『
総務の森』コラムをご覧のみなさま
こんにちは!
合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。
プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
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http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/
本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第102号(2011年9
月20日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。
<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>
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(前略)
今回は、「なぜだかわからず『たまたま』うまく機能する質問、つ
まり、リスクの大きな、当たり外れの大きな質問を繰り返すのでは
なくて、ヒトの
認知のメカニズムについて一旦体系的に理解するこ
とで、『高確率』で機能する質問、洞察力に富んだヒット率の高い
質問を発することができるようになる学習で『質問力』を高めまし
ょう!」という話をお伝えできればと思います。
■決まり切った質問しか発しない「刑事コロンボ」なら
面白くなかった
みなさんは、「刑事コロンボ」(単発映画として1968年と1971年に
2作品、旧シリーズとして1971~1978年、新シリーズとして1989~
2003年に制作された米国ドラマ、日本では1972年からNHKで放送開
始)をご存知でしょうか?
「刑事コロンボ」は、
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・初めに犯人がわかった上で物語が展開され、その動機や犯行手口
を暴いていくため、犯人側の緊張や焦りといった心理も味わうこ
とができるという、当時としては斬新な倒叙法を
採用
・コロンボのキャラクター設定:「君は優れた知性を持つがそれを
隠している。道化のようなフリをしている。何故か。その外見の
せいだ。外見のせいで、押しも効かないし尊敬もされない。
が、君はその弱点を逆に武器とする。君は不意打ちをかける。見
くびっていた連中は、そこで見事につまずく。」(…第1話「殺
人処方箋」(Prescription:Murder)の犯人であるレイ・フレミ
ング医師の言葉より)
・見落としがちな小さな矛盾から生じる疑問点を基に、(特に旧シ
リーズでは)暴力や性的描写なしで犯人との心理戦を中心に展開
される、執拗なまでの捜査のプロセスを楽しむことができる
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などといった魅力で、日本でも多くのファンを獲得していましたが、
主演のピーター・フォークさんが今年の6月23日に逝去されたこと
を踏まえ、ピーター・フォークさんの誕生日である9月16日から、
AXNミステリーで、「刑事コロンボよ、永遠に ピーター・フォ
ーク追悼特集」が50時間連続で放送されていました。
(中略)
シャーロック・ホームズの場合には「観察力」や「推理力」に魅力
を感じることも多いですが、コロンボの場合には、「あ~、もう1
つだけ…」といったフレーズを繰り返して「質問」を発する姿が印
象に残っている方も多いのではないでしょうか。
私の場合には、「質問」あるいは「質問力」に関して興味を持ち始
めたであろう、一番古い記憶がこの「刑事コロンボ」との出会いだ
ったような氣がしています。
質問力に関する書籍やセミナーは、近年、いろいろな方がいろいろ
な定義・切り口で情報発信をされ、次々に現れては消えていってい
ます。
その背景には、「営業のこういった場面ではこういう質問をしろ」
「部下育成では、こういう質問フレーズが大事」などと、「特定場
面において特定の質問フレーズを投げかけることばかり奨励」する
ために、「質問がわざとらしい」「質問がぎこちない」「口先だけ
で信用できない」…といった印象を与え、「効果的ではない」ある
いは「実用的ではない」と感じる人を量産していることも一因とな
っているのではないかと考えています。
ちょっと想像してみてください。「特定場面において、特定の質問
フレーズを投げかけることばかり繰り返す、機械的なコロンボ」を!
そういった仕事のやり方で、高いパフォーマンスを発揮できるでし
ょうか?
今回、「質問力」を提供コンテンツ・サービスの礎とする弊社では、
現れては消えていく質問力と「前提からして違う!」という想いを
募らせてきている私が、「ピーター・フォーク追悼」編といった趣
で、弊社の考える「質問力」について、「型」(かた)を「形」
(かたち)という表現を用いて持論を展開してみようと思います。
■「型」(かた)を「形」(かたち)に変える
さて、「型」を「形」に変えるとはどういうことでしょうか?
