■Vol.316(通算555)/2013-10-28号:毎週月曜日配信
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労務・法務の知恵袋
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■■■ 【NISAのデメリット】
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NISAのデメリット
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2014年に始まる少額投資
非課税制度(日本版ISA=NISA)の
口座開設申請手続きが10月1日に始まり、申請件数は300万件を
超えたそうです。年間100万円までの投資による
売却益・
配当が5年間は
すべて
非課税になるというメリットばかりに目が行きがちですが、今回は、
デメリットをご紹介します。
=========================================================
1.利益が
非課税になる代わりに、損失もなかったものとされます。
=========================================================
通常、上場株式等の
売却損は、その年の譲渡益や
配当と
損益通算
したり、損失を翌年以降3年間繰り越したりすることができます。
しかし、NISAで運用する場合は、損失も利益もなかったものとみなされ、
損失が出たとしても繰り越すことができません。
また、前年から繰り越されてきた繰越損失とも通算することができません。
=========================================================
2.NISA口座から特定口座等に移管した場合に、本来は損失が
出ている場合でも課税されてしまうケースがあります。
=========================================================
NISA口座で5年が経過すると、その株式は特定口座等へ移管される
ことになりますが、その際には、移管時の時価を取得価額として移管
されます。
したがって、その後売却した時に、本来は
売却損になるものが
売却益
として課税されるケースが出てきます。
具体例)取得価額:100万円 売却価額:50万円
NISA口座から特定口座への移管時の価額:30万円
【1】NISA口座を通さない場合は、売却価額の50万円から
取得価額100万円を差し引いた50万円の
売却損が出る
ことになります。
【2】NISA口座で5年間運用したのち、特定口座に移管した場合、
そのときの時価が取得価額に付け変わるため30万円とされて
しまいます。
その結果、売却時には、取得価額30万円のものを50万円で
売却したことになり、逆に20万円の
売却益が出たことになって
しまい、そこに課税されてしまいます。
=========================================================
3.商品を売却しても再び「
非課税枠」を使うことはできません。
=========================================================
例えば、2014年に、100万円の投資をNISA口座で行った
とします。同年、その100万円の商品を売却して、再度、同じ
NISA口座で投資をしようと思っても、その年は、
非課税枠の
100万円を使いきっているため、他の口座でしか運用することが
できません。
また、仮に今年50万円の投資を行い、50万円の
非課税枠が
残ったとしても、その枠を翌年に繰り越して、翌年は150万円
投資できる、ということはありません。
このようなデメリットも理解した上でNISAの活用をご検討下さい。
(山本)
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など
→
info@c3-c.jp
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1.利益が非課税になる代わりに、損失もなかったものとされます。
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通常、上場株式等の売却損は、その年の譲渡益や配当と損益通算
したり、損失を翌年以降3年間繰り越したりすることができます。
しかし、NISAで運用する場合は、損失も利益もなかったものとみなされ、
損失が出たとしても繰り越すことができません。
また、前年から繰り越されてきた繰越損失とも通算することができません。
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出ている場合でも課税されてしまうケースがあります。
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NISA口座で5年が経過すると、その株式は特定口座等へ移管される
ことになりますが、その際には、移管時の時価を取得価額として移管
されます。
したがって、その後売却した時に、本来は売却損になるものが売却益
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具体例)取得価額:100万円 売却価額:50万円
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【1】NISA口座を通さない場合は、売却価額の50万円から
取得価額100万円を差し引いた50万円の売却損が出る
ことになります。
【2】NISA口座で5年間運用したのち、特定口座に移管した場合、
そのときの時価が取得価額に付け変わるため30万円とされて
しまいます。
その結果、売却時には、取得価額30万円のものを50万円で
売却したことになり、逆に20万円の売却益が出たことになって
しまい、そこに課税されてしまいます。
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3.商品を売却しても再び「非課税枠」を使うことはできません。
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例えば、2014年に、100万円の投資をNISA口座で行った
とします。同年、その100万円の商品を売却して、再度、同じ
NISA口座で投資をしようと思っても、その年は、非課税枠の
100万円を使いきっているため、他の口座でしか運用することが
できません。
また、仮に今年50万円の投資を行い、50万円の非課税枠が
残ったとしても、その枠を翌年に繰り越して、翌年は150万円
投資できる、ということはありません。
このようなデメリットも理解した上でNISAの活用をご検討下さい。
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