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シリーズ「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」
<第447回>[(第7話)「老婆の強烈な一言を第二創業のきっかけにした(株)日建!」]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】カンボジアでの老婆の強烈な一言!
【3】地雷除去機で社会貢献すると決めた!
【4】カンボジアだけでなくコロンビア政府からも感謝されて!
【5】編集後記
===========================
株式会社日建(旧:山梨日立建機
株式会社)は日立建機の建設機械を販売したりメン
テナンスを行っている子会社だ。
雨宮清社長は山梨県アルプス市の農家に生まれ、15歳のとき東京の建設機械の整備会
社に就職する。3年後に地元に戻り親に300坪の土地をもらって「狭東車輌工業所」を
興した。東京での3年間に独学で建設機械に関連する資格をほとんど取得した。
東京時代にプレスリーの「ブルーハワイ」と言う映画を見て感動し、ハワイの海に似
ているトンガやフィジーに行く夢を持った。
会社を興しておよそ20年後の1980年に海外進出を図り中古の建設機械を売りまくって
会社は右肩上がりに発展していった。トンガやフィジーに工場を設け、次にニュージ
ーランドに工場を設けてそこから建設機械の輸出を始めた。
1994年に建設機械を売るべくカンボジアに行った。20年に及ぶ内戦が終結し、復興に
向けて建設機械が必要になるだろうと考えたからだ。だが道行く人の多くが片足だっ
たり片腕だった。それも子供や女性が多かった。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
「あなたは日本人でしょ。私たちを助けて下さい」と片足の老婆に言われてカンボジ
アに建設機械を売り込む目的だけで来たことを恥じ入った。これが地雷除去機開発の
動機です。
雨宮 清
***********************************************************************
【2】カンボジアでの老婆の強烈な一言!
街で出会った老婆から強烈な一言が発せられた。「あなたは日本人でしょ。私たちを
助けて下さい」と。この言葉は雨宮社長の心にグサッと来た。日本人として何かお手
伝いできることがあるのではないかと考えた。
かつてイギリスのダイアナ元皇太子妃が地雷除去の国際貢献活動をやっていたことは
ご存知だろうか。カンボジアには今も400万個もの地雷が埋められている。5cmの深さ
に埋められていて5kgの重さが加われば爆発する。人を殺すと言うよりは負傷させる
兵器なのだ。
当時、手作業で地雷を除去していたが草木をノコギリやカマで刈り取り、金属探知機
で地雷のある場所を特定し、慎重に掘り起こす。1!)作業をするのに2時間も要するの
だ。
【3】地雷除去機で社会貢献すると決めた!
あの老婆の悲痛な声に応えなければならない。雨宮社長はシャベルカーを改良し地雷
除去機製作に取り組んだ。具体的にはロータリーカッターを取り付け高速で回転させ
る。地雷爆発時に強烈な衝撃と高温の爆風が発生し、ロータリーカッターの刃が破損
してしまう。硬さと柔らかさを併せ持った合金を開発するのに4年もの歳月を要した。
カンボジアにはこれまで30台近く納入した。最初の1台を納入してから10年の歳月が
過ぎた。当時地雷の埋まっていた原野は田んぼに様変わりしている。地雷除去機のお
陰で作業効率は60倍に向上した。当時、雨宮社長はフンセン首相から感謝の意を込め
て勲章まで授与された。
【4】カンボジアだけでなくコロンビア政府からも感謝されて!
地球上で約80の国と地域が地雷の問題を抱えている。ほとんどがロシア製の「PMN-2」
と言う地雷だ。
日建が製造した地雷除去機は世界7ケ国で約70台以上が稼働している。年々進化し、軽
量化も計られている。コロンビアも地雷で悩んでいる国の一つだ。サントス副大統領
から「アメミヤと言う偉大な人物に出会えて光栄だ」と感謝された。山梨の中小企業
の社長が正に「世界のアメミヤ」なのだ。
しかし地雷除去機事業は今もって赤字事業だ。なのに日建の業績は年々向上している。
地雷除去機を製造している会社として
認知され、名をはせていることが挙げられる。
しかもアフターメンテナンス体制が充実していて顧客満足度が高いから顧客がリピー
ターになってくれるのだ。
毎年若手社員も入社してくる。地雷除去機に携わりたいと応募してくる学生が多いの
だ。そう言う意味では地雷除去機は「健全な赤字事業」と言えるのではないか。
【5】編集後記
地雷除去機は執念の「貢献ビジネス」だ。片足の老婆の悲痛な声から拾い上げた「第
二創業」なのである。地雷除去機で社会貢献しようと言う目標が会社と個人を強くし
ている。これは真実だ。
誰かの強烈なメッセージから「第二創業」が実現できるなんて、何とすばらしいこと
だろう。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
第二創業に挑戦したい企業様からのご連絡をお待ちします。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
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3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
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人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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【2】カンボジアでの老婆の強烈な一言!
