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シリーズ「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」
<第441回>[(第1話)「第二創業に失敗する企業と成功する企業!」]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】第二創業に失敗したレコード針のナガオカ!
【3】第二創業に成功したグンゼ!
【4】用途開発と必死の営業展開!
【5】編集後記
===========================
読者の皆様は「第二創業」と言うキーワードをきっとご存知のことと思う。実際に
「第二創業」のプロジェクトに関わった方もおいでのことでしょう。
今回から「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」と言うテーマでい
ろいろな事例を紹介していきたいと思う。
初回は「第二創業に失敗する企業、成功する企業!」と題して論を進めることにする。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
大切なのは変える勇気と変えない勇気。
徳岡邦夫
***********************************************************************
【2】第二創業に失敗したレコード針のナガオカ!
今でもオーディオマニアなら真空管式のアンプでレコードを聴く人は多いだろう。レコ
ードプレーヤーはナガオカ製のダイヤ針だ。旧ナガオカの社員と思われる人たちが針を
製作していると聞いたことがある。
ナガオカは元々は時計などの部品メーカーだったが、戦後サファイア針の開発に成功す
る。かつては一曲ごとにレコード針を交換していた。サフィア針の登場でかなりの期間、
針を交換せずに音楽を楽しめる。サファイア針は一般の人は手に入らず、主にGHQ
(進駐軍)に納入していたようだ。
その後、より耐久性があって音質がいいとされるダイヤ針の開発にも成功し、オーディ
オメーカーと共に二人三脚で繁盛した。
しかし、レコードがカセットテープに変わり、さらにCDに取って代わられ、針は不要
になった。ナガオカはあわてて「第二創業」を目指した。CDのクリーニング用スプレ
ーやクロスなどを手掛けたがレコード針の売上の落ち込みをカバーできなかった。
「第二創業」を怠ったり、遅れを取ると廃業や倒産に追い込まれるのである。レコード
針で未来永劫食べていけると考えていたのかもしれない。あるいは幹部に「変える勇
気」がなかったのかも知れない。今の事業で後何年食べていけるかを真剣に考える必要
があったのだ。
【3】第二創業に成功したグンゼ!
「グンゼ」と言う会社は何をやっている会社だと思うか質問してみたい。多くの方は男
性用、それも年配男性の下着を作っている会社と答えるのではなかろうか。だが、今下
着の売上は全体の30%ほどしかない。
例えばスーパーで見かける透明な袋の多くはグンゼ製である。真空パックしてあるもや
しの透明な袋は水滴を弾く加工が施されているのだと言う。だから曇らず透明で中身の
商品の新鮮さが見えるのだ。
例えば、熱で収縮するフィルムも開発した。さまざまな形状のペットボトルに印刷した
フィルムが巻かれているがほとんどがグンゼ製だと言う。ほかにも手術のとき使う医療
用素材も開発し、医療の現場に導入され始めた。
もしグンゼが「第二創業」に取り組まなければとっくにジリ貧になっていたはずだ。
【4】用途開発と必死の営業展開!
熱で収縮するフィルムを開発したが用途開発と営業展開が最大の壁だった。当時蟹工船
が水揚げした蟹は手作業で足を縛ったり、輪ゴムをかけていた。これが大変な作業であ
るばかりでなく、不注意で蟹の足が折れれば売り物にならなくなる。
そのことを知ったグンゼの“営業の猛者(もさ)”は船会社と交渉し、船の上で熱収縮
フィルムで蟹を固定する案を提案し、設備ごと船に乗り込んだ。これはいいと評判を呼
んだ。
ペットボトル入りの飲料が普及してきたことに目をつけ、飲料メーカーに売り込んだ。
品名や成分、あるいは効能などを印刷したフィルムをかぶせて温風の中を通過させれば
表示作業はオートメーションで完了する。
グンゼには繊維会社の時代から学校を作り、女子社員を教育してきた歴史がある。グン
ゼでは「女工」とは言わずに「工女」と呼んでいた。ひっくり返しただけの表現だが
「女工」は仕事の奴隷。だが、「工女」には教育を受けて誇り高き女性社員として未来
があった。息子の嫁にするならグンゼの「工女」と言われたほどだ。
グンゼでは毎日日替わりの社是を唱和してから仕事に入る。お客様が見えれば全員が立
ち上がって大きな声で挨拶をしてくれる。人財が育つ環境ができているのだ。
特に「第二創業」では仕事のできる人の集団化が必須の条件になる。
【5】編集後記
変化対応力は企業のサバイバルにとって極めて大切だ。「第二創業」に失敗した企業は
廃業か倒産が待っている。
しかし「第二創業」に成功した企業には未来が待っているのだ。「第二創業」は経営者
の力だけでは成功しない。仕事の出来る人の集団作りに普段から取り組んでおかなけれ
ばならないのである。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
第二創業に挑戦したい企業様からのご連絡をお待ちしています。
<今回は、テレビ東京のカンブリア宮殿も参考にさせていただいた>
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/
(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
http://www.ss-net.com
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ブログにも興味深い記事を掲載しています。こちらをクリック!
