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コラムの泉

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泣く位までやってきたか!!10

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第1073回)

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テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

小松潤一社会保険労務士事務所

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【今週の一言】 

「出来ないのではない!!!出来るまでやらないから出来ないのだ」

「失敗なんて俺はしたことがない。だって出来るまでやり続けるから」

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(実話をもとにした作り話)

練習試合に勝ち続けていたこともありある程度の自信があった

しかし俺はちょっと不安でもあった

それは体力強化の練習が極端に少なくなっている

ことだ!!




ダッシュなどの練習を増やそうとするとみんなのモチベーションが下がるのだ

俺はその下ったモチベーションをアップさせる方法を知らない


しかし試合では勝てていた


うーん


もっともっと厳しい練習をしてこればよかったのかも

「やまさん」や「かんとく」が行っていたような厳しい練習を
してこれば良かったと思うことがあった


しかもOBやコーチからも
「体力強化の練習が少ないからもっともっと増やすように」
と言われていた

引退した「かんとく」からも
「高校サッカーでは体力で勝てる試合もある。まあ練習方法を決めるのは
 お前だがもっと増やした方が良い!!」
と言われた

俺もそう思った

ですぐにダッシュの練習を増やそうとすると
みんなから反感をくらうのだ


試合前にこの練習方法を巡ってみんなとぶつかってしまい
モチベーションが下がり、

下ったモチベーションをアップさせることに非常に苦しんだ経験がある


絶対的に体力強化の練習量は少ないのはわかっていて
絶対にやった方が良いのだが

それを強い気持ちでやる勇気がなかったのだ

それが一番の心残りだ


ただ練習試合では勝てている

このままでもうまくいくかも


そんな状態で引退試合に臨んだ


実力的には東京都でベスト32くらいだろうから
4回戦くらいまでは負けることがないだろう

トーナメントを見ると1回戦の相手は半年前に
圧勝した相手だった


今度はスタメンを決める番だ


10人まではすぐにスタメンを決めることが出来たが
残り1人で結構悩んだ

それは

俺をスタメンで使うか
そうでないかだ


フォワードのポジションは2つ

1つはうちのチームのエースが獲得している
もう一つは今までは俺だったのだが

監督を兼任している間に
もう一人の同期にどんどん実力が追い付いて来られて
今では俺とほぼ同じ実力を持っている奴がいる

「森田」だ

森田はもともと実力があったのに
練習をさぼる癖があり2年に入り
俺に完全に実力で抜かれていた

ところが2年の終わりごろから誰よりも努力をして
実力を上げてきたのだ

俺がスタメンを選ぶんだから
仮に俺自身を選んだとしても誰も文句を言わないだろう


しかし俺が俺を選んでしまったら
フォワードはもう競争が起きなくなり
試合も出れないから森田はやる気がなくなるだろう


森田だけでなく

頑張って努力しても試合には出れないと思われるとみんなのやる気も失う


みんなのやる気を引き出すことも考えて1回戦は
森田を起用することにした

正直1回戦では負けないだろうとの読みがあった
楽勝で勝てるはず


試合前日スタメンの発表をした


ジーコ監督が
ワールドカップの日本代表を発表する際に

「マキ!!!」と言った時と同じように


「モリタ!!!」と言うとみんなから
「ウオーーーーー」と言う声が上がったのだ

誰もが俺がスタメンだと思ったようだ


俺の狙いは当たったようでみんなのモチベーションが上がった
ような感じになった


まあ2回戦は俺が出て
3回戦は森田を出して
4回戦は俺が出て

そのあとは俺が出続けるみたいな作戦だったのだ




そして次の日

負けたところで引退

まだ4月だが進学校の俺たちの引退は早い

理論上勝ち続ければ夏まで引退の時期が延びる

まあつい最近全国大会にバンバンでる同じ東京都のチームとの
練習試合では圧倒的な実力差を見せつけられて
負けているから

東京で優勝などは無理なんだけど

そうそう

実力校と試合をすると同じ高校生なのかと思う
選手がいることがある

俺との実力の差は半端ない位の差で
このような人たちが全日本に選ばれるのだろうと思う

まずボールが奪えないのだ
シュートが早すぎて見えないのだ

以前「やまさん」のシュートがすごすぎて驚いていたが
あんなの比ではない

もっともっとすごい奴がこの世の中にはたくさんいる

高校2年生までは将来の夢はサッカー選手と思っていたが
今では俺レベルではサッカー選手なんて到底無理だと思っている。

大学に進学したらサッカーはもうしないつもりだ
サッカー部には入らない


とは言うものの正直今まで人生でこれほどまでに苦しんで
努力したことは一度もない

当然どこかで負けるだろうけど出来ればずっと引退はしたくない


最低でも4つは勝つぞ


そう思って試合に挑んだのだ



1回戦の相手は半年前に6-0で圧勝した高校だ

それから選手の入れ替わりもあまりなく実力もそれほど変わっていないため