【3】地雷除去機で社会貢献すると決めた!
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株式会社日建(旧:山梨日立建機株式会社)は日立建機の建設機械を販売したりメン
テナンスを行っている子会社だ。
雨宮清社長は山梨県アルプス市の農家に生まれ、15歳のとき東京の建設機械の整備会
社に就職する。3年後に地元に戻り親に300坪の土地をもらって「狭東車輌工業所」を
興した。東京での3年間に独学で建設機械に関連する資格をほとんど取得した。
東京時代にプレスリーの「ブルーハワイ」と言う映画を見て感動し、ハワイの海に似
ているトンガやフィジーに行く夢を持った。
会社を興しておよそ20年後の1980年に海外進出を図り中古の建設機械を売りまくって
会社は右肩上がりに発展していった。トンガやフィジーに工場を設け、次にニュージ
ーランドに工場を設けてそこから建設機械の輸出を始めた。
1994年に建設機械を売るべくカンボジアに行った。20年に及ぶ内戦が終結し、復興に
向けて建設機械が必要になるだろうと考えたからだ。だが道行く人の多くが片足だっ
たり片腕だった。それも子供や女性が多かった。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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「あなたは日本人でしょ。私たちを助けて下さい」と片足の老婆に言われてカンボジ
アに建設機械を売り込む目的だけで来たことを恥じ入った。これが地雷除去機開発の
動機です。
雨宮 清
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【2】カンボジアでの老婆の強烈な一言!
街で出会った老婆から強烈な一言が発せられた。「あなたは日本人でしょ。私たちを
助けて下さい」と。この言葉は雨宮社長の心にグサッと来た。日本人として何かお手
伝いできることがあるのではないかと考えた。
かつてイギリスのダイアナ元皇太子妃が地雷除去の国際貢献活動をやっていたことは
ご存知だろうか。カンボジアには今も400万個もの地雷が埋められている。5cmの深さ
に埋められていて5kgの重さが加われば爆発する。人を殺すと言うよりは負傷させる
兵器なのだ。
当時、手作業で地雷を除去していたが草木をノコギリやカマで刈り取り、金属探知機
で地雷のある場所を特定し、慎重に掘り起こす。1!)作業をするのに2時間も要するの
だ。
【3】地雷除去機で社会貢献すると決めた!
あの老婆の悲痛な声に応えなければならない。雨宮社長はシャベルカーを改良し地雷
除去機製作に取り組んだ。具体的にはロータリーカッターを取り付け高速で回転させ
る。地雷爆発時に強烈な衝撃と高温の爆風が発生し、ロータリーカッターの刃が破損
してしまう。硬さと柔らかさを併せ持った合金を開発するのに4年もの歳月を要した。
カンボジアにはこれまで30台近く納入した。最初の1台を納入してから10年の歳月が
過ぎた。当時地雷の埋まっていた原野は田んぼに様変わりしている。地雷除去機のお
陰で作業効率は60倍に向上した。当時、雨宮社長はフンセン首相から感謝の意を込め
て勲章まで授与された。
【4】カンボジアだけでなくコロンビア政府からも感謝されて!
地球上で約80の国と地域が地雷の問題を抱えている。ほとんどがロシア製の「PMN-2」
と言う地雷だ。
日建が製造した地雷除去機は世界7ケ国で約70台以上が稼働している。年々進化し、軽
量化も計られている。コロンビアも地雷で悩んでいる国の一つだ。サントス副大統領
から「アメミヤと言う偉大な人物に出会えて光栄だ」と感謝された。山梨の中小企業
の社長が正に「世界のアメミヤ」なのだ。
しかし地雷除去機事業は今もって赤字事業だ。なのに日建の業績は年々向上している。
地雷除去機を製造している会社として認知され、名をはせていることが挙げられる。
しかもアフターメンテナンス体制が充実していて顧客満足度が高いから顧客がリピー
ターになってくれるのだ。
毎年若手社員も入社してくる。地雷除去機に携わりたいと応募してくる学生が多いの
だ。そう言う意味では地雷除去機は「健全な赤字事業」と言えるのではないか。
【5】編集後記
地雷除去機は執念の「貢献ビジネス」だ。片足の老婆の悲痛な声から拾い上げた「第
二創業」なのである。地雷除去機で社会貢献しようと言う目標が会社と個人を強くし
ている。これは真実だ。
誰かの強烈なメッセージから「第二創業」が実現できるなんて、何とすばらしいこと
だろう。
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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