⇒
http://blog.livedoor.jp/shimo1873/
⇒
http://blog.goo.ne.jp/saiaiconsul/
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】第二創業に失敗したレコード針のナガオカ!
【3】第二創業に成功したグンゼ!
【4】用途開発と必死の営業展開!
【5】編集後記
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読者の皆様は「第二創業」と言うキーワードをきっとご存知のことと思う。実際に
「第二創業」のプロジェクトに関わった方もおいでのことでしょう。
今回から「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」と言うテーマでい
ろいろな事例を紹介していきたいと思う。
初回は「第二創業に失敗する企業、成功する企業!」と題して論を進めることにする。
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【2】第二創業に失敗したレコード針のナガオカ!
今でもオーディオマニアなら真空管式のアンプでレコードを聴く人は多いだろう。レコ
ードプレーヤーはナガオカ製のダイヤ針だ。旧ナガオカの社員と思われる人たちが針を
製作していると聞いたことがある。
ナガオカは元々は時計などの部品メーカーだったが、戦後サファイア針の開発に成功す
る。かつては一曲ごとにレコード針を交換していた。サフィア針の登場でかなりの期間、
針を交換せずに音楽を楽しめる。サファイア針は一般の人は手に入らず、主にGHQ
(進駐軍)に納入していたようだ。
その後、より耐久性があって音質がいいとされるダイヤ針の開発にも成功し、オーディ
オメーカーと共に二人三脚で繁盛した。
しかし、レコードがカセットテープに変わり、さらにCDに取って代わられ、針は不要
になった。ナガオカはあわてて「第二創業」を目指した。CDのクリーニング用スプレ
ーやクロスなどを手掛けたがレコード針の売上の落ち込みをカバーできなかった。
「第二創業」を怠ったり、遅れを取ると廃業や倒産に追い込まれるのである。レコード
針で未来永劫食べていけると考えていたのかもしれない。あるいは幹部に「変える勇
気」がなかったのかも知れない。今の事業で後何年食べていけるかを真剣に考える必要
があったのだ。
【3】第二創業に成功したグンゼ!
「グンゼ」と言う会社は何をやっている会社だと思うか質問してみたい。多くの方は男
性用、それも年配男性の下着を作っている会社と答えるのではなかろうか。だが、今下
着の売上は全体の30%ほどしかない。
例えばスーパーで見かける透明な袋の多くはグンゼ製である。真空パックしてあるもや
しの透明な袋は水滴を弾く加工が施されているのだと言う。だから曇らず透明で中身の
商品の新鮮さが見えるのだ。
例えば、熱で収縮するフィルムも開発した。さまざまな形状のペットボトルに印刷した
フィルムが巻かれているがほとんどがグンゼ製だと言う。ほかにも手術のとき使う医療
用素材も開発し、医療の現場に導入され始めた。
もしグンゼが「第二創業」に取り組まなければとっくにジリ貧になっていたはずだ。
【4】用途開発と必死の営業展開!
熱で収縮するフィルムを開発したが用途開発と営業展開が最大の壁だった。当時蟹工船
が水揚げした蟹は手作業で足を縛ったり、輪ゴムをかけていた。これが大変な作業であ
るばかりでなく、不注意で蟹の足が折れれば売り物にならなくなる。
そのことを知ったグンゼの“営業の猛者(もさ)”は船会社と交渉し、船の上で熱収縮
フィルムで蟹を固定する案を提案し、設備ごと船に乗り込んだ。これはいいと評判を呼
んだ。
ペットボトル入りの飲料が普及してきたことに目をつけ、飲料メーカーに売り込んだ。
品名や成分、あるいは効能などを印刷したフィルムをかぶせて温風の中を通過させれば
表示作業はオートメーションで完了する。
グンゼには繊維会社の時代から学校を作り、女子社員を教育してきた歴史がある。グン
ゼでは「女工」とは言わずに「工女」と呼んでいた。ひっくり返しただけの表現だが
「女工」は仕事の奴隷。だが、「工女」には教育を受けて誇り高き女性社員として未来
があった。息子の嫁にするならグンゼの「工女」と言われたほどだ。
グンゼでは毎日日替わりの社是を唱和してから仕事に入る。お客様が見えれば全員が立
ち上がって大きな声で挨拶をしてくれる。人財が育つ環境ができているのだ。
特に「第二創業」では仕事のできる人の集団化が必須の条件になる。
【5】編集後記
変化対応力は企業のサバイバルにとって極めて大切だ。「第二創業」に失敗した企業は
廃業か倒産が待っている。
しかし「第二創業」に成功した企業には未来が待っているのだ。「第二創業」は経営者
の力だけでは成功しない。仕事の出来る人の集団作りに普段から取り組んでおかなけれ
ばならないのである。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
第二創業に挑戦したい企業様からのご連絡をお待ちしています。
<今回は、テレビ東京のカンブリア宮殿も参考にさせていただいた>
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