楽勝かと思った。


しかし当日は雨だった


試合が開始してこう着状態が続いた

ぬかるんだグランドのせいでうちの特徴がほとんど出し切れていない状態だ


それにいつも以上に疲れが出るようで
チーム一番の体力の持ち主

うちのダイナモが後半の最初で足をつるアクシデント


みんなもいつも以上に疲れが見えてきた

仕方ないので1枚目の交代カードを切った


体力のある選手を交代で入れたのだ

しかし試合の主導権は握れない


やばい時間が短くなってきた

そろそろ俺も交代で入った方が良いかも


でも今日は楽勝と思っていたこともあって
試合に出るとは思っていなかった俺は
試合に挑む用意が出来ていなかった


しかも試合前のアップもそれほどしていない

心も体も完全に準備不足


それに雨だ

俺は正直雨の中で試合をすることが嫌いだ


4月とはいえまだ肌寒い

みんなの体力は限界に見えた

そこで2人目の交代選手を入れた

それでも試合は膠着状態


まずいこのままではPKだ

そろそろ俺が出た方が

いや試合に出ると思っていなかったので準備が
雨も嫌だ


でももしこのままPKになって負けてしまったら
引退試合に出れずにそのまま引退になってしまう


やっぱりこんな雨のことを想定してもっと体力強化の練習を
みんなに嫌がられても増やせばよかった

どうしよう

どうしよう

どうしよう???

そうこうしている間に試合終了の笛がなってしまった

まずいこのまま負けたら

でも勝てば良いわけだから




しかしPK戦では負けてしまった

まさか1回戦で負けてしまうとは

相手にとっては大金星だ

勝てると思っていなかった相手に勝利したのだ


頭の中で苦しかった練習や
キャプテンの仕事が走馬灯のようによみがえった

2試合こなして10キロ以上全速力でダッシュしたこと
ロードスターのエンジン音
サッカーのしすぎで彼女にフラれたこと(遊びすぎでフラれた説もあり)


すると自然に涙が出てきた


悔しかった


一気に

あの時にもっと厳しい練習をみんなにさせておけば良かった
そもそも中学の時にもまじめにサッカーの練習を続けておけばよかった

中学の時からキャプテンの仕事を意識しておけばよかった
少なくても高校1年生の時にはキャプテンをする可能性があったのだから
その準備をしておけばよかった

森田でなく俺が試合に出れば良かった

雨でも俺が出れば良かった


ああしてたら良かった
こうしてたら良かった

後悔ばかりだ

涙が止まらない


まさかこんなにも早い段階で引退になって
今まで毎日サッカーをしていたのが明日からなくなるなんて


涙が止まらない時に改めて必死になって2年間やってきたんだと
ふと実感した


そしてもっともっと色々なことが出来たはず



引退したことをなかなか消化出来ずにいた
まだ4月なのに


家に帰っても思い出したら悔しさから涙がこみ上げてくるから
もう考えないようにしても寝れなかった



次の日、授業が終わりいつもならば着替えてグランドに行くのだが
もう今日からジャージに着替えてグランドに行けないことがなんかさびしかった


制服のままグランドに行き
後輩を集合させた

キャプテンの最後の仕事があるからだ


代替わりだ


次のキャプテンは決まっている

そのキャプテンに代を譲り
みんなに一言を言って俺のキャプテンの仕事はおしまいだ



何を言ったかは覚えていない

ただ後悔しないようにダッシュだけは続けろよみたいなことを
言ったような気がする



そして俺はグランドをさり


今度は受験と言う勝負にこれから9ヶ月間で挑むことになる


続く

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小さいことでも決断をし続けることは結構難しいものです。

上司や社長に指示をされて動いている人と
自分で考えて自分で決断をして行動をしている人とでは
大きな違いが出てきます。


正しいか正しくないかは別として
決断をしていく人はやっぱり会社でも上のポストに
ついていくものです。

決断するポジションにつくと
外野はあれやこれやと言ってきますが

それも含めて自分で決断をして責任が持てるかどうかが
問題なのです。


仕事においても自分だけの決断ではなく
自分の後輩や部下などに対して決断していく癖をつけていかなければ
いつまでたってもずっと指示される人となるのです。


社労士として働いていると経営者からこんな相談を受けます。

「決断して責任を取る従業員が誰もいない」
とか

「基本的に指示待ちで新しいことにチャレンジする気持ちがない」
とか

「言われたことはするがそれ以外のことはやらない」

とか

ではどうすればみんなが出来るようになるのかと言うと
小さいことでもいいので自分で考えて自分で行動を
させることなのです。


自分で考えて自分で行動する従業員が増えるためには
諦めないことが肝心です。

面倒なのですが・・・・


良かったら感想ください
info@style-neo.jp


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【先週のバカウケ】 

「好きな女の子に告白してフラれて後悔するのと
 告白できずに後悔するのとどっちがいい?」


「仕事で新しいことにチャレンジして失敗し後悔するのと
 新しいことにチャレンジしなかったことを20年後後悔するのと
 どっちがいい??」


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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一
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