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トップの三現主義がよい社風を作る!

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     シリーズ「よい社風の確立で仕事のできる人の集団を作る!」


   <第425回>[(第2話)「トップの三現主義がよい社風を作る!」]

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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の
必要性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「よい社風
の確立で仕事のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析
した良質の記事を紹介していきます。きっとお役に立てると思います。中小
企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいただき
たいと思います。

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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】三現主義とは
【3】トップが現場に無関心だから不祥事が起る!
【4】トップの現場巡回で緊張感のある社風ができる!
【5】編集後記

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「現場大好き人間」の代表格は本田技研工業(ホンダ)の創業者、本田宗一
郎翁だったのではないかと思う。翁は現場が大好きで、エンジンの開発に没
頭した。信頼できる参謀各の藤沢武夫氏がお金の心配などしなくてもよいよ
うにキッチリ台所を守ってくれたことが大きいと思われる。

「それは無理です。出来ません」などと社員が言おうものなら自らやってみ
せ、「バカヤロー、やれば出来るじゃないか」と怒鳴りつけたそうだ。現場
には緊張が走る。理論だけで「できません」と言うことはご法度となった。
これがホンダの社風の原点になっている。

いつも経営トップが現場にいて自らも働く。町工場の時代からの光景だ。ト
ップと社員のコミュニケーションは活発にならざるを得ない。社員がトップ
と日々コミュニケーションできる会社は珍しい。社員との距離が近いから働
きがいを感じるわけだ。



【1】心に刻んでおきたい言葉

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働きがいがあると多くの従業員が感じる理由のひとつはコミュニケーション
ではないでしょうか。

    ジョナサン・キンドレッド

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【2】三現主義とは

「三現主義」というキーワードは元々品質管理で使うことが多かった。不良
が発生したら真の原因を突き止めて正しい再発防止を図らなければならない。

そのためには不良の「現品」を直ぐに調べることが出発点だ。良品と不良品
を見比べてどこがどう違うか比較すればいい。

次に直ぐに「現場」に行くことだ。どのようにして製造されているのかをつ
ぶさに調べるのだ。この段階で真の原因にたどり着けることは多いが、もう
ひとつ大切なことは製造現場や関係する部門の管理状態も含めて全ての直ぐ
に「現状」をしっかり分析・把握することだ。これが「三直三現主義」と言
うことになる。

不良の原因には「直接原因」と引き金になった「動機的原因」の二つがある。
多くの場合、「直接原因」だけ調べて「直接原因」に対する対策だけを実施
する。これでは片手落ちでいずれ再発してしまう。

経営トップは不良や問題が発生したときだけでなく、定期的に現場を巡回し
て現場の人たちと対話することはきわめて重要だ。トップが担当者に「なぜ
こうしているのか」と質問すれば担当者は正直に理由を答えてくれるだろう。
ごく自然に現場に強くなれるわけだ。

役員や管理職の報告がでたらめだったり、ウソだったりすることはよくある。
「君の目は節穴か」と叱ることも出来よう。

いつトップが巡回してくるか分からない。緊張感が集中力を持続させてくれ
る。不良は目に見えて激減するわけだ。しかも社員は仕事振りを見てくれて
いる、理解してもらえたと思えばモチベーションも高まるわけだ。



【3】トップが現場に無関心だから不祥事が起る!

現場の様子、実態を全く知らない経営トップが不祥事のお詫び記者会見に駆
り出される。担当役員や管理職から事情聴取したネタや文書を基に「このた
びは多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしまして・・・」と切り出す。そ
して「誤表示でした」と苦しい答弁をするしかないのだ。

昨年、世間を騒がせた百貨店や有名ホテルのレストランでの食材偽装だ。

自分の会社のレスランの現場など見たこともない。メニュー表と実際の食材
が一致しているかどうかなど知る由もない。現場に無関心だから、いわば
「裸の王様」だ。このような会社では不祥事が起りやすい。なぜなら現場に
は緊張感などないからだ。

悔しいが、責任をとって辞任に追い込まれる。正に青天の霹靂と地団太を踏
む。



【4】トップの現場巡回で緊張感のある社風ができる!

スズキの鈴木修会長は「老いて益々盛ん」だ。鈴木会長の現場巡視は大勢の
幹部が付き添う。疲れたとき腰を下ろす椅子を持って付き添う者が必ずいる。
だが椅子に腰を下ろした姿をテレビで見たことはない。

「こんなことをやってたらコストなど下がるわけがないだろ」とだみ声で叱
責が飛ぶ。生産現場だけではない。開発設計の現場に行き「新機種は重量を
3キロ軽くしろ」と命令する。社員が驚いて目を白黒させると「仮に3千点
の部品で構成されているなら、1グラムずつ軽くすればあっという間に3キ
ロ軽くなるじゃないか」とまくし立てられる。

返す言葉もない。開発設計者はその気にさせられてしまう。そして緊張感を
持って真剣に取り組むから実現できてしまう。スズキの社風はこうして確立
されたと言っても過言ではない。



【5】編集後記

スズキの鈴木会長は「ウチは町工場」と言う言葉を好んで使う。大企業の組
織病になってはいけないと戒めをこめているのだろう。

かつてはどんな大企業も中小零細から出発している。だが大企業になれば組
織が肥大化し、「小回り」も「機動性」も失われる。こうして落ち目になり、
やがて消滅した企業は多い。

経営トップは「現場大好き人間」になることがよい社風確立の早道と覚えて
おくとよい。

=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=

コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp


次回に続く。

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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
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