例えば、初対面の人と挨拶をする場面を取り上げましょう。特にビ
ジネスの場面では、お辞儀をする、名刺を交換するなどといった行
動も含まれることが多いかと思います。
お辞儀では、腰をかがめて頭を下げるという「型」を通して、相手
に敬意を伝えています。
すなわち、相手に敬意が伝わってはじめて、お辞儀が「形」となる
のであって、能面のような無表情で、腰をかがめて頭を下げるとい
う所作を機械的に行っても「型」に過ぎないばかりか、時には、相
手に否定的な印象を与えてしまいかねません。
また、外国人と名刺交換する際に、こちらが両手で丁重に名刺を差
し出しても、外国人が名刺を片手の指で無造作に受け取り、しばら
くするとそのままポケットにしまうという場面に出くわしたことの
ある方も多いのではないでしょうか。
外国人からすると、名刺というのは一片の紙であり、紙に書かれた
情報は貴重なものかもしれないけれど、両手で持たなければいけな
いほど重いものでもないですし、道端で配っているポケットテイッ
シュを受け取るのと大差ないと考える方がいるわけです。
そして、相手の名前などが書かれた紙にも敬意を払う姿勢を、名刺
を両手で持つことで表現しようとする日本人の中には、こうした外
国人の対応に感覚の違いを覚える方も少なくないようです。
もう少し、コミュニケーションにおける「型」と「形」について考
えを進めてみましょう。
「お辞儀」や「名刺交換」の例でみたように、「型」だけであれば、
無味乾燥な公式に過ぎませんが、私たちは、「型」を「形」とする
過程で自分自身の在り方・相手や場に対する態度・自分ならではの
能力や意欲といったオリジナリティあるスタイルを加味しています。
「お辞儀」や「名刺交換」を通して、日本人が行っているのは、
「意味が込められた振る舞い」「意味が付与された所作」
(semantically loaded behavior)です。
これらを、「型」の交換として行ってしまうと相手との関係や場の
雰囲氣を悪くしてしまうこともあるため、コミュニケーションの本
来の目的が達せられるよう「形」の交換を行うことが望ましいとさ
れています。
では、「型」と「形」の話は、「質問力」とどう絡んでくるのでし
ょうか?
■質問力の「前提」と「システム思考」
弊社では、「エグゼクティブ・コーチング(リーダーシップ開発コ
ーチング)」や「人財育成コンサルティング」、「学習や問題解決
の場の
ファシリテーション」も提供しており、さまざまな「問題解
決」のお手伝いをさせていただくことがあります。
そういった場でよく話すことの1つに、「問題構造(構成要素、要
素どうしの関係、要素を取り巻く環境など)を正確に把握しましょ
う!システム思考で考えましょう!」というのがあります。
これを「質問力」の話に適用すると、次のような話になります。
巷によくある「質問力」の背景には、
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・コミュニケーションとは、『言葉』のやり取りである
------------------------------------------------------------
といった前提があり、「特定の状況下で、特定の経験と勘を持った
人だからこそ成功できた事例、質問のフレーズ」を収集して記憶す
るというアプローチが奨励され、結果として、その内容を上手に活
用できる人とできない人が発生しています。
なぜだかわからず「たまたま」うまく機能することがある質問、つ
まり、当たり外れの大きな質問をしている人は何をしているかとい
うと、「情報発信者の都合」ばかり考えた質問フレーズ集の暗記に
努めているのです。
「システム思考」という切り口から見れば、コミュニケーションの
場を構成する1つの要素(=情報発信者(の都合))についてしか
考えていないアプローチだと言えるでしょう。
一方、弊社では、質問力に関して、
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・質問力 = 真実あるいは解決策を探求する能力
・フレームワーク質問力(R)…
合同会社5W1Hの登録
商標
=相手のフレーム(理解・判断・分析などの基準となっている体
系・枠組み;ものの見方;解釈の切り口;暗黙の前提条件など)
を探求し、フレームのズレを調整しつつ、真実あるいは解決策
を探求する能力
------------------------------------------------------------
という定義を用いています。
そして、「フレームワーク質問力」の背景にあるのは、
------------------------------------------------------------
・コミュニケーションとは、『意味』のやり取りである
・意味は、『フレーズとフレーム』あるいは 『コンテンツとコン
テクスト』の相互作用によって生じる
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という前提であり、「どうやったら、適切な質問が思いつくように
なるのか?」「何を、なぜ、どうやって、どこまで尋ねればいいの
か?」といった学習者の疑問に答える指針を盛り込んだ構成となっ
