたらいい?
・考えてる時間がない→それはなぜ?→どうしたらいい?
・仕事が増える・・・→それはなぜ?→どうしたらいい?
と次々と分解していきます。
つまり、とてもできないと思っている大きな課題をどんどん小さく具体化していくことで実現しやすい対策案に変化させていきます。
この方法はロジックツリーとして、ほかでも使われている事例がありますが、応用ができてかつ自社自分の課題要因を解決できる具体的な方法です。

最後によく聞かれる他社の事例です。残業ゼロの仕組みづくりの事例をご紹介しました。
■星野リゾート・・・多能工化
■アイエスエフネット・・・集中タイム
■サーバーエージェント・・・集中ルーム
■病院ほか多数の企業・・・月イチ面談
■IT系企業・・・メールソフトによる業務共有
■ゴールドマンマンサックス・・・チームで達成  I did.→We did.
この最後のゴールドマンサックスはみなさんご存じのアメリカの大手証券会社です。
外資系企業では個人で営業成績を競うもののようなイメージがありますが、
ここはチームで達成・・・I did.ではなく→We did.なんです。
この言葉が非常に印象に残ったとの声もありました。
ひとりでは達成できないこともチームなら達成できることがあります!

前回のコラムと合わせて読んでいただくと業績アップと経費削減を両立する残業ゼロの仕組みづくりの進め方がご理解いただけると思います。
他社の事例も参考にしながらご紹介した方法論を活用して自社の課題解決に応用していただければと思います。活用される中でアドバイスや困ったことなどがありましたら、いつでもご相談してくださいね!
次回は1月29日に実施した満員御礼!中部経済新聞社主催 中経リーダーズセミナー「ゲーム感覚で学ぶ、目からウロコの人間関係カイゼン術」についてご紹介しますね。
お楽しみに!

今後も、世界のワークライフバランスの情報や、具体的な企業の取り組み事例などを発信していきます。もしコラムをお読みいただいた方で「こんなときどうしてるの?」というご質問がありましたらお答えしていきます!

最後までお読みいただきありがとうございました!

A&N合同会社

伊藤 亜貴子 Akiko Ito

〒456-0002
名古屋市熱田区金山町1-19-14
アイアンビル金山702
tel: 052-228-8258 fax:052-228-8252
ito@aandn.biz
http://www.aandn.biz/index.html
※毎週月曜日 名古屋栄でワークライフバランス診断を行っています。どうぞお立ち寄りください。詳しくはHPで!

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