ています。
これを「システム思考」という切り口から見れば、コミュニケーシ
ョンの場を構成する「要素」(情報発信者と情報受信者)のみなら
ず、「要素間の関係」(感情を持つ生身の人間としての、情報発信
者と情報受信者の関係性)や「要素を取り巻く環境」(「これは、
営業/説得/交渉/意思決定の場である」などと、コミュニケーシ
ョンの目的を共有した人物が集まる場づくり)について配慮したア
プローチであることがご理解いただけるのではないでしょうか。
このように見てくると、前述の「型」と「形」の話が、下記のよう
な形式で関係づけられるのではないかと考えています。
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●よくある「質問力」:
→ 「特定の状況下で、特定の経験と勘を持った人だからこそ成
功できた事例、質問のフレーズ」(コンテンツ)を収集して記
憶するという、「『型』を意識したアプローチ」
→ なぜだかわからず「たまたま」うまく機能することがある質
問、つまり、当たり外れの大きな質問を発する人物を生み出す
→ 記憶したフレーズを機械的に繰り返し、相手に「わざとらし
い/ぎこちない」といった印象を与える質問者を生み出す
→ やみくもに質問力の実践経験を積んでも、「変なクセを身に
つけてしまって氣づかない」「何がどういった理由でまずいの
かわからず、どう直せばいいのか手掛かりがない」という状況
に陥りがち
●弊社の「質問力」:
→ 「システム思考」および「ヒトの
認知のメカニズム」の体系
的理解に基づき、「相手のモノの見方、人間関係や場」(コン
テクスト)にも配慮した、「『形』を意識したアプローチ」
→ 「洞察力」に富み「ヒット率の高い」質問を発することがで
きるようになる
→ 自分のコミュニケーションを振り返る際のガイドラインとし
て、「ヒトの
認知のメカニズム」や「質問フレーズの選び方」
などといった原理原則について学んでいるので、「コミュニケ
ーションの実体験を学習の機会として効果的に活用」していく
ことができる…体験を積み上げていく際の基礎となる体系があ
る
------------------------------------------------------------
いかがでしょうか?
今回のニューズレターのタイトルに書いた「『たまたま』を『高確
率』に変えるため、『型』を『形』に変える」という表現について、
少しイメージを共有していただけたでしょうか。
さて今回は、
・決まり切った質問しか発しない「刑事コロンボ」なら面白くなか
った
・「型」(かた)を「形」(かたち)に変える
・質問力の「前提」と「システム思考」
といった話を通して、「なぜだかわからず『たまたま』うまく機能
する質問、つまり、リスクの大きな、当たり外れの大きな質問を繰
り返すのではなくて、ヒトの
認知のメカニズムについて一旦体系的
に理解することで、『高確率』で機能する質問、洞察力に富んだヒ
ット率の高い質問を発することができるようになる学習で『質問力』
を高めましょう!」という話をご紹介しました。
(後略)
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冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。
●ニューズレター第102号
「たまたま」を「高確率」に変えるため、「型」を「形」に変える
→
http://5w1h.hatenablog.jp/entry/102(ブログ版)
→
http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no102.pdf(PDF版)
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出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
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以上、何か少しでも、『
総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。
お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!
高野潤一郎@
合同会社5W1H
P.S.1
●5月10日(土)~11日(日)
「フレームワーク質問力(総論)」セミナー
http://www.5w1h.co.jp/pl/saimf.html
●
合同会社5W1H流「コーチング学習プログラム」
http://www.5w1h.co.jp/pl/clp.html (分割払い可)
5月10日(土)~11日(日)の「フレームワーク質問力(総論)」
セミナーに参加されれば、第1・2日目の内容をカバーできます
ので、5月24日に実施する第3日目から「抜けなく、漏れなく」、
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P.S